明日からは10月。ついこの間まで続いていた猛暑がうそのようにこの1週間であっという間に秋に塗り替えられました。この暑い日々今年はいまだかつてなく、いろいろななすをいろいろな調理法でいただきました。
7月中旬にこんななすを与野農協で発見。以前なすフォーラムで見たことのあるもの。長ナス系。マーボーなす用に開発されたと聞いたもの。
かたわらにはこんなトマト。トマトマニアOさんからいただいたことがある。珍しい品種。Oさんいわくへたの皺に土が入ったりするので生でトマトを食べる日本には普及しないと。イタリアでは市場で見かけました。
思わずセットで写真に収めました。
さてトマトの断面です。ゼリーが少なく、飛び出さないため薄くスライスしてサンドイッチには良さそう。
なすはこんな風にざく切りして炒めました。炒めたときの色が何とも鮮やかで思わず写真に。
マーボーなす
マーボーなすの出来上がり。軟らかい皮に包まれた果肉は煮崩れがなくしっかりしていて、しかもとろけるように柔らかく、まさにマーボーなすのためのなすでした。
7月の終わり、野菜の仲間のKさんからモロッコ料理なすのペーストサラダにはまっていると聞き、レシピをいただきました。その写真はフランスパンに塗られていて、なす料理のイメージを一新するものでした。フフーン。これは侮れないとさっそく作ってみました。
千両ナスを焼いて。
半分に切ってスプーンで中身を取り出し、フライパンで加熱しながら潰し香辛料を加えます。
なすのペースト
フランスパンを軽くトーストした上にのせていただきます。イタリアンパセリやオリーブのスライスをのせて。濃縮したなすの甘さと食感とスパイシーな味わいがまさに中近東、異国の味。パンと良く合います。オードブルとして、ワインとの相性も良さそうです。
≪材料≫
・なす 4本
・にんにく(すりおろし) 2片
・オリーブオイル 大さじ2・1/2
a
・クミン 小さじ1/2
・パプリカ 小さじ1
・塩 小さじ1/2
b
・コリアンダー(みじん切り) 小さじ2
・イタリアンパセリ(みじん切り) 小さじ2
≪作り方≫
①なすを焼き、半分に切ってスプーンで中身をくりぬく。
②フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ弱火で炒め香りが出たら①のなすを加えて木べらで潰しながらオイルを含ませペースト状にしていく。
③オイルが全体に回ったらaを加えて3分炒め、仕上げにbを加え混ぜ、火を止める。
お好みでトマトペーストた唐辛子を加えてもOK。
なすのくたくた煮
7月に「野菜の食卓」で作ったなすのくたくた煮。なすのとろけるような食感がたまらないシンプルな煮物。この夏一番食卓に登場したと言われました。
冷やしなすのエスニック風
6月はエスニック風の汁で煮て冷やしたたなすとピリ辛ダレで合えたエリンギ、豚肉の絶妙な組み合わせ。