切られお富!

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幻の三島作品「憂國」40年ぶり上映!

2006-03-18 19:43:39 | アメリカの夜(映画日記)
以前も記事を書いた、幻の三島由紀夫・自作自演映画「憂國」が40年ぶりに上映されるそうだ。場所はキネカ大森で、ニュープリント上映だというから、かなり貴重。でもキネカ大森って長らく行ってないなあ…。

幻の三島作品「憂國」40年ぶり上映 (スポーツニッポン) - goo ニュース

キネカ大森HP

以前、この映画の演出家・堂本正樹氏の回想録『回想 回転扉の三島由紀夫』という本を紹介したけれど、最近になってようやくこの幻の映画の舞台裏がいろいろわかってきた。

今回の上映には、この作品のプロデューサーだった藤井浩明氏が尽力されているわけだけど、雑誌「en-taxi」の三島特集でも寄稿されてましたよね。増村保造や全盛期の市川崑の映画のプロデューサーでもある藤井さんのお話も是非聞きたいところ。

上映が楽しみになったきたあ~。

PS:全然関係ないけれど、4月の歌舞伎座「六世中村歌右衛門五年祭」の前に、歌右衛門をモデルにした短編小説「女形」を読み返したくなってきた。因みに新潮文庫の『花ざかりの森・憂国―自選短編集』に収録されています。興味のある方はどうぞ!!

<わたしの過去の関連記事>
三島由紀夫の映画「憂國」のフィルム発見
『回想 回転扉の三島由紀夫』 堂本正樹 著

花ざかりの森・憂国―自選短編集

新潮社

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