U-15クラブ選手権

2018-05-07 17:00:00 | ゲーム

6日の日曜日にクラブ選手権U-15岐阜県予選の準々決勝があった。対戦相手はオリベ多治見。U-15リーグでは2-4で敗れている。東海大会がかかった重要なゲームだったので、「勝手」に「助っ人?」としてベンチに入った。

 

試合の結果からいうと1-1からのPK戦を11対10(11人全員が成功。これはこれでスゴイ)で制して、準決勝に進出した。同時に東海大会出場を決められたことは良かったが、今日の試合の流れで先制点を奪ったら3-0で勝たないといけない。

 

立ち上がりをしのいで先制したあとのゲーム運びがまずい。リードされたチームは、早く同点にしたいという気持ちから急いで攻めるようになる。その時に相手につきあって蹴りあいをする必要はない。それまで通りボールをしっかりつないで、相手に攻める機会を与えないようにするべきだった。ボールをつないで崩して追加点を狙ってもよし、(相手をじらして)すきをついて追加点を狙ってもよし。

 

ゲーム運びについてベンチから指示がでていたが、選手は反応しなかった。ゲームをコントロールするべき選手も、それができなかった。腰が痛かろうが調子が悪かろうがキャプテンとして試合に出ているなら、堀はチームを引っ張るプレーをしないといけない。ボランチで試合に出ているなら、鈴木はゲームをコントロールしないといけない。

 

このチームのゲームを始めてみたが、個々の力は高いがチームの力になっていないと感じた。特に前線の3人。少し前のバルセロナの3トップのように、コンビネーションがあればものすごい攻撃ができる選手が揃っている。タイプでいうと、左利きの子安がメッシ、スピードのある幸林がネイマール、点取り屋の牧田がスアレスか。ついでに堀がイニエスタで自分もからみながら3人を操り、鈴木がブスケツみたいにゲームをコントロールできれば最高だと思うが。

 

ポジションの役割を理解してしっかりプレーする。お互いを生かすプレーをする(前線はコンビネーションを作る)。常に全力でプレーする。この3つができれば、全日本U-15サッカー大会で優勝した清水エスパルスとも互角に戦える力があるチーム。東海大会や全国大会で大暴れするチームを想像しながら、ここからの変化(成長)を期待したい。

 

 

 

 

 

 


指導について。

2018-05-07 10:00:00 | ジュニア

なぜサッカーの指導者をやっているかというと、1番はサッカーが好きだから。2番めは子どもが好きだから、3番めは頑張っている人を応援したいから。


幼児や低学年の子どもには、サッカーを好きになって欲しい、サッカーの楽しさを感じて欲しいと思って指導をしている。

 

その次の段階では、サッカーがうまくなりたい、いい選手になりたいと思って「頑張る」子どもに、高いレベルでの楽しさを知って欲しいと思って指導をしている。

 

うまくなりたいならボールをたくさんさわらないといけない。いいサッカー選手になりたいなら、食事を大切にしないといけない。いいプレーをするためにはコンディションを整えないといけない。サッカーの遠征なら、サッカーに集中しないといけない。

 

この遠征では、好き嫌いが多い、少ししか食べない、しゃべってばかりいて食べるのが遅い選手がいた。

消灯時間になっても騒いでいる選手もいた。

ピッチでは声もだせずプレーもいい加減なのに、遠足気分でバスの中では大声ではしゃぐ選手もいた。

選手の部屋でミーティングをやったら、布団の中で寝転がって話を聞こうとする選手もいた。


そういう選手を指導したくないし、遠征に連れていきたいとも思わない。下手でもかまわないが、VAMOSでサッカーをする以上(少なくとも自分の指導を受ける時は)、たとえ小学生でもサッカーに取り組む意識を高く持って欲しい。