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野菜の食卓〝vegefull〟スタイル

野菜を楽しむ大人の生活。  日々の暮らしの中で野菜の旬を楽しみ、野菜の食卓を囲みます。

春菊は生で香りをいただく

2008-11-15 | 野菜のお料理ー冬

野菜の食卓

11月も半分が過ぎ、2008年で区切られたスケジュール帳のは空白がわずかに残っているのみ一年の中でももっともせわしなく過ぎていく季節の到来です。会う人ごとに忙しいと言われますが、今年中に会いたい大切な人達の顔が浮かんできて連絡を取りたくなります。

朝夕もぐっと冷え込んできましたが、風邪などひいていられません。風邪予防に食べたくなる野菜は春菊です。カロテン、ビタミンB群、ミネラルも豊富に含みます。カロテンはホウレンソウや小松菜より多く、病気に対して抵抗力を高める働きをします。

今日は春菊を生でいただくレシピ紹介します。生でいただく場合は葉先の柔らかい部分だけを使います。

≪春菊と焼きねぎの酢味噌和え≫

焼いたねぎの甘さと、春菊の香り、だいこんおろしの酢味噌がなんともいえないバランス。手軽に作れる一品です。

 

≪作り方≫
①春菊は葉先を摘み、冷水に5分ほと浸してしゃっきとさせる。ねぎは4㎝のざく切りし、グリルで3分、上下を返して2分焼く。
②Aを合わせて和えごろもを作る。
③①と③を合わせてざっくりと和える。

≪材料≫2人分
・春菊     1/2把         A和えごろも                                                                               ・ねぎ       1本        ・みそ          大さじ1
                     ・酢           大さじ1
                     ・砂糖          小さじ1
                     ・だいこんおろし    だいこん200g分
                                   (水気を切ったもの)       

 

他にサラダがおすすめ

写真は今が旬のりんごのせん切り、紫玉ねぎ、にんじんなどの野菜と一緒にヨーグルトドレッシングであえました。香りを生かすために、葉先の柔らかなところだけを使い、あまり入れ過ぎないことがポイントです。また水気が出やすいため、食べる直前で和えたほうがおいしいです。

 

これからの季節、冬においしいく、豊かな香りも一緒に味わいたい春菊。今晩ぜひ作ってみてください。もちろん春菊の残った茎や葉の固い部分はお味噌汁や煮物に入れ無駄なくいただきます。

 

 

 


各地の篤農家がおいしいねぎを育てた

2008-02-04 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

昨日は関東では2年ぶりの大雪でした。寒かったです。今日は終日ぽかぽかした小春日和ほっとしますね。
さて一昨日の「野菜の学校」はねぎがテーマ野菜でした。埼玉県は深谷、岩槻、越谷と大きなねぎの産地があり、生産量では全国第三位です。

野菜の消費が減っているといわれてる中で、ねぎは何年にもわたり、増減がなく、むしろ生産量が少しずつ増えていると聞きちょっと驚きでした。背景には独自の生産技術を持った篤農家(とくのうか)と言われた人たちが江戸時代から今日まで、各地でおいしいねぎを育ててきたことが大きな力になっているようです。


(羽村井上農園の牛角ねぎ 緑色の葉っぱの部分も柔らかくおいしい)

ねぎは2本単位で売られていてその単位は使いやすいことやお料理の幅が広いこと、薬味や香味野菜として少量でも使う用途があることなども理由としてあるかもしれません。

今日はそんなねぎを使ったお料理です。大豆を発酵させてつくる風味豊かな豆鼓醤の香りが焼いたねぎの甘さとスープのしみた厚揚げにからみごはんもすすみます。

《焼きねぎと厚揚げの豆鼓醤(トウチジャン)炒め》




①ねぎは4㎝の斜め切りにし、5㎜幅で浅めに切り目を入れる。厚揚げは湯通しし縦半分に切ってから1㎝幅に切る。
②ねぎをグリルで焼いて焦げ目をつける。(中火で4分、上下を返して2分)
③フライパンに中華鍋を熱し、ごま油をいれ、ねぎのみじん切りとちりめんじゃこを炒め、厚揚げを加えてさらに炒める。水カップ1、中華スープの素を入れ5分ほど煮詰める。水分がなくなったら②のねぎを加え入れ豆鼓ジャン、しょうゆを加え入れ、塩、こしょうで味を調える。

