野菜の食卓〝vegefull〟スタイル

野菜を楽しむ大人の生活。  日々の暮らしの中で野菜の旬を楽しみ、野菜の食卓を囲みます。

加賀野菜を楽しみました

2008-06-28 | 野菜のまわり

野菜の食卓

梅雨の中休み、適度涼しい風が吹いて暑くもない今日のような日が休日だったりすると、普段と違う時間を過ごしてみたくなりますね。今週はたくさんの珍しい野菜との出会いがありました。中村ししさんが旅行先の金沢から「加賀野菜」を送ってきました。普段は目にすることのない伝統野菜。

「加賀野菜」は昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜として定義されているそうです。2週間ほど前、加賀野菜の首都圏での流通のお仕事をされている薄井青果(㈱)の薄井荘登志さんより偶然にも加賀野菜についてのリーフレットをいただいていて正確な呼び名や調理法が参考になりました。

早速個性的な美しい野菜たち、早速写真に撮り、調理してみました。


    打木赤皮甘栗かぼちゃと加賀つるまめ


        加賀太きゅうり


       金時草(きんじそう)


《金時草の酢の物》
30秒ほどゆでしょうがのすりおろしを添えて酢の物に。ゆでると紫のアントシアニンは緑色に。肉厚な歯ごたえや独特の苦味があり個性的な味わいです。上質なわかめのような歯触りです。

《加賀つるまめと厚揚げの煮物》

豊かな豆の香りとさらさらした莢の食感と甘みがごまと絡み。豆の存在感も十分に味わえます。

 


《加賀つるまめの黒ごま和え》




《二色のかぼちゃのマリネ》
赤皮甘栗かぼちゃとのコンビのかぼちゃのマリネ。皮の美しい赤が魅力です。普通の南瓜より柔らかく、さらさらしています。

 後継者が現われなければあと十年くらいのうちにはほとんどが失われてしまう可能性が高いと言われている在来野菜、伝統野菜として守られているのはその一部です。なくしてはいけない地方の文化財として、個性を十分に楽しむ野菜として、そのことを考えるよいきっかけになりました。中村ししさん貴重な野菜ありがとうございました。薄井さんこまたご紹介させていただきます。

 

 

 


そら豆と初夏の飯能生活の木薬香草園

2008-06-13 | 野菜のお料理ー夏

野菜の食卓

 先日日高市の友人を訪ねたくさんのそら豆をいただいてきました。そら豆は莢や薄皮などの廃棄部分が約4分の3です。豆だけを取り出すと1200gから300gになってしまいました。この貴重なそら豆をたっっぷり使って以前より作ってみたかった炊き込みご飯を作りました。

 Kご夫妻ありがとうございました。

その時に立ち寄った飯能の生活の木薬香草園のお花です。しばし初夏のさわやかな風を感じてください。

 

 

 

 

 

 


まるごとがおいしい新じゃがの季節

2008-06-03 | 野菜のお料理-春

野菜の食卓

あじさいの花をあちこちでみかけます。今日のような雨はしっとり濡れていていっそうきれいです。さわやかな季節5月も足早に過ぎてしまいました。今日はすでに6月に入って3日目。肌寒い日が続きいています。こんな時食べたいと思うのがホクホクがおいしい新じゃが。皮をむかずに丸ごといただきます。3~4㎝の大きさのものを丸ごといたいだくのがおいしいです。今日は新じゃがの御料理です。

《新じゃがとツナのインド風》

新じゃがを丸ごとカレー味のツナをからめていただきます。見た目のボリュームも楽しめます。

《作りかた》

①新じゃがはたわしで洗い水気のついたまま耐熱容器に入れ、ラップして6分レンジ加熱し、半分に切る。玉ねぎ、にんにくはみじん切りする。さやインゲンは塩を入れた熱湯で硬めにゆで、4㎝の長さに切る。

②フライパンにサラダ油を入れ、にんにく、玉ねぎをじっくり色づくまで炒め、ツナ缶を汁ごと入れAの調味料を加え合わせる。①のジャガイモ、さやいんげんを入れ、さらに2~3分炒めて器に盛る。

 

《材料》 
・新じゃが      250g                    A
・ツナ缶      小1缶                           ・カレー粉      小さじ1/2
・インゲン             6本                            ・酒           大さじ1
・玉ねぎ       1/4個           ・砂糖         小さじ1/2
・にんにく      1/2片                         ・しょうゆ        大さじ2
・サラダ油     大さじ1・1/2        ・コンソメ顆粒     小さじ1/2
                                                          ・塩           小さじ1/5
                           ・こしょう        少々 

カレー味の甘辛いツナが新じゃがにからんでくせになるおいしさです。 

 

 《新じゃがの炒り煮》    

 ブタの肩ロース肉のうまみと酒、みりん、しょうゆ、砂糖を煮詰めて作り照りも美しくお弁当のおかずにしたい一品です。