気がつけば60代も後半戦

ブログ開設から六年以上が経ちました。「気がつけばアラ還!!」「シニア女子の日々」から名称変更です。

反抗期

2014-05-18 07:20:18 | 日記
よく、明治は遠くなりにけりと言ったものだ。
時は平成26年。昭和も遠くなった。昭和に生まれ、昭和に子を生み育ててきた。
私は、戦後生まれである。しかし、もはや戦後生まれは死語に近い状態である。
国民の大多数が戦後生まれになりつつある。戦争を知らない世代が今の日本を支えている。
戦争の最中に青春時代を過ごした親から、戦争は嫌だ、あってはならないということを、聞かされてきた。
戦後、日本は急速な成長を遂げた。そんな日本とともに、育ってきた私。
早くに亡くなった父に代わって明治生まれの祖父がいた。
明治十六年。まだ、維新の匂いがする。一族がキリスト教に入信するという当時にしては珍しい家であった。

祖父は聖書の話をよくした。説教じみていた。
箸の上げ下ろしにうるさかった。厳しい祖父は嫌いだった。
躾はきびしかったが、私はかなり反抗した。

私はかなりの反抗児だった。母親の言うことも聞かなかった。
戦いの日々が続いていた。

あなたは一生反抗期かもしれない。
と、母が言っていたことを思い出す。
私を育てるのはとても疲れたと成人してから言っていた。

母の前ではお利口だった兄。
お父さんが亡くなったんだから、お母さんを助けていかなければいけないと、まだ四歳の兄に祖父は言っていた。そのことが後世、彼を苦しめている。まだ、甘えたかっただろう。反抗しなかった兄。反抗し続けた私。

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子ども

2014-05-10 02:33:19 | 日記
私の子どもは、いつのまにか大人になってしまった。
不機嫌な顔。
せめて、十年くらい前だったらいいのになぁ。

あまりにも母親絶対だったかもしれない。
社会に出るまで母親を批判することを知らなかった。

遅い反抗期。
でも、いつかは通っていかなければならない道。


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