《材料》2人分
・ねぎ        2本
・厚揚げ       1枚

・ごま油 大さじ1
・中華スープの素   小さじ1/2
・ねぎのみじん切り  大さじ1
・ちりめんじゃこ   小さじ2
・豆鼓醤       小さじ1・1/2
・しょうゆ      小さじ1
・塩/こしょう      少々


《ねぎとタラのふわふわ焼き》



ねぎを白玉粉をベースにしたころもをつけてお焼きにしました。

【お知らせ】
NPO法人野菜と文化のフォーラム主催 「野菜の学校」は2008年度の受講生を募集しています。定員が40名です。上記野菜の学校をクリックしていただくと詳細が出ます。野菜の学校では毎月旬のテーマ野菜を決めて植物的、文化的に学んでいきます。品種別、産地別の食べ比べをし、食べて野菜のおいしさを知ります。




茨木産の赤ねぎ 加熱しても赤い色が残っています
(野菜の学校 ネギの展示)

地産地消がおいしいブロッコリー

2008-01-21 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

寒い日が続きます。どんよりした空、天気予報では今日は雪との予報が出ていました津軽育ちの私としてはこんな寒い日も冬らしくていいと思ってしまいます。
さて今頃野菜の売り場には大人の頭ほどの大玉のブロッコリーが美しく並んでいます。緑色も濃く、勢いを感じます。ほとんどが埼玉県産。地場でとれた新鮮なものです。ブロッコリーは季節によってはアメリカ産も多く出回っていますが当然鮮度には大きな差が出ます。埼玉県はブロッコリーの出荷量NO1。地産地消の恩恵に預かりたいものです。



新鮮なブロッコリーをたっぶり使うサラダをご紹介します。小さなつぼみに濃厚なソースが絡んでおいしく、食欲が進みます。

《ブロッコリーとゆで卵のサラダ》



《作りかた》
①ブロッコリーは小房に分け、たっぷりの熱湯に塩を入れて硬めにゆでる。ゆで時間は30秒前後。卵は硬ゆでし、手で粗くほぐす
②ボウルにAを合わせツナ缶を加えて混ぜる。
③①と②をざっくり混ぜ合わせで器に盛る。

《材料》2人分
                     A
・ブロッコリー     1個       ・マヨネーズ    大さじ5   
・卵          2個        ・白ワイン     小さじ2
・ツナ缶(小)     1缶       ・顆粒コンソメ   小さじ1/2
                        (お湯小さじ1で溶く)
                      ・薄口しょうゆ   小さじ1/2
                      ・練りわさび    少々
                      ・こしょう     少々

ブロッコリーは人参同様数少ない緑黄色野菜です。葉物と比べ一度にたくさん食べられます。カロティンやビタミンCを大量に含み風邪予防や動脈硬化、がん予防に効果を発揮します。

ほかにグラタンや炒め物などもおすすめです。



《ブロッコリーのグラタン》



《ブロッコリーと蛸の炒めもの》

年の初めは体をきれいにしてくれるごぼうをいただく

2008-01-07 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

2008年、あけましておめでとうございます。本年も日常の中で楽しく、野菜を取り込んでいただけるよう、おいしい野菜のレシピや野菜の回りのことご紹介したいと思います。



新年のスタートはごぼうからです。お正月のお料理も飽き、そろそろ目先の変わったお料理を食べたい時期です。今日は面白いごぼうのお料理を紹介します。ごぼうの歯ごたえや甘さと甘辛いお味噌がからんで食欲をそそります。ごぼうの食物繊維は100g中57gと圧倒的に多く、腸内の有害物質を外に排出する、まさに体をきれいにし、生活習慣病の予防に一役も二役も効能を発揮します。


