![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a5/298a98713b0a5bf2a4f2d661f9ff07d9.jpg)
ベスパには「変速ギヤ」が付いています。スクーターなのに変だな、と思う方も多いでしょうが、今の原付きのようなオートマシステムの無かった時代、これは決して珍しい事ではなかったんです。
しかし、やはりそこはベスパ!
実はそのシフトチェンジの方式こそが、とても変わってるんです。
それが今回紹介する「グリップギヤチェンジ」。
その名の通り、左側のハンドルだけを使ってシフトチェンジする画期的システムです。
上の写真はその仕組みの図解ですが、左側のハンドルレバーがクラッチになっていて、握ればクラッチが離れて左側のハンドルだけ縦方向に少しぐるっと回せるようになっています。
よく見ると、回るハンドル側には1~4までの数字が、回らないヘッドライト側には真ん中に「・」(点)が打ってあります。
つまりクラッチを握った状態で手首を捻ってハンドルを回し、任意の数字を「・」に合わせてやることで、その数字に対応したギヤに切り替わり、そのままエンジンの回転を合わせながらクラッチレバーを戻せば、めでたくシフトチェンジ完了、というわけです。
初めてベスパに乗る人は必ずこのシステムに戸惑うんですけど、扱い慣れてくると普通のバイクのシフトチェンジより全然快適に感じるので不思議です。
このシステムを発案したのはもちろん、ベスパ設計者のダスカニオ博士。
なんでも、博士自身が従来のバイクの「足でペダルを操作するシフトチェンジ方式」が嫌いだったことから生まれたアイディアらしいです。
博士はめんどくさがりな人だったのかも…。
まぁ、そのおかげでこんな便利なシステムが誕生したわけですね。
ナイスガッツ!ダスカニオ博士!!
…ちなみに、ハンドルからギヤボックスに手首を回す動きを伝える為に、初期は細い鉄棒を使っていましたが、数年ですぐにシフトアップ用とシフトダウン用の2本のワイヤーで動きを伝える方式に変わりました。
しかし、やはりそこはベスパ!
実はそのシフトチェンジの方式こそが、とても変わってるんです。
それが今回紹介する「グリップギヤチェンジ」。
その名の通り、左側のハンドルだけを使ってシフトチェンジする画期的システムです。
上の写真はその仕組みの図解ですが、左側のハンドルレバーがクラッチになっていて、握ればクラッチが離れて左側のハンドルだけ縦方向に少しぐるっと回せるようになっています。
よく見ると、回るハンドル側には1~4までの数字が、回らないヘッドライト側には真ん中に「・」(点)が打ってあります。
つまりクラッチを握った状態で手首を捻ってハンドルを回し、任意の数字を「・」に合わせてやることで、その数字に対応したギヤに切り替わり、そのままエンジンの回転を合わせながらクラッチレバーを戻せば、めでたくシフトチェンジ完了、というわけです。
初めてベスパに乗る人は必ずこのシステムに戸惑うんですけど、扱い慣れてくると普通のバイクのシフトチェンジより全然快適に感じるので不思議です。
このシステムを発案したのはもちろん、ベスパ設計者のダスカニオ博士。
なんでも、博士自身が従来のバイクの「足でペダルを操作するシフトチェンジ方式」が嫌いだったことから生まれたアイディアらしいです。
博士はめんどくさがりな人だったのかも…。
まぁ、そのおかげでこんな便利なシステムが誕生したわけですね。
ナイスガッツ!ダスカニオ博士!!
…ちなみに、ハンドルからギヤボックスに手首を回す動きを伝える為に、初期は細い鉄棒を使っていましたが、数年ですぐにシフトアップ用とシフトダウン用の2本のワイヤーで動きを伝える方式に変わりました。
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