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野菜の食卓〝vegefull〟スタイル

野菜を楽しむ大人の生活。  日々の暮らしの中で野菜の旬を楽しみ、野菜の食卓を囲みます。

明けましておめでとうございます。

2007-01-03 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

2007年あけましておめでとうございます。




日常の中に野菜を取り込むことをテーマに2005年夏から始めた野菜に特化したお料理教室は当初の予想を越えて反響が大きく、多くの野菜好きが集まる所になりました。昨年はレッズウエブという地元浦和のFMラジオ局で旬の野菜のお話をしたり、街づくり大学でシリーズで野菜のソムリエ講座を開いたり、雑誌で野菜の保存方法を提案したりとこの一年間で活動の幅も大きく広がってきました。

本年も「日常のなかで野菜を楽しむ」という視点で目からうろこのような旬の野菜のおいしいいただき方の提案、啓蒙活動を通して、野菜好きを増やしていきたいと思っております。




本年も「野菜の食卓」を宜しくお願いいたします。


白くて丸い形がおめでたいかぶ

2006-12-18 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

いよいよ今年も大詰。なぜか今ごろになると今年やり残したことなどを思い、急にそわそわしたり、ただでさえ忙しい時期でもあるのに何かせわしなく、せかせか過ぎで行きます。本当に時間のたつのが早いと感じる年の暮れです。
そして今ごろ食べたくなるのがかぶです。今ごろは値段も手ごろでおいしいです。つややかで透き通るような白、そして丸い形、その形からか、伝統的な地方品種が多く、80品種もあるそうです。京都の聖護院かぶ、や大阪の天王寺かぶなど地方名がついているものも多く、春の七草で「スズナ」とも呼ばれていて、古くから親しまれてきた野菜です。埼玉県は千葉県についで全国第二のかぶの産地でもあります。





≪かぶとスモークサーモンのマリネ≫

今日は簡単で、おいしくお正月の箸休めとしてもなかなかおいしいかぶとスモークサーモンのマリネの紹介です。かぶの甘さとゆずの香りのドレッシングとサーモンが絶妙なおいしさです。



≪作りかた≫
①かぶは八等分のくし型に切り、塩を振ってしんなりさせる。
②キヌサヤはかために茹でて斜めせん切り、しょうがもせん切りにする。スモークサーモンはひと口大に切る。
③①②を合わせ、Aのドレッシングで和えて15~20分置く。

≪材料≫(4人分)

かぶ  4個             Aドレッシング
塩   小さじ1/2            ゆずの絞り汁 1個
                       酢      大さじ1・1/2 
スモークサーモン  80g        塩・こしょう  少々
キヌサヤ      6枚         薄口しょう油  小さじ1
しょうが      1/2片        オリーブオイル 大さじ3

ゆずの皮のせん切り 1/2個分
炒りごま      大さじ1




クリスマスの食卓

2006-12-04 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

いよいよ師走。今年もクリスマスの季節がやってきました。街角や民家の軒先のイルミネーションの美しさについ足を止めてしまうこの頃です。ということで「野菜の食卓」もクリスマスバージョンに。赤や緑で食卓を飾ってみました。



水菜と白菜のコンビネーションサラダ

緑が美しい水菜のシャキシャキ感をイタリアン風ドッレッシングでいただきます。固めに茹でた白菜とのコンビネーションが面白い味わいです。



≪作り方≫
①水菜は4cmのザク切り、白菜は熱湯に塩を入れて30秒ゆで、短冊に切る。パプリカ は細いせん切りにする。干し葡萄はお湯に浸し、柔らかくする。
②Aの調味料を合わせドッレッシングを作る。
③1、2をざっくり和え、器に盛り付ける。

≪材料≫ 4人分        A
水菜   1把          塩    小さじ1/2
白菜   2枚          こしょう 少々 
パプリカ 1/4個         しょう油 小さじ1
干し葡萄 大さじ1       ワインビネガー 小さじ2
                   オリーブオイル 大さじ2



ブロッコリーとエリンギのクリーム炒め



固めに茹でたはブロッコリー見た目にも鮮やか。旬の野菜にコクのあるクリームソースがからみ冬のおいしさがつまっています。
水菜やブロッコリーの緑、パプリカやにんじんの赤など、白菜やカブ、エリンギの白など、野菜の色で食卓をクリスマスの華やかさを演出してみては。もちろんカラダにもやさしいです。