独特の風味と歯ごたえ、まさに大地の味。食用にしているのは日本だけという独自の存在感のある野菜です。

《ごぼうのたたきせんべい辛味噌添え》


見た目はサンマのかば焼き風ですが、ごぼうです。

《作りかた》
①ごぼうは皮をたわしでこすり洗いし、8㎝の長さに切り、5分ほど酢水につけて2分レンジ加熱する。ねぎで白髪ねぎを作る。Aの調味料を合わせ味噌だれを作る。
②①を縦半分に切り切り口のほうを上にしてすりこぎでたたき、せんべいのようにの
して、小麦粉をまぶす。
③ごま油を熱したプライパンで②を両面を焼き付け、器に盛り、白髪ねぎと①の味噌だれを添える。

《材料》2人分
                      A味噌だれ
ごぼう      1本             コチジャン    小さじ2
ごま油      大さじ2           酢        小さじ2
小麦粉      大さじ2           薄口しょうゆ  小さじ1・1/2
                        すりごま     小さじ2
ねぎの白い部分  5㎝             にんにく(すりおろし)小さじ1/3


冬の菜っぱ、小松菜

2007-12-17 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

子供のころ今頃の季節、小松菜のお浸しは焼きジャケや酢ダコの横にかならず添えられていました。その美しい緑色、シャキシャキの歯ざわりやくせのない菜っぱの味はなくてはならないおかずの脇役でした。お正月はお雑煮のお椀の底にこれぞとばかりたっぷり入ってました。おもちを入れていただくと言えば、治部煮です。加賀金沢の郷土料理ですが濃い目つゆにからんだ小松菜は格別なおいしさです。霜にあたって一段とおいしくなる旬の小松菜をたっぷり使った治部煮をご紹介します。




《小松菜の治部煮》



《作り方》

①小松菜はたっぷりの熱湯に塩を入れ、硬めにゆで水気を絞って、4㎝に切る。しいたけは飾り切りする。餅は半分に切ってオープントースターで焼く。
②鶏肉は塩を振って10分ほどおき、皮目を上にして一口大のそぎ切りし、そば粉をまぶす。
③鍋にAの調味料を合わせつゆをつくり沸騰させ、鶏肉、しいたけ、餅、小松菜の
順に鍋に入れ、鶏肉に火が通ったらおろしわさびを仕上げに加える。
④器に盛り付け、わさび、ゆずの皮のせん切りをのせる。

《材料》4人分
小松菜    1把          Aつゆ
しいたけ   4個           だし汁   カップ1
鶏もも肉   1枚           酒     大さじ3
そば粉    大さじ2         砂糖    大さじ1/2
角餅     2個           みりん   大さじ3
わさび    適量           しょうゆ  大さじ3
ゆずの皮   適量


小松菜をお椀の底にたっぷり敷いたお雑煮も懐かしいです。



小松菜にはカロテンやビタミンCをはじめ緑黄色野菜として高い栄養価があり、免疫力を高めてがんや動脈硬化を予防する効果があります。カルシウムはほうれん草の3倍以上含み骨や歯を丈夫にしたり、心臓の筋肉を正常に働かせます。

大根の煮物に冬の景色が重なる

2007-12-03 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

いつの間に冬がやってきました。外に出る時無意識にコートを羽織っています。並木の落ち葉は錦色の吹雪を散らしています。寒くなりました。こんな日は早く家に帰って体も心も温めたいと思います。そして大根の煮物を作ります。甘辛いだし汁を煮詰めて作る、ご飯がすすみ、お酒とも相性の良いおかずです。




《大根とこんにゃくのピリ辛甘煮》



《作りかた》

①大根は大きめの乱切り、こんにゃくはスプーンなどで乱切りし、塩でもんでから下ゆでする。

②鍋にAを入れて煮立て①を加え入れクッキングシートで落しぶたをし、さらにふたをして弱火で15分煮込む。上下を返しながら鍋をゆすり煮汁がぼとんどなくなるまで煮詰める。

③アツアツを器に盛る。


《材料》二人分

大根    1/3本(約350g)
こんにゃく   1個


だし汁     カップ1
しょうゆ    大さじ2
酒       大さじ1
砂糖      大さじ1
みりん     大さじ1
豆板醤     小さじ1


大根も最近は1/2にカットして売られるようになりましたが、上部は辛味が弱くビタミンCが豊富です。生でサラダなどに、真ん中は甘味が強く、柔らかいので煮物などに。下のほうは辛味がつよく、繊維質も多いため漬物やおろして薬味にと。旬の今ころは一本を買っていろいろなお料理を楽しみたいものです。

