＜一年前の記事＞祝！嶋大夫の人間国宝

先日、歌舞伎役者中村東蔵の人間国宝認定の記事を書いたけど、一年前は大好きだった文楽大夫の豊竹嶋大夫が人間国宝に認定され、狂喜したわたしでした。でも、認定一年後にはもう舞台を観ることができないなんて！やはり、認定が遅いのは罪ですよ！

六世中村歌右衛門なんか戦後では究極の例でしょうけど、若くして人間国宝になったひとって、一般メディアの取り上げ方が一段上がるから、いろんな記録が残るでしょ、映像であれ、音源であれ、書籍であれ。文楽だと、初代吉田玉男、吉田蓑助、竹本住大夫といった方々。

そういう点では、もうちょっと早ければと、嶋大夫のケースは残念に思われます。これほどの人なのに、CDとかないんですから。通販でもいいから、弟子筋あたりが編纂して出してもらえないかと思いますよ。あと、芸談とかね。

賛否両論だった杉本文楽「曽根崎心中」も、演出は…ながら、嶋大夫の語りが！というのがわたしの感想でしたしね～。

ということで、忘れちゃいけない人だと思い、一年前の記事を出しました！とにかく、あの美声が記憶の中だけにとどまるのは、文楽ファンとしてもつらいところでしょう！ね！！

・本日、二月文楽公演（第二部＆第三部）、観てきました！
・本日、二月文楽公演・第一部を観てきました。

祝！　嶋大夫の人間国宝

このブログでは、「なぜ人間国宝にならないのか不思議」といい続けた嶋大夫。とにかく、大好きな大夫なので、ちょっとホッとしましたよ。今月は休演しているそうですが、どうかご自愛くださいませ。記...

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