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野菜の食卓〝vegefull〟スタイル

野菜を楽しむ大人の生活。  日々の暮らしの中で野菜の旬を楽しみ、野菜の食卓を囲みます。

カラダぽかぽか実だくさんの〝粕(かす)汁〟

2005-11-24 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓ホームページ
本当に寒くなりました。カラダの温まるものが食べたくなります。大根、里芋、春菊、ねぎなど今が旬の野菜をたっぷり使い、酒粕と味噌で潮の香りも豊かな実だくさんの粕汁を作ってみました。冷蔵庫に残っているちょっとづづの野菜で作れます。見た目の豪華さに比べ手間がかかりません。



●材料(二人分)          ●切り方、下処理

・塩ザケ……1切れ       …→塩水につけ塩抜き後、ひと口大に
・大根………中くらいの太さ6cm …→5㎜厚さのいちょう切り
・にんじん……中くらいの太さ3cm…→   〃
・里芋…………中2個      …→塩で揉んでぬめりを取り、1cmのいちょう切り
・こんにゃく……1/3枚     …→塩で揉んで短冊切り
・ねぎ………1本        …→4cmの長さに切る
・春菊………1/2輪       …→4cmに切る
・出し………3.5カップ
・酒粕………80g
・味噌………20g
・塩、七味唐辛子……適宜

●作り方
①それぞれの材料の下処理後、切る。
②鍋に出しと、青ねぎ、春菊以外の材料を入れる。沸騰したら火を弱めてアク、泡をすく い里芋が柔らかくなるまで煮る。
③すり鉢に酒粕をちぎって入れ、②の煮汁を少しずつかぶるくらいまで入れて擦り潰し
 味噌も入れて混ぜる。
④②のなべに③を加え弱火で8分ほど煮る。ねぎと春菊を入れ、一煮たちさせ、塩で味を
 調える。
⑤椀に盛り、好みで七味唐辛子をかける。

ウォームビズと小さなパーティ

2005-11-14 | 野菜のお料理ー冬
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今朝の我家の室温は20度。この温度はエアコンをつけるべきかどうかを迷う温度。話題のウォームビズの冬の温度設定は20度ということらしい。最近エアコンを新たに購入した。新しいエアコンの性能を見たくてついついスイッチを入れたくなる。足元が温かく部屋全体があっという間に温まる。そして電気代が安い。スイッチを消すとき、今つけた時間の電気代がわかる。先週末初めて暖房をつけた。夜6時半から10時までつけて31円。この数年の省エネ技術の進歩はすごい。この冬は電気代を気にせずにエアコンがつけられそうだ。
さて11月も半ばにかかり、2005年のカウントダウンの始まり。今年やり残したことや年賀状のことなどが気にかかり急にそわそわ。そしてなにかと集まりも多くなり、一年で一番小さなパーティの多い季節の始まりでもあります。ここ数日作った冬の小さなパーティ向メニュー(もちろん野菜が主役)をご紹介をいたします。

     
①にんじんやしいたけ三つ葉などの彩りが美しい千草玉子・ごぼうの落し焼き・アスパラのおひたし  
②いんげんのみどりが目にもおいしいナスといんげんの炒め物

     
③セロリとレンコンのマリネ                                        ④じゃがいもとコンニャクと豚の角煮のブロシェット
 
     
⑤白玉のゴマぜんざい
⑥食卓を飾るケーキの形のバラの花束(Nさんよりいただきました)


冬のパーティの主役セロリのサラダ

2005-11-13 | 野菜のお料理ー冬
昨日東京で木枯らし1号が吹いた。日中の温かい日差しの中を薄いジャケットで出かけ、友人宅でご馳走になった帰り道寒い風にさらされた。ふと通りの窓からクリスマスツリーが見えたりする。冬は確実に近づいている。冬に温かい部屋でサラダを食べたいと思うときは決まってセロリのサラダを作る。セロリのあの淡いグリーンや西洋の野菜の独特の香り、シャキシャキした繊維のミズミズしさ。セロリは地中海地方が原産らしいが、日本の野菜にない華やかさがある。冬のちょっとしたパーティでサラダを作るときセロリの登場となる。ラディッシュやレモン、ときにはユデダコを入れて彩りを添える。




ドレッシングはオリーブオイル、ワインビネガー、米酢、粒マスタードやイタリアンパセリやにんにくなどで味に幅を出す。ちょっと豪華で華やかなサラダの出来上がり。ちなみにセロリの香りには精神を安定させる作用があるらしい。栄養には疲労回復や食欲増進の効果もあるという。なるほど定期的に食べたくなるのもうなずける。

ポテトサラダシリーズ①

2005-10-19 | 野菜のお料理ー冬
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じゃがいもを使って何か料理を作るとしたら、10人中7人がホテトサラダを作るのではと思う。じゃがいもの皮をむいて、ゆでて、軽く潰してマヨネーズをかければ、ホテトサラダの出来上がりということになる。スーパーの惣菜売り場でも、デパ地下のアール・エフワンでもポテトサラダは圧倒的な人気だ。じゃがいものモッタリ感と塩でもんだきゅうりと玉ねぎのサクサク感の絶妙なバランス。何も食べるものがなくても、冷蔵庫にポテトサラダが入っていればご機嫌。というか安心。


さっぱりポテトサラダ

近年私はポテトサラダと言えばこのポテトサラダしか作らない。このポテトサラダをつくるようになってからはスーパーやデパ地下では買わない。それほどこのポテトサラダを気にいっている。なにより、マヨネーズは少量しか使わないため、サッパリしている。私はさっぱりポテトサラダと呼んでいる。使う野菜はじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、きゅうり。探せばいつも家にあるような野菜だけで作る。ハムは使わない。
このサラダがなぜおいしいのかを以下に説明したい。

①マヨネーズは4人分で大さじ2杯と非常に少ない、にもかかわらず、しっかり味がついている。それは、ポテト以外の野菜に始めにしっかりドレッシングで味をつけることにある。キュウリや玉ねぎは塩をして、さっと水で洗う。このときしっかり絞ること、こうするとドレッシングがからみやすい。②ポテトが水っぽくないこと。ポテトをゆでる時、しっかり水分を飛ばして粉吹きいも状態にする。熱いうちに潰し、コンソメ顆粒を加えるだけである。これででポテトが味わい深いものになる。③野菜だけを使っているので本来の野菜のおいしさを味わえる。

●材料
・じゃがいも……中3個
・にんじん……小1/2本
・玉ねぎ……小1/2個
・きゅうり……1本

以上の野菜に対してに絡ませるドレッシングの調味料です。
・酢……大さじ1.5
・サラダ油……大さじ1.5
・砂糖……小さじ2
・マヨネーズ……大さじ2
・辛子……少々
・塩/こしょう……少々

この割合は好みで変えてもいいと思います。
ちょっとした工夫で簡単で美味しいポテトサラダが作れます。是非試してみてください。
おいしいですよ。

世の中には、いろいろなポテトサラダがある。ポテトサラダをシリーズとして数回にわたり、『サラダならまかせなさい』という本に書いてある、スーパーシェフのレシピに添ってつくり、おいしいポテトサラダを検証してみます。お楽しみに。