エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

少子化問題で思う戯言的なあれやこれ

2008-05-07 | 世の中の出来事

とりあずこれ

時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

で、本題へ。

こんなニュースを発見しました。

<子どもの数>13万人減1725万人 最低を更新--27年連続減少(毎日新聞)
子どもの数、27年連続減少 過去最少を更新、人口比も低下(共同通信)
子供過去最少1725万人 総人口の13・5% 世界最低水準(産経新聞)
子どもの数、27年連続減る 15歳未満1725万人(朝日新聞)
子どもの数、1725万人=21年連続で過去最低更新-総務省(時事通信社)

どうやら、日本の少子化の進行具合は世界でもトップレベルみたいですね。
でも、地球規模で本当に最も根本的な環境対策という視点から考えると、エネルギー問題を解決しない限り、少子化こそが、人口の減少こそが、一番の方法だろうなあと俺は思ってるんですけどね。
というのは以前も

少子化問題?

という記事で書きましたが。

確かに少子化が進むと、差し迫って目先の生活に関して様々な問題が生じて来ますね。
それは少子化なんて全く想像もしていないで、そういうのを前提から度外視して作られた社会制度によるものなんですけれど、このまま人口増加率が減り続ける一方で今の制度のまま行くとすると、確かに日本という国自体の存続が危うくなるかもしれませんね。
でも、それはあくまで人間サイドの社会制度維持の為の都合。

地球環境という視点でみれば、とにかくもう人が増えすぎ。むしろ減少に向かうべき。
でも減少と言っても殺して減らすわけにもいかないし・・・だとしたら、今の日本のように自然に減少に向かう傾向は、地球環境という視点で見ればウェルカムな状況だなあ・・・と個人的には思ったりしないでもないんですが。
とは言っても、地球環境と言っても、それも結局は「人間の都合」と一緒ですね。
人間にとっての地球環境ですもんね。
だったら、地球環境がぐちゃぐちゃになろうが、社会制度がぐちゃぐちゃになろうが、人間としてはどっちとしても嫌なことに違いは無くて・・・・う~ん、結局増えても駄目だし減っても駄目か。

増えれば将来的に地球のキャパシティを越えてしまって、長期的に見て地球規模で駄目になりそうなんだけど、減れば社会制度が崩壊しそう。
今の状況を簡単に言えば
「社会制度崩壊の危機の方が目先にあるもんだから、取り敢えずこっちを問題視して人口を増やす方向で頑張ろう。地球はまだ大丈夫だろう。先のことだし、とりあえず今はエコを推進する位で良いんじゃね?どうせかなり先の話だし」
という感じだろうか?

・・・と、言うことを「少子化問題」という言葉を聞く度、そういうニュースを読むたびに思っちゃうんですよね。

どうすりゃ解決するんだろう?
・人口が減少に転じても大丈夫な社会制度。
・人口が増え続けてもカバーできるエネルギー技術と環境保全・維持技術の確立。
う~ん。難しいですね~。
これを具体的に達成出来る凄い人へ。「助けて凄い人!」(笑)
いや、笑い事じゃないんですけどね。


「受け入れてみる」という姿勢

2008-05-06 | 「生き方」「在り方」みたいなもの
ionaさんがご自身のブログ内の

盗んだパンを分かち合うことギフト☆王様の耳はロバの耳

という記事で

「こう考えると、人生は変わるよ。」大越俊夫著

という書籍とその内容を紹介されていました。

『子供がパンを盗んできたら
責める前に 一緒に食べるってこと・・』

『凶悪犯罪は別にして 
子供がそうしたいと感じた動機を共有して 一緒に味わう
それから 一緒に罪を犯した事を償う

許すという形からではなくて
受け入れて 共有して そこから・・・』

・・・・そう言えば、不良の集まりだった学校に元ヤンキーの先生が赴任して更正させたという内容のドキュメント番組を前に見たことがあります。
映画(ドラマだったかな?)になった「ヤンキー先生~」とはまた別なドキュメント番組だったんですけど、その元ヤンキー先生の指導の仕方というのが、厳しく指導をするのかと思いきや、実は全くの逆で、まずは相手の立場に立ち、相手の言葉に耳を傾け、時には一緒になって騒いだりし、そうやって少しづつお互いに信頼関係を築いて行くというものでした。
その不良たちへのインタビューでも「(ヤンキー先生)は本当に俺たちの話を聞いてくれるんですよ。それが嬉しかったです。他の先生は綺麗事ばかり・・・」みたいな事を言ってました。

