去年、「地下鉄サリン１０年。」という記事で書いたように、わたしは危うく地下鉄サリンの被害者になるところだったということもあって、この件には浅からぬ関心を持っているわけなんだけど、この１１年という歳月は何だったんだという思いに、最近正直駆られる。結局、みんなオウムを餌に、自分の「青春論」を語っていただけなんじゃないかって！
オウム事件の後、さまざまな論客がさまざまな視点でいろんなことを語ってきたわ . . . 本文を読む
ここのところの東京は強風で、コンタクト派のわたしには辛い毎日なんだけど、目にホコリが入るのってイヤなものですよね。ところで、映画で「風が吹いてる」というのは、すなわち「何かが風ではためいている」って状態のことなんだけど、強風で目を瞬かせながら、ふと目の大きなモーリーン・オハラのエピソードを思い出した。
春風猛威 東京３３．４メートル記録 鉄道１５万人に影響 宮城でヨット転覆 (産経新聞) - g . . . 本文を読む
英国ロック史に残る二つのバンド、ロキシー・ミュージックとスミス。じつはどっちも大好きなわたしだけど、ロキシーの方が、ブライアン・イーノを加えたオリジナルメンバーでアルバムを製作している一方、スミスは五億円の再結成オファーを断ったんだとか！さて、どっちの態度が立派なんだろう？
ロキシー・ミュージック、オリジナル・メンバーで新作
ザ・スミス、５億円の再結成オファーを断る
ロキシーやブライアン・フェ . . . 本文を読む
マスコミ＆ブロガーたちの大合唱で非難されている、山口母子殺害事件の裁判で弁護士が欠席した問題。わたしも、最初はひどい話だなと思ったのだけど、問題の弁護士があの安田弁護士と聞いて、「ちょっと待てよ」って思った。安田弁護士といえば、突破者・宮崎学をして、「人権派の弁護士の中でも数少ないホンモノの男」といわせた人物だし、中坊公平がバックにいたとされる不当逮捕事件の被害者。これは検察がよくやるマスコミ操作 . . . 本文を読む
来月１、２日仕事休んだら怒られるかな～と思ったのは以下の記事！！
谷崎潤一郎が代表作「痴人の愛」を執筆した神戸市東灘区の旧邸が今夏、所有者の意向で取り壊されることになった。(中略）ＮＰＯ法人「谷崎文学友の会」（代表理事、たつみ都志・武庫川女子大教授）はこの旧邸を六月末まで同会の事務局として利用し、谷崎文学とのかかわりについて調査を進める。来月一、二日には一般にも公開するという。（産経新聞記事）
. . . 本文を読む
以前も記事を書いた、幻の三島由紀夫・自作自演映画「憂國」が４０年ぶりに上映されるそうだ。場所はキネカ大森で、ニュープリント上映だというから、かなり貴重。でもキネカ大森って長らく行ってないなあ…。
幻の三島作品「憂國」４０年ぶり上映 (スポーツニッポン) - goo ニュース
キネカ大森ＨＰ
以前、この映画の演出家・堂本正樹氏の回想録『回想 回転扉の三島由紀夫』という本を紹介したけれど、最近 . . . 本文を読む
劇作家・真山青果の長女で劇作家、演出家の真山美保さんが亡くなられたそうだ。（享年83歳）名前のイメージのせいでもうちょっと若い人なのかと勝手に思っていたんですが、83歳だったんですね…。今後、真山青果賞ってどうなるのかな？
真山青果に限らず、岡本綺堂などの新歌舞伎には常々批判的なわたしだけど、中村梅玉の演目になっていることだし、今後の真山青果の芝居の演出は誰が手がけるのか…。
真山青果（ウィキ . . . 本文を読む
試合結果を聞いて、非国民なわたしもウ～ンと唸った。まあ、勝負の世界だから仕方が無いってところだけど、いいたいことは二つだけ。
その１：たまたま、イチローがコメントしている映像を見たんだけど、ちょっと冷や冷やした。嫌いな選手ではないんだけど、誤解を招くようなことは言わない方がいいんじゃないかな…。映像で見るとかなり感じが悪かった。悔しいのはわかるけど、余計なことは言わない方がねぇ…。負けは負けなん . . . 本文を読む
先日記事にした雑誌『和樂』の仁左衛門特集。なかなか近所の本屋さんに入荷しないので、最近やっと手に入れたんですが、篠山紀信の写真が素晴らしいですね。１３００円はちょっと高いけど、買いです、これは！
個人的には、玉三郎と共演してる「勘平・お軽の道行き」の写真と、勘三郎と共演している「沼津」の十兵衛の写真なんか好きですね。
何だかんだで、仁左衛門みたいな美貌の役者の舞台姿っていうのが、歌舞伎の根源的 . . . 本文を読む
まだ映像を見てないんだけど、歌舞伎座で復帰会見があったそうですね。５月の初日の舞台なんか観たら、目頭が熱くなりそうだなあ～、去年一月の新橋演舞場「文七元結」みたいに。
正直なところ、「外郎売（ういろううり）」ってあんまり好きな演目ではないけれど、いきなり重い演目も大変だし、歌舞伎十八番のひとつだからいいところなのかな？
去年の「毛抜き」なんかは、いかにも團十郎らしい鷹揚な舞台で楽しかったけど、 . . . 本文を読む
あんまり脈絡のわからない賞だけど、芸術選奨新人賞おめでとう、菊之助！今月の富十郎と共演の「二人椀久」はいつ見に行けることやら…。それと、確か、昔、古今亭志ん生が女郎買いの噺、「お直し」で受けたのも文部科学大臣賞でしたよね。そういう意味では、落語好きの爆笑問題・太田光は、ちょっと嬉しいんじゃないかな？（もっとも、放送部門の受賞だけど。）
太田光は談志の『新釈落語咄』の文庫本の解説の文章がよくて、落 . . . 本文を読む
昨日の試合のことがあったから言う訳じゃないけど、韓国凄いですね！なんか見直しましたよ！今朝の朝鮮日報の過激な記事といい、この試合の結果といい。イチローも今後は、 「戦った相手が“向こう30年は日本に手は出せないな”という感じで勝ちたいと思う」なんて、妙なこといわないほうがいいんじゃないかな～。
韓国、米国破り連勝＝日本、15日にメキシコ戦－WBC
韓国はかなり本気で勝負に来ているというか、研究 . . . 本文を読む
昨日から話題持ちきりの「誤審問題」。米国メディアもこの件では冷ややかな反応だと、日本のメディアは伝えているけど、疑り深いわたしは念のために幾つかの海外メディアの記事を読んでみた。確かに、日本のスポーツ紙ほどではないけれど、冷ややかな記事にはなっている。でも、そのことより気になったのは王監督の通訳の問題。昨日の記事のコメントの中でわたしは王監督の発言を支持したのだけど、どうも彼の真意が通訳によって歪 . . . 本文を読む