これからはゆず大根もおいしいです。







冬は巻いてますますおいしい白菜

2007-11-19 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

昨日東京では木枯らし一号が吹きました。街路樹も色づいて、足元に続く木の葉のじゅうたんを踏んで歩くのも楽しいです。先日友人Nさんより自然のオブジェをいただきました。自然が作りだす季節の贈り物。ノイバラ、フウ、ヤシヤブシ、フウセンカズラ、オキナワスズメウリ、ムクロジ、メタセコイアなどの実です。そのかわいらしさにうっとり。冬がそこまで来ています。



冬と言えば白菜。つい数年前までは今頃の季節、白菜の束が店頭に高く積まれていた冬の光景。最近は見かけなくなりました。最近は1/4カットのものが多く、1個そのままは見かけなくなってしまいました。これからはせめて1/2カットを買って大きい葉や厚みのある葉脈の甘さをたっぷりいただきたいです。今日は白菜で巻き込んだお料理です。



《ロール白菜のクリーム煮》



《作りかた》

①白菜は塩を入れた熱湯で30秒ゆでる。ネギは4㎝にザク切りしてレンジで1分加熱、縦半分にきる。たらは半分に切りAで調味し、1分レンジ加熱する。白菜でネギ、タラを巻く。

②Bでレンジホワイトソースを作る。小さめのボウルにバターを入れ、30秒、小麦粉を入れ、30秒、牛乳とコンソメ顆粒を加え3分、塩、こしょうを加え30秒。それぞれラップなしで加熱し、そのつど泡だて器で良く混ぜる。

③鍋に水カップ1を入れ①のロール白菜を入れて、ふたをして弱火で10分煮込み、②のソースを加えよく混ぜ合わせてさらに3~4分煮込み、塩、こしょうで味を調える。

④器に盛り、パセリを散らす。

《材料》2人分

 白菜        大きめの葉2枚
 タラ          1切れ
長ねぎ          1/2本
A酒、しょうがのしぼり汁 各小さじ1/2
 塩、こしょう      少々

Bレンジホワイトソース
 バター        10g
 小麦粉        小さじ2
 コンソメ顆粒     小さじ1/4
 牛乳         カップ3/4
 塩、こしょう     少々

写真は白菜でオイルサーディンとねぎを巻きトマトソースで煮込みました。こちらもなかなかです。










かぶは今ころからがおいしい。

2007-11-05 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

11月に入ってすでに5日目。残り少なくなったダイアリーのページにそろそろ来年分を用意しなければと思うこの頃です。過ごしやすい温かな日々が続いていますが、店頭ではすっかり冬野菜が主役になりました。かぶ、白菜、れんこん、だいこん、小松菜、ほうれんそう、ブロッコリーなど今頃からがおいしい季節です。



周年出ているかぶですが、今ごろのものは実がしまり、甘味もましておいしいです。11月は一年を通して一番出荷量の多い月でもあります。今日はかぶの甘さや口当たりのおいしさを味わえる簡単なお料理をご紹介します。

《かぶとしらすの炒めもの》



《作り方》
①かぶは葉を切り落とし、皮をむいてくし切りにする。
②中華鍋にサラダ油を熱し、Aを入れ、炒める。カリカリ状態になったら①のかぶを入れさらに炒め、回りが少し透明になったらBの調味料をいれて炒める。
③万能ねぎを入れ、ごま油を回しかけて、器にもる。

《材料》(二人分)
・かぶ    3個(約300g)      B 合わせ調味料
 A                       ・紹興酒    小さじ1
・長ネギのみじん切り  1/2本分    ・しょうゆ     大さじ1
・しょうがのみじん切り 1/3片分    ・水        小さじ1
・しらす干し      大さじ2      ・オイスターソース 小さじ1
                         ・一味唐辛子     少々  

 
・サラダ油       大さじ1
・ごま油         少々
・万能ねぎ         4本
 (4㎝の長さに切る)

