岐阜VAMOSでサッカーを学んだ

2017-07-08 14:32:16 | サッカー全般
25年前、ちょっとした縁で(だまされて?)、岐阜VAMOSで指導をすることになりましました。当時、岐阜県はサッカー王国と言われた静岡県にまったく歯がたちませんでした。

井上は岐阜VAMOSを立ち上げる時に「静岡県のサッカーが1番だと思わない。もっと良いサッカーができる。」と言っていました。2年後には、クラブ東海大会で静岡県1位のヤマハを破って優勝し、そのことを証明しました。全国大会ではベスト8です。3年生が2人だけという、2年生ばかりのチームでした。

井上を通じて、日本のトップレベルのサッカーやブラジルのサッカーに触れました。テレビやサッカー誌ではわからないことばかりで、サッカー観が180度変わりました。「岐阜で生まれ、岐阜で育ち、岐阜のサッカーしか知らなかった」自分にとって、目からうろこが落ちる思いでした。

サッカーで何が大切か、知ることができました。
やっていいプレー、やっていけないプレー、やらなければいけないプレーが整理できました。
選手をどのように伸ばし、チーム力をどのように高めていくか学びました。
大会を勝ち抜くために必要なことも、教わりました。

井上は、「選手を伸ばすこと」「良いゲームをすること」「勝つこと」を求めました。正直、無理難題です。選手は毎年違うので、この練習をすればうまくなる(強くなる)という魔法の練習はありません。

井上から学ぶ、本を読む、全国大会での経験、強豪チームとの対戦、他の指導者との交流から知識やヒントを得ます。勝ったゲーム、負けたゲームすべてから教訓をもらえます。

考え、頭の中で整理し、練習やゲームに落とし込んで検証する、を何年にも渡って繰り返しました。自分なりに、3つが「何とかできる」ようになるまでに、10年以上かかりました。大変でしたが、岐阜VAMOSにいなければできなかったことです。

自分が岐阜VAMOSで学んだことを、将来がある子供たちに伝えていきたいと思っています。成長できる良い環境を与え、「岐阜VAMOSに入って良かった」と言ってもらえるような指導をしたいです。

























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