四月も終わる。
娘は突然帰宅してあっという間に住まいを捜して出ていった。
ドラマのような月だった。新天地での仕事がスタートしたばかりで疲労度マックスの日々。
少し落ち着いたと思うと四月も、もう、終わる。
ゴールデンウィークを今日から来月八日までとすると、私には三日間しか休みがない。一日、四日、六日は絶対に休めない。ほかは有給使えば休めないことはないが、有給も年間八日と多くなく厳しい。休みたければ振り替え出勤の方法もあるが、週六日稼働の私には酷なことだ。
主たる職場から既に休んでしまった後なので、有給はとれないので、振り替えて出てくれと言われ出勤したときは辛かった。後で辛い思いをするなら、用がなければ出勤したほうがマシということになる。
契約先は三つ。勤務先は四つ。
もう、かなり前から、このような生活を続けているので身体も慣れてきてはいるが、持続不可能と思っている。契約二日間の職場のひとつが遠くて二時間近くかかる。契約の三年間は続けられる自信がない。夏休みがとても長いのが救いではある。
主たる職場は六時間と短時間で三日間勤務なのでシニア向けではあるが365日、日月火曜と休日関係なく出るのはきついものがある。六年目になり、持続可能なのだろうが収入的な不満はある。昨年始めた夜勤はあるが75歳定年の職場も一年で辞めるつもりが続けてしまった。将来を考えると残しておきたい。シニアのペースでできる職場でもある。
このように欲張ったからゴールでウィークがないのである。自業自得。
十年前の、求職時代を考えると、怖くて辞められない。
息子は「今が働き盛りと思え」という。