そうやって考えてみると、この本に書いている事とも共通項がありますね。

組織的な犯罪や、大人になってから起こす重大犯罪等は別にして、まだまだ精神的にも未熟な子供が起こす、小さな悪事というのは、要するに

「誰かにかまってもらいたい。自分を見て欲しい。受け入れて欲しい。」
という気持ちの表れでもあり、そしてその上で
「親身になって、真に叱って欲しい」
とも思ってる部分ってあるんでしょうね。
自分でも悪い事だと認識していながらも、そういう理由から起こしてしまう行動。そんなものもあるんでしょう。

だとしたら・・・・うん。
ただ「駄目だ」と決めつけるのではなくて、まずは受け入れて、共有して、そして許してやるという事は、大人としてとても大切な対応のあり方なんだろうなあ・・と。
最近

褒めるという指導

という記事を書いたのもあって、それとも関連してそんなことを思いました。


ただ、とは言っても実際に俺がその立場に立ったとしたら・・・

「甘えるな!」

と言って一刀両断してしまいそうです(笑)
教師とか親とか警察官とかに喰って掛かって、「お前らはいつも綺麗事ばっかりだ!」なんて言う不良いるけど
「教師が綺麗事・正論を言わなくて誰が言うんだ?」
「教師だからこそ綺麗事を、あるべき姿を語らないと駄目だろ?」
なんて思ったりもするんですけどね、俺は。

でも・・・うん、まあ未熟な子供を相手に一歩こちらが引いて、まずは受け入れてやるだけの大人としての度量というのも大切って事ですね。
これも気をつけていきたい事だと思いました。

男性から見て「悪くない」と思う女性のファッションランキング

2008-05-05 | 恋愛関連
タイトルそのままですが、gooランキングでこんなのをやってました

男性から見て「悪くない」と思う女性のファッションランキング


20位まで紹介されていましたが、詳細はリンク先を参照してもらうとして、とりあえず上位5位を挙げてみると

1位 メガネ
2位 ノーメイク
3位 短い爪
4位 膝丈スカート
5位 ロングスカート

という結果でした。
4位と5位は矛盾してますが、まあここはそれぞれ短い派と長い派の好みの違いというところでしょう。
ただ、1位~20位までを総じて、このランキングに対する評価を見ると「ありえなーい」との評価がダントツで約5割にも及んでいます。これは、女性サイドからの意見の大半がそうなのだろうと想像されますね。
gooランキングではだいたいこういう「男性から見た~」というのや「女性から見た~」というランキングがあると、その逆があって、これも逆の『女性から見て「悪くない」と思う男性のファッションランキング』なんかもあっても良さそうだと思ったけれど、よくよく考えてみたら、それは必要ないかな?とも思いました。
これは「男性から見た女性のファッション」だからこそ、ランキングにする意味があったのかあ・・・と。

と、言うのはですね、男性の場合、そもそも「ファッションに気を遣う人間」か「使わない人間」に別れてて、気を遣わない人間にとっちゃ最初からこんなランキングなんて眼中に無いだろうから除外するとして、「ファッションを気にする男性」がどういう点に気を配ってファッションを選ぶかというと

言われるまでもなく「女性に受けるかどうか」要するに「モテたい」が根底に有る

と思うんですよね。まあ全てがこれだけというわけでは無いでしょうけど、男性がファッションを気にするときに、これが無いと言う人は嘘だと思います。ここは断言して良いでしょう。
だから、わざわざ女性サイドからのこの手のランキングはとるまでも無いのかなあと。
まあ、男ってのは単純なんです(笑)

これに反して、女性のファッションってのは、これも「最初からファッションに感心がない女性」は除外するとして、ファッションを気にする場合って「男性を意識している」場合と「同姓を意識した場合」にさらに別れるんですよね。
そして、思ったよりも同姓を意識している場合が多い。これは俺の周りのリアルの女性の知り合いでもそうでした。格好良く見られたいというか、そんな感覚なんでしょうかね?
だからこそ、男性視点と女性自身の視点ではかなりのズレが見られるからこそ、こういうランキングが面白いのかなあ~と。


で、こっからはこのランキングへの俺の個人的な感想ですけど

2位のノーメイクは・・・ノーメイクは極論だと思うけど、厚い化粧はやっぱり男性からの受けは良くないですね。俺もそうだし、俺だけでなく、こういう話題が出るとみんなそう言います。
薄化粧、控えめな化粧にとどめるってのが、男性的に見れば好感度高し。です。
だから、この2位は「ノーメイク」には無条件で賛成できないけど、半分は賛成と言ったところでしょうか?