冬においしい白菜

2007-01-22 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

冬の野菜といえば白菜。特に今ごろのものは霜にあたって柔らかく、そして甘い。葉の一枚が大きく一枚ででもずっしりとした重さがあり、白い部分はみずみずしく、先に向かって美しい葉脈が広がっています。鍋物、炒め物、煮物、おひたし、味噌汁の具、漬物とクセのない味とみずみずしい繊維の食感で冬のお料理には大活躍します。


今日は冬の白菜を使ってカラダもココロも温まる、簡単でおいしい白菜のクリーム煮の作りかたです。ふたをして蒸すように過熱し、甘みが充分にでている白菜をたっぷり味わいます。繊維を生かした大きめの切り方がポイントです。ホワイトソースはレンジ過熱して作ります。

≪白菜のクリーム煮≫


≪つくり方≫

①白菜は上下半分に切り、上半分(緑色の部分)は縦に半分、下半分(白い部分)は縦に2~3cm幅に切る。

②ホーローなど、重みのあるふた付きの鍋に水カップ1と塩小さじ1/4(分量外)、1の白菜を入れ、煮たったらふたをし弱火で15分蒸す。

③レンジでホワイトソースをつくる。(1回ごとに小さめの泡だて器でよくかき混ぜます。)
 ボール型の耐熱容器にバターを入れ、ラップをして40秒過熱。さらに薄力粉を入れラップ無しで1分過熱。さらに牛乳と砕いたコンソメキューブを入れ、ラップなしで2分。塩こしょうで味を調え、ラップなしで50秒過熱。

④②の白菜の煮汁を③のホワイトソースのボールに2回に分けて加え、そのつど泡だて器でよく混ぜあわせ、鍋に戻す。塩、こしょうで味を調え、ホタテの水煮缶(フレーク)を加え、1~2分温めて器にもり、パセリを散らす。

≪材料≫ 2人分

白菜  250g(外側の葉3枚)       Aレンジホワイトソース
ホタテの水煮缶(フレーク) 1/2缶      バター  10g
パセリ(みじん切り)    1枝        薄力粉  大さじ1
塩・ホワイトペッパー    各少々     牛乳   カップ3/4
                          コンソメキューブ 1/2個  
                          塩・ホワイトペッパー 少々

ホワイトソースをまとった柔らかくて、甘い白菜は冬ならではのおいしさ。ちょっとおしゃれで至福な時間です。
                   

ねぎは薬、冬必須の野菜

2007-01-08 | 野菜のお料理ー冬
野菜の食卓

この冬ふかくにも風邪をひいてしまいました。のどが痛いとなれば、薬ではなくともかくねぎと、ここ数日ねぎを食べ体調を整えております。ということで今日はねぎ、ねぎは白い部分を食べる「根深ねぎ」と緑色の葉を食べる「葉ねぎ」があり、それぞれ東日本と、関西以西で食べる地域も分かれるようです。関西でうどんなどにたっぷりとのっている緑色のねぎもおいしいのですが、冬においしいとなれば「根深ねぎ」の甘さです。鍋に、炒め物に、そして今日のおすすめ、焼いて甘酸っぱいタレに漬け込むいただき方です。サクサクといただいているうちにねぎ一本食べてしまいます。

◆ねぎのピリ辛漬け



焼いて甘さの増したねぎのおいしさを味わえます。さつまいもや、エリンギも一緒に焼いて漬け込みました。

≪作り方≫ 

①ねぎは5cmのザク切り、エリンギ、さつまいもは長さ5cm幅1.5cmの拍子木きりにする。さつまいもはレンジで2分過熱。
②1の野菜をグリルに入れ、中火で5分、返して3分、それぞれ焦げめをつける。
③熱いうちにAの付けダレに20分漬け込む。

≪材料≫ 4人分

ねぎ  3本           A
エリンギ 1/2パック      酢          カップ1/2
さつまいも  80g       しょうゆ       大さじ2
                  砂糖        大さじ1/2  
                  みりん       大さじ1/2
                  ごま油       大さじ1
                  塩・こしょう     少々
                  赤唐辛子(小口切り)  1本


ねぎの香味成分硫化アリルは消化促進と抗菌作用があり、薬のアスピリンとほぼ同じ鎮痛、解熱作用があるそうです。風邪気味のかた是非お試しください。元気になります。