最近やけに短気で、「大丈夫か?」と思わずにはいられない田原総一郎が、雑誌を創刊した。名付けて「オフレコ!」。おまけに、巻頭を飾るのは今何かと話題のナベツネ。しかし、読んでみたら、ちょとだけナベツネを見直してしまった・・・。
巻頭インタビューでは、「妻の介護」、「靖国問題」、「巨人」の三つの話題に答えているのだけど、期待はずれの「巨人」の話題や、意外な一面だというだけの「妻の介護」の話以上にインパクトがあったのは、「靖国問題」。わたしはナベツネが「靖国参拝」反対論者だとは知らなかった。確かに、彼について書かれた本、『メディアと権力』のなかでは、彼の軍隊嫌いや戦時中のやんちゃ坊主ぶりがでてきて、滅茶苦茶読後感の悪いこの本の唯一痛快に読める箇所になっているのだけど、まさか「(靖国参拝)反対どころか、僕は拝みもしないし、賽銭もあげない」なんていう発言が飛び出すとは、正直驚いた。
ナベツネは軍隊の残酷な実態を実体験から語り、「本当のA級戦犯は誰だったのかを検証する」と最後に発言しているのだけど、これには大賛成。ナベツネもたまにはいいこと言うじゃないですか!
わたしは前々から、「天皇の戦争責任」論争にはあまり興味がなくて、有罪にせよ無罪にせよ結局は同じことで、具体的な人間の問題をどこか遠くに持って行かれてしまうような気がしていた。もう個別具体的な人間の責任を厳しく検証すべきときでしょう。元某首相の孫の登場でみんな黙ってしまうんじゃなくて。
というわけで、この件だけ、ナベツネがんばれ!
巻頭インタビューでは、「妻の介護」、「靖国問題」、「巨人」の三つの話題に答えているのだけど、期待はずれの「巨人」の話題や、意外な一面だというだけの「妻の介護」の話以上にインパクトがあったのは、「靖国問題」。わたしはナベツネが「靖国参拝」反対論者だとは知らなかった。確かに、彼について書かれた本、『メディアと権力』のなかでは、彼の軍隊嫌いや戦時中のやんちゃ坊主ぶりがでてきて、滅茶苦茶読後感の悪いこの本の唯一痛快に読める箇所になっているのだけど、まさか「(靖国参拝)反対どころか、僕は拝みもしないし、賽銭もあげない」なんていう発言が飛び出すとは、正直驚いた。
ナベツネは軍隊の残酷な実態を実体験から語り、「本当のA級戦犯は誰だったのかを検証する」と最後に発言しているのだけど、これには大賛成。ナベツネもたまにはいいこと言うじゃないですか!
わたしは前々から、「天皇の戦争責任」論争にはあまり興味がなくて、有罪にせよ無罪にせよ結局は同じことで、具体的な人間の問題をどこか遠くに持って行かれてしまうような気がしていた。もう個別具体的な人間の責任を厳しく検証すべきときでしょう。元某首相の孫の登場でみんな黙ってしまうんじゃなくて。
というわけで、この件だけ、ナベツネがんばれ!
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あの「正義の味方ヅラ」して実際にはけこう裏取引き・弱い者虐めで甘い汁を吸って居るダニみたいな奴ですから。
自殺した政治家中川一郎さんが「負けると判って居た自民党総裁選挙」で予想通り惨敗した直後、鈴木宗男をけし掛けて自殺に追い込んだと噂されています。当時の福田赳夫の秘書と鈴木を逢わせたが、その時は挨拶程度だった。
だが その後 田原は「福田陣営の尤もらしいニセ情報」を鈴木経由で中川さんに吹き込んだ。
その情報とは「今度の総裁選では福田派の二十五人を貸し出すからそれで出馬しなさい。そしてその二十五人はそのまま中川派に残します」と言うオイシイ話だった。
そんな話 汚い政治の世界に有る筈が無いのだが余程旨く吹き込んだのか中川さんは信じてしまった。
そして負けた。すると「残る筈の二十五人」がさっさと福田陣営に帰ってしまった。
見事嵌められた中川さんはショックであとはご承知の通りの結果となってしまった。
と言う話で、田原はその功績の為N氏から金一封が出たとか。イヤハヤ悪い奴の上には上が居るものですね。
ぼくが中学生の頃、それはほんの20年くらい前ですが、そんなつい最近ですら、体育教師は竹刀で生徒をこづきまわしたりしていました。そのことをぼくははっきり覚えています。体罰なんてあたりまえだった。(今ではありえませんよね)つい20年くらい前ですらそうなのですから、60年前の戦時中の軍隊がどうだったかは容易に想像できます。