1位のメガネは・・俺はそうでもないかな?狙って敢えて奇抜なメガネをファッションとしてかけてる女性は、逆にそんなに好みじゃないかも。個人的な感想だけど。
普通に掛けてる女性は特に何とも思わないけど。メガネのあるなしは特に俺的にはあまり影響を受けない部分です。

3位短い爪・・・うん、これには俺も賛成。

4位、5位・・・・長くても短くても、俺スカート好きなんで、私服でスカートを普通にはいている女性って結構好きですね。これも個人的感想。

あと、5位以降では、8位の「ぺたんこ靴」は賛成。スニーカーとか良いね。
他は・・・俺も男だけどこれ以外は特別に「うんうん」というのは無いかなあ?
12位なんかは、「ジーンズ邪魔」とか思っちゃうし(笑)

と、いうのが個人的な感想でした。
なんというか、俺は地味めというか控えめなファッションが好きみたいです。
素朴で清楚で真面目で純粋・・・イメージとしてそんなのが良いかな?結構「垢抜けてない」のが逆に良いなあとか思ったりする部分もありますね。
「田舎にいる可愛い子」みたいな感じ?

女性の求めるファッションとは正反対を向いてる男はここにもいましたよ(笑)結構男ってこんなものかも?
「ありえなーい」っていう声が聞こえてきそうだけど、これはあくまで「個人的な好み」の話ですから軽く流して下さい。あくまで、一男性の一意見として。ね?


「後がない状況」になってから言うのは卑怯だと思う

2008-05-03 | 世の中の出来事
とりあえずこれ。
時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

で、ついに上がっちゃいましたねガソリンの値段。
「暫定税率復活」ですか。もはや「暫定」でもなんでも無いんですけどね。

gooのニュース畑発の次の記事

消費者はなぜ「暫定税率復活」に反対するのか

を読んで感じたことをいくつか。

『消費者としては「ガソリン価格は安いほうがいい」のは当然のことですが、暫定税率復活の反対理由として、「価格」を挙げた方は意外にもほとんどいませんでした。圧倒的多数を占めた反対意見で挙げられたのは「国民無視」、つまり暫定税率復活の政治的な手続きだけが進んでいくことへの不満と不信、怒りでした。』

とのことですが、確かにそういう側面はありますね。。
俺も、「安いに越したことは無いし確かに安い方が良い」とは当然に思っていますが、それ以外の部分で暫定税率復活は反対ですから。

無駄遣いも確かに許せないんだけど、俺の場合はこの暫定税率でも年金問題でもそうだけど、
「実際にそれが無くなるとやっていけないような状況」
を作り上げてしまってから、それを楯にして
「そんなこと言ったって金が無いんだからしょうがないだろう!」
という、いわば「開き直り」のこの方法って本当に卑怯だと思うんですよね。
俺はその点が一番気にくわないところだし、こんなやり方は許せない。筋が通ってないし、断固反対。

元々「暫定」の名前の通り、本当に一時的にしょうがないので応急処置的に設置された税率だったはず。
と言うことは、これは当然に廃止されうることが前提のものだし、本来「無かった物」として考えなければならない物だったはず。
それを、ずるずるずるずると引っ張って、なし崩し的に「無ければならない物、これがあって当然」という物にしてしまった。
暫定で始めたものを、甘い見通しと甘い考えでそう言う風に無策で場当たり的な政策を実行してきたのは政府なのに、今度は今になって
「そんな事言ったって、金が無いんだからしょうがないだろう」
という態度。
これじゃあ、どう考えたって筋が通らないでしょう。俺そういうの大嫌い。人間でもそういう人間は大嫌いだ。

でも、確かに金が無いことにはどうしようもない、結局どっかから持ってこなければならない、だからどうしても必要になる。・・・・そこは分かる。分かるけど俺が言いたいのは
「そういう状況を作ってしまってから、それを背景にそんなことを言うのは卑怯だ」
と言うこと。
これは、このガソリンの暫定税率に限ったことではなくて、世の中の全ての事に当てはまると思うんだけど、簡単に言えば金を借りておいて返せなくなって「返したくたって無いもんはしょうがないだろう?」的なこれ。
これってさ、絶対にやっちゃあいけないことだと思うんですよね。これをやる人間は最低です。だって、そうやって言われたら泣き寝入りするしか無いんだから。
これをやる人間は俺は絶対に信用できませんし、やっぱり最低だなあと思います。
だからこそ、この手の約束事って、絶対にそんな事態にならないように特に気をつけなければならない事だと思うんです。

