世界のベスパはミリタリーの需要にも応えます。
1953年、フランス空軍が空挺部隊の装備に二輪車を加えることを思いつき、複数メーカーの車輛でトライアルを実施した結果、見事合格したのがベスパ150でした。
合格後、さっそく「スワンネックモデル(ベスパ150)」をベースにした軍用車が作られ、1956年時点で500台が納入されたそうです。
それが写真の、通称「ベスパ・バズーカ」という秘密兵器だったんですね。
写真で確認できるように、レッグシールドを突き抜けてマウントされたバズーカ砲(ロケットランチャー)が仰々しいこのベスパには、他にも予備燃料タンクやライトカバー、バンパー等が取り付けられている為、総重量は250kgと超ヘヴィでした。
実際に配備された現地では、これらの重しは取り払われて単に伝令のアシとして使われることがほとんどだったみたいです。
正式な名称は「T.A.P 56」で、1959年に再配備されて「T.A.P 59(写真のモデル)」となりました。
しかし、こんな鉄のカタマリを落下傘付けて戦場に投下しようとしてたんだから、当時のフランス空軍って大胆というかなんというか……(笑)。
1953年、フランス空軍が空挺部隊の装備に二輪車を加えることを思いつき、複数メーカーの車輛でトライアルを実施した結果、見事合格したのがベスパ150でした。
合格後、さっそく「スワンネックモデル(ベスパ150)」をベースにした軍用車が作られ、1956年時点で500台が納入されたそうです。
それが写真の、通称「ベスパ・バズーカ」という秘密兵器だったんですね。
写真で確認できるように、レッグシールドを突き抜けてマウントされたバズーカ砲(ロケットランチャー)が仰々しいこのベスパには、他にも予備燃料タンクやライトカバー、バンパー等が取り付けられている為、総重量は250kgと超ヘヴィでした。
実際に配備された現地では、これらの重しは取り払われて単に伝令のアシとして使われることがほとんどだったみたいです。
正式な名称は「T.A.P 56」で、1959年に再配備されて「T.A.P 59(写真のモデル)」となりました。
しかし、こんな鉄のカタマリを落下傘付けて戦場に投下しようとしてたんだから、当時のフランス空軍って大胆というかなんというか……(笑)。
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