自己分析 環境は大きく影響する

60代の就活は厳しい。
まだ結果が完全に出ているわけではないが、年齢以外の負けやすい要因を考えてみた。

自信をもってこれなら一流と言えるものがない。年期が入っていても、自分に自信がない。つい謙遜してしまうのだが、今の世代の人たちは、謙遜だとは思わず、自己評価が低いとか、できない人だと思ったりする。

優しさが仇になる。失敗をした人をフォローしたくなる。フォローしたら、外野から逆に注意を受けたトバッチリ。私もやっちゃった。平気だったよ的なのを許さない硬い人もいるのだ。

私にもできるかしら？的な発言をして和まそうとしたら、「そんなこと言っている人には任せられません」と言われたりで、誤解もされやすい。

人間は公平に人を見ていない。できない人という見方をされると、合わせてしまったりする。逆に、できる人と思われたらできる人に成れる。

私への評価はいいか悪いかのどちらかで、真ん中がないように思う。
しかし、今回の就活は予想としては真ん中である。書類は通る。面接もほどほど。しかし決定にはいたらない。
よいと思われる絶対的なものがないのだ。たった一名の採用が多かったのもあるが。

できる人間を作るのもできない人間を作るのも環境が左右する。人的環境が大きく影響する。

振り返る約一ヶ月

疲れた。
この一ヶ月にかなりのストレスホルモンが出た。
信じられなかった不幸。
知らない間に姑が亡くなっていた。
十四年別居の夫婦ゆえ、知らせることもないと思ったのか、感覚がわからない。

十四年という月日は、結婚して生まれた子どもが中学生になってしまうくらいの年月である。心のすき間は大き過ぎる。埋めることは難しい。

ショックの中での就活。書類だけで返されたのが一件、一次で落とされたのが一件。面接で落とされたのが四件。
「採用なら電話しますよ。健康診断の日開けておいてくださいね」なんて調子のいいこと言われて、何も返事がなかったり。

よく、書類すら通らないと、言われるので、よい出来なのかもしれないが、結果が出せないなら同じである。

狙っていたところは、どこも、みんなが仕事したがるところ。年齢超えていても、応募させた貰ったところもある。
超えていても平気情報は、応募だけで、なんと、研修中に❌のお祈りメールが来た。研修は受けてもいいけど雇わないよって、ショック。

どうしても、採用という言葉が欲しくて、ハードルをさげて、内定を貰った。
自尊心は回復したが、他の仕事がブッキングしているし、働けるのか問題である。

即決

「60歳過ぎてますが、応募していいですか？」
電話の向こう側で、焦っている様子が窺える。
なんでも、いいからアルバイトして、収入増やそうと考えたからだ。
どこも、面倒な研修があるので、研修がなさそうなところに聞いてみた。

面接の日程まで決めた挙句が、今日、面接した人で決まりましたので、なんて電話が入った。既にWeb応募をひとつしていたので、なんとも感じなかったけど、60代イコール年寄だと思っているのだろう。

Web応募をして、二日間返事がなければ、見込がないと思ってくれなんてメッセージが載っていたが、夕方、着信があり、いろいろなことを聴かれ、説明会にいく予約まで入れてしまった。

説明会では採用は三営業日以内に連絡しますとあった。三日また、悶々とするのかと思ったが、面接後、なんと即決！

狐に包まれた気分になったが、面接終わった後に、だいたい結果は出ているものなのだなと思った。

決まったことは嬉しい。

負けるために

最近の八方塞がり状態は、負けるために生きているのかと考えたくなる。

敗北者オーラ全開で何をやってもダメ。
身体能力が衰えた自分。
頭も衰えてしまったのかと考える。

ひとつ自信がなくなると、すべてに自信がなくなる。連鎖というものだ。

なんだか、すべての人が私を避け、ダメと言っているように思えてしまう。
ヤバイかも。

確定申告 ため息

還付が少ない。
給与所得が増えた。
税金増やさないように、収入が多い月を一月分に入れて、貰ったが、あまり変わらなかった。
事業所得メインの時は、経費でも、かなり落とせたが、年金も保険もやめてしまったし、落とせる額が少ない。
非課税なんて、夢のまた夢。
一万オーバーしても、住民税が来る。住民税は高い。今回は恐ろしい。還付金は住民税に消えるのだ。

苦労して払った個人年金。しっかり税金とられ、これも収入のうちになってしまう。

なんだか、おかしい。
今年は仕事があるかどうかもわからない。
なんでもします。とりあえず働けるうちは。