ブロッコリーをおいしく食べたい

2006-11-20 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

冬野菜のおいしい季節になりました。冬といえばレンコン、さといもなどの根菜、小松菜
ほうれん草などの葉野菜、そしてカリフラワー、ブロッコリーなど花菜。花菜は花の小さなつぼみ(花蕾)をいただきます。ブッロッコリーが注目されるようになったのは1980代以降。緑黄色野菜の重要性とともに注目されるようになりました。ビタミン、ミネラルが豊富で緑黄色野菜ではほうれん草に匹敵します。ビタミンCはけたはずれに多く、30g食べるだけで1日の必要量を採る事ができます。



≪ブロッコリーの茹で方≫
上の写真はブロッコリーを小分けにして、固ゆでにしたものです。1、5リットルの水に塩小さじ2杯、一房をニ、三回に分け、20から30秒ゆでる。このとき、水にさらさずにザルにとって水気を良く切ります。この状態はかなり歯答えがあります。茎の部分も固い皮の部分をむいていただきます。これで下処理の完成です。


ブロッコリーとじゃがいもとタコの炒め物

アンチョビと、タコの風味がおいしい、ちょっとおしゃれなイタリアンの炒め物です。



≪作りかた≫
①ブッロッコリーは小房に分け、固めに茹でる。じゃがいもは拍子木切りし、固めに茹でる。タコは厚めにスライスする。にんにくは縦半分に切って芯を取り、包丁で軽くたたき潰す。
②フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを炒め、にんんくを取り出す。火からはずしてアンチョビを加えて火にかけ、タコを加えてサッと炒め、白ワインを加え、強火で煮詰める。
③じゃがいも、ブッロッコリーを加えて炒め合わせ、パセリを混ぜ、塩、コショウで味を調える。

≪材料≫
ブッロッコリー  1個       白ワイン  大さじ1
タコ      70g       塩、コショウ  少々
じゃがいも    2個       パセリ    少々
にんにく     1片       (ミジン切り)
赤唐辛子     1本
アンチョビフェレ 1枚
オリーブオイル  大さじ2

ボージョレルーボーもまもなく解禁、ワインと一緒にいただきたい一品です。ブロッコリーのコリコリの歯答え、味わってみてください。


ほうれん草を一把食べたい

2006-11-06 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

あまり知られていませんがほうれん草は冬の野菜です。おいしい時期は今頃から1月くらいまでです。といっても最近は夏場も売られていますし、アクの少ない水耕栽培のサラダほうれん草が販売されたりしていますのでほうれん草の旬など思い当たることもなくなりました。
冬のほうれん草は寒風に耐えながら甘みを増します。寒さにめっほう強く零下10度にも耐えられるそうです。が暑さには弱く、夏場にはあまり作られていなかったのですが、品種改良た栽培技術の発達で一年中出回るようになりました。



ほうれん草は「緑黄色野菜の王様」といわれています。カロテン、ビタミンC、ビタミンB類、タンパク質、鉄、葉酸、カルシウム、ヨードなどいろいろな栄養素をバランスよく含みます。
さて市販されている一把のほうれん草は約250gです。茹でることでかさが減って二握りほどになり、これでかなりの栄養を取ることができます。
ここでほうれん草をたくさん食べられるレシピを紹介します。

ほうれん草としらすのマリネサラダ



≪作り方≫
①ほうれん草は固めに茹でる。
②ハムは粗ミジンにきり、しらすには酢をかけます。
③調味料でドレッシングを作り、①、②を和えます。
≪材料≫
ほうれん草 1把
ロースハム 2枚
しらす 大さじ2
酢 小さじ2
ドレッシングの調味料
酢、サラダ油 各大さじ1
薄口しょう油 小さじ1
粗引きコショウ 少々