それを、ましてや国がこんなことやってるんですから・・・・
それに元々二重課税ってのもおかしいし、納得できないし、さらにこれを一般財源化?車を使用する人だけ負担が増えるってどう考えても不公平だし、そこも納得できない。

ほんと、ヤレヤレです。


あ、話は変わりますが
「○○は何故○○に反対するのか」
という文句って、なんだか「反対することが悪い」と責めているようなニュアンスが混じる言葉ですよね。
今回取り上げたリンク先の記事は、実際には言葉通り「理由」そのものを訪ねていただけの記事だったんですけど、タイトルだけ見ると誤解されそうなタイトルだなあと思ったと同時に、こういう言葉の使い回しは慎重に考えてから使おうと思いました。

思考→言葉の変換が綺麗に決まった瞬間

2008-05-02 | 言葉・フレーズ個人メモ

いや、まあタイトルに関しては、俺の自力ではなく他力本願な部分での話なんですけどね(笑)
という前置きをして本題。

こんなニュースを見つけました

「休みたいなら辞めろ」発言は暴論?正論? ネットで波紋広がる

なるほどね~。
賛否両論。

俺自身は、仕事に対しては基本的に

仕事の意義

↑こんな感じですので、個人的にはこの永守社長の意見には否定派なのですが、確かに「潰れてしまったら元も子もない」という意見も一理はあるとは思います。
「でも、それは分かるんだけどでもやっぱり「休みたければ辞めろ」ってのはなあ~」
「やっぱり違うと思うんだよ、上手く言えないけどさ・・」
と思案しながらこのニュースを読み進めていったところ、記事の最後に弁護士の落合洋司さんという方の、次のようなコメントが載せられていました

『私自身は、社会に出た後、現在に至るまで、この社長発言のような感覚で生きてきている(適度に休んではいますが)ので、言っていることはよくわかりますが、そういった姿勢、やる気というものと、経営管理の立場での在り方というものは、やはり、きちんと区別し切り分けて進めないといけない、ということではないかと思います。
  
  日本人(特に、やり手と呼ばれるような人々)の根底に流れている、こういった感覚が、過労死にもつながるような過重労働を生み、日本各地で様々な不幸を生み出している、という面も、見逃すべきではないでしょう。
  
  先日、ニュースを見ていて、アメリカ大統領候補のオバマ氏が、激しい選挙戦の中、しっかりと休暇をとり家族と何日かを過ごした、ということを知り驚きましたが、そういったことが当然のこととされるような、より成熟した社会を、日本も、そして私自身(連休でも働いている)も、目指さなければならない、ということなのかもしれません』

・・・・うわ~。凄い。
うん。そう、まさにこれだよ。
さすが弁護士とでも言うべきでしょうか、思案している事を文章に変換するのに毎回四苦八苦しながら、それでもなかなか頭の中を100%変換しきれていない俺にとって、今回この落合洋司さんの言葉は、まさに「ビシッ!」と決まったというか。
こういう文章を書くようになりたいなあと思いました。

特に、俺が思考の中でモヤモヤしていた部分を、綺麗に言葉に変換されていた部分が
「そういった姿勢、やる気というものと、経営管理の立場での在り方というものは、やはり、きちんと区別し切り分けて進めないといけない、ということではないかと思います。」
この部分。
そう、これ。まさにこれ。つまりは、そういう事ですよ!

なんだか、最近弁護士といっても光市母子殺人事件の弁護団のアレとかもあって、なんだかなあという雰囲気もあったりしましたが、この落合洋司さんって人は凄いなあと思いました。

途中から「ブログ論」というか文章の書き方とういか、そういう方向に話が逸れましたが、実は今回最も主張したかったのはそちらの方だったりします(笑)だからタイトルもこのようなタイトルにしました。

まあ、でもいくらなんでも
「休みたいなら辞めろ」
は確かに横暴だと思いますね。
確かに余裕がないとしても、「休まないのが当たり前」という考え方はおかしいと思います。

「休みたい?何言ってんだお前?嫌なら辞めろ」
という会社は嫌ですね。
「本来は休ませたいところだし、休みだって必要だ。でも今はここを乗り切らないと会社が傾くから、だから仕方ないからここは我慢してくれ」
だと、まだ納得もできるってもんですけれども。
結果としては「休めない」にしろ、その捉え方の違い。根本的な意識の違いでしょうか?「当たり前」を持ってこられると、やっぱり嫌です。