これまでは初期のベスパについて紹介してきたんですが、それらはベスパ入門生の方々には多少敷居が高く感じられると良くありませんので、今回は思い切ってかなり新しい部類に入るベスパについて解説することにします。
上写真のベスパがその「50S ウ゛ィンテージ」です。
皆様は「モデル名の秘密」についてはもう前回お勉強しましたから、「このベスパの排気量は??」と聞かれても、すぐにピンときますよね。
そうです、名前の通りの50cc、つまり日本の道行法でいうところの「原動機付き自転車」、略して「原付き」なんです。
前にも記したはずですが、ベスパってのは排気量が90cc以上あるのが普通なんで、日本で乗るには普通自動二輪以上の免許を持っていないと乗れません。
ですが、ベスパが進化していく過程で「もっと自転車みたいな感覚で気軽に乗れるベスパ」の必要性を感じたピアジオ社は、普通のベスパをそのまま小さくしたようなこの小排気量モデルを誕生させました。
ちなみに写真の50Sは、日本国内向けに2000年12月まで生産された「ウ゛ィンテージ・シリーズ」のうちの一台で、1963年に発表された初代50Sの正統進化系になります。日本向けなので、イタリア国内用には無いバーエンド・ウインカー(方向指示器)が装備されていますね。
ちなみにこの50Sには「ベスピーノ(可愛いベスパ)」という愛称がつけられているんですが、これは「VESPA」と「CARINO(可愛い)」を合わせて作った造語です。
実はこのモデル、旧式のベスパの中で最も多く日本に入ってて(なんせ日本だけのために生産を続けてたものなので)、街中で見かけるベスパの80%を占めるといってもいいほどなんですね。
ですから新車が手に入らない現在でも程度の良い中古車が結構市場にあるため、今から「乗りたい!」と思ったとしても、案外簡単に手に入るベスパの一つです。
日常的なメンテナンス(稼動部分に油を注す、タイヤの空気圧を点検する等)をしっかり実践していれば、外車といえど非常に丈夫で滅多に壊れたりしないので、私としてはこの50Sは初心者に是非オススメしたいベスパですね。
上写真のベスパがその「50S ウ゛ィンテージ」です。
皆様は「モデル名の秘密」についてはもう前回お勉強しましたから、「このベスパの排気量は??」と聞かれても、すぐにピンときますよね。
そうです、名前の通りの50cc、つまり日本の道行法でいうところの「原動機付き自転車」、略して「原付き」なんです。
前にも記したはずですが、ベスパってのは排気量が90cc以上あるのが普通なんで、日本で乗るには普通自動二輪以上の免許を持っていないと乗れません。
ですが、ベスパが進化していく過程で「もっと自転車みたいな感覚で気軽に乗れるベスパ」の必要性を感じたピアジオ社は、普通のベスパをそのまま小さくしたようなこの小排気量モデルを誕生させました。
ちなみに写真の50Sは、日本国内向けに2000年12月まで生産された「ウ゛ィンテージ・シリーズ」のうちの一台で、1963年に発表された初代50Sの正統進化系になります。日本向けなので、イタリア国内用には無いバーエンド・ウインカー(方向指示器)が装備されていますね。
ちなみにこの50Sには「ベスピーノ(可愛いベスパ)」という愛称がつけられているんですが、これは「VESPA」と「CARINO(可愛い)」を合わせて作った造語です。
実はこのモデル、旧式のベスパの中で最も多く日本に入ってて(なんせ日本だけのために生産を続けてたものなので)、街中で見かけるベスパの80%を占めるといってもいいほどなんですね。
ですから新車が手に入らない現在でも程度の良い中古車が結構市場にあるため、今から「乗りたい!」と思ったとしても、案外簡単に手に入るベスパの一つです。
日常的なメンテナンス(稼動部分に油を注す、タイヤの空気圧を点検する等)をしっかり実践していれば、外車といえど非常に丈夫で滅多に壊れたりしないので、私としてはこの50Sは初心者に是非オススメしたいベスパですね。
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