サラダ油をオリーブオイルに、酢をワインビネガーに代えてもイタリアンサラダ風のおいしさを味わえます。簡単ながら、飽きがきません。是非作ってみてください。




寒さで縮だほうれん草とポテトでグラタンを作りました

2006-01-17 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓
今週に入り幾分寒さも和らいできたようですが、この冬は本当に寒い日が続きました。つい何年も箱にしまってあったロングのコートを出したり、エアコンのほかにストーブを増やしたりしてしまいました。寒くなればなるほど、養分を蓄え、おいしくなるなるのが、露地物の旬の野菜たちです。
写真は寒縮みほうれん草です。先日『野菜の学校』でいただいてきました。耳たぶのよう肉厚の葉にたっぷりとほうれん草の養分が蓄えられています。ほうれん草といえば子供のころ読んだポパイのイメージが刷り込まれていて、食べるとエネルギーが湧いてくる野菜であると今も信じています。体が疲れていたりすると今でもほうれん草が食べたくなります。



この寒縮みほうれん草をポテトグラタンとドッキングしてみました。



チーズとホワイトソーズがからんだアツアツのポテトとほうれん草の甘みがマッチしなかなかグーです。そしてカラダからエネルギーが湧いてくるのを感じたものです。

霜にあたるほどおいしくなるコマツナで治部煮を作りました

2006-01-10 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓ホームページ

治部煮は加賀金沢の郷土料理。合鴨や鶏肉にそば粉や小麦粉をたっぷりまぶして、醤油、砂糖、酒などで濃い目に味付けし、青菜やしいたけ、餅などを入れて作る汁気の多い煮物である。治部煮を食べた時、青菜の緑のうつくしい青菜にゆずの香りのする濃い目のつゆをからめて食べる初めてのおいしさに私は衝撃を受けた。私にとって治部煮の主役は青菜(コマツナ)。単におひたしにだしをかけたて食べるだけではない、贅沢さがある。




コマツナの旬は冬から旬にかけて。ひと霜降りたあとの味は格別で、葉肉が厚く柔らかくなり、甘みが増す。今年のように寒さがつづくと、雪で値段が跳ね上がっていてもそのおいしさは格別である。

今月「野菜の食卓」お料理教室ではこの青菜の治部煮を作ります。


クリスマスのケータリング

2005-12-16 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

先日少し早いクリスマスパーティのケータリングをしましたのでご紹介します。



●お料理の紹介(上から)
①レンコンとセロリのマリネ
②ナスとインゲンのピリカラ炒め
③千草玉子、レンコンのミートローフ
④ごぼうの炊き込みごはん
⑤きゅうりの浅漬け
⑥メークインとほうれん草のポテトサラダ
⑦青首大根といりこの土佐酢マリネ



大きなクリスマスツリーやサンタの窓飾りがゴージャスなIさん宅
子供達はお料理より仲間と一緒にビデオに夢中。



⑧アボガドとポークジンジャーのロールサンド
⑨サワークリームとスモークサーモンのロールサンド

ポテトサラダシリーズ②……クリスマスのポテトサラダ

2005-12-12 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓のホームページ

小さいお子さんのたくさん集まるお家でのクリスマスパーティのケータリングを頼まれました。そこで見た目にも楽しく、ちょっと豪華なポテトサラダを作ってみました。メークインを使った潰さないポテトはソースがからんでおいしいです。



●材料(4人分)             ●下処理
・じゃがいも(メークイイン)…4個 ……いちょう切り、塩ゆでし、塩こしょうで下味
・玉ねぎ………1/2個        ……薄切り、塩少々でもみ、水洗いし、水気を絞る
・ほうれん草………1/2輪      ……堅めにゆでして冷水にさらし、水気を絞り4cmに
・ゆで卵………4個         ……2個は粗く刻み、2個は輪切りにする
・小エビ(冷凍)………80g     ……解凍後塩で洗い、さっと茹で酒を振りかける
・オリーブ………2個        ……輪切り

●調味料
・マヨネーズ……カップ1/2
・オリーブオイル………大さじ3
・レモン汁………大さじ2
・砂糖………小さじ1
・白ワイン……大さじ1
・粒マスタード………小さじ1.5
・塩………少々

●作り方
①材料をそれぞれ下処理する。
②調味料をすべて混ぜ合わせソースを作る。
③ソースの2/3でオリーブとゆで卵以外の①をあえ、お皿にカマボコ型に盛り付ける。
④上に残りのソースをかけ、ゆで卵とオリーブをのせる。