エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

2008-04-14 | ブログに関するあれこれ

今日は時事ネタで書きたいと思う件がありました。
ただ、その前に「これは言っておかなきゃなぁ」という前提事項があったので、まずはそれを書きたいと思います。
記事の中で書いても良かったんですが、これから先も時事ネタを取り扱う際には、同じ事が前提事項となるだろうと思ったので、ここで個別に一つの記事として書いておきたいと思いました。そうすれば、毎回毎回同じ事を書かなくても、この記事を参照ってことでリンクを一つ貼ればすみますしね。
・・と、ここまでは前提のさらに前振りでした。

と言うわけで本題に入りますけど、俺が時事ネタを扱う際にはその事案を知った経緯をまず明らかにします。「~新聞の記事より」とか「~放送されたニュースより」とか。
これは、まあ当たり前の事なんですけど、例えば新聞記事を読んで記事を書く場合、その記事は

あくまで○○というニュースを読んで(若しくは見て)感じたこと・考えたことを書いてます

と、言うことです。
一見当たり前の事のように思われるでしょうが、敢えて「読んで」の部分を強調したところに注目してください。
これって、敢えて説明しないと、当たり前の事のようで、でも当たり前のように誤解を受けている部分だと思うのです。

と言うのは、「読んで感じたこと」というのは、読んで字の如く

「その、元になったニュースソースに基づいて考察・思考したこと」

という意味です。それは

必ずしも「その事実について」では無い点

という所に注意が必要です。
ここを混同されて、誤解を受ける場合が多いと思うんです。

世の中で起きている事件事故、様々なニュース。これらの情報を得るのは殆どの場合、新聞なりテレビなりラジオなりのニュース番組やその他諸々・・・要するにマスメディアを通じての事だと思われます。
実際に自分が、その事件や事故があった現場へ直接行って調べたり、見たり、聞いたり、実際に体験したり・・・なんてのは、たまたま偶然にその場に居合わせた場合を除いては、殆ど無いことでしょうし、出来ないことでしょう。普段の仕事や生活だってあるわけですし。
日本国内の事だってそうですし、諸外国の事になると尚更です。
となると、時事ネタについて何かを書く場合は、どうしても、なにかしらのマスメディアによるニュースソースを元にして記事を書くのはしょうがないことであると共に、そうでもしないと個人ブログで時事ネタなんてそもそも書けないと言うことになってしまいます。
そう言うことから、

個人ブログで時事ネタについての考察・意見・感想を書く場合はどうしてもマスメディアを利用することになる、これは仕方のないこと

これが、まずは前提その1になります。

で、ここで一端話は別方向へ向きますが、マスメディアの報道というものは、ある時は行き過ぎた報道だったり、どちらか一方の当事者寄りの報道だったり、有る方向へ世論を向かわせるような情報操作のような感じを受けたり、最悪なのは事実自体をでっちあげたりする場合も、確かに無いわけではありません。
だから俺自身、「マスコミは100%信用できない」とは常々思っているところですし、「どこまで本当だろう?」とまずは疑って掛かる所からニュースは見てます。
でも、とは言ってもマスメディアにおいても、報道が社会に与える影響の大きさ、その意義、重要性、そして報道することに寄る責任等に関しては、プロでやっている以上それなりのものを持ち合わせている事だとは思います。特に時事ネタを扱う報道関連については。
全く有りもしないことを、好きなようにでっちあげてと言うことは、全くの無では無いにしろ、それなりの取材を行った上での事だとも思いますし、前提その1で述べた通り、それ以外知る余地が無いのですから、ある程度は信用しても良いのでは無いでしょうか?100%全てが全て真実とまでは行かないでも、疑いだしたら、世の中のニュースの全てが意味のない物になってしまいますからね。
と言うわけで

100%完全にありのままの真実を伝えているとは言えないかもしれないけど、ある程度は信頼しても良いのではないか?そうでないと、そもそも「ニュース」というジャンル自体が無意味な物になってしまうし、世間の出来事を知ることが出来なくなってしまう。根底から崩壊してしまうということになってしまうので。

というのが前提その2。

と、長々と書いて来ましたが、これで言いたいことの材料は揃いました。
そういう理由から、時事ネタを書く場合はあくまで

「ニュースソースに即して、それによって得た情報について考察をするということ」です。必ずしもその「事実」についてでは無いのです。

だから、予めそのニュースソースを明らかにして「ここから情報を得ました。なのでこの情報に即して俺はこう思います」と言うことを書きます。
と言うことは、当然にそのニュースソースに誤りが含まれていた場合、当然俺の主張も事実に対しては全くの的はずれな物となるでしょう。
もちろん、その場合はそれで間違いは認めるつもりです。

が、「あくまでその時のニュースソースに即しての考察なのだというのが、時事ネタを扱う場合の根本的な大前提なんですよ」と言うことを、記事を書く前にまず述べておきたいと思いました。
そして、だからこそその元となるニュースソース選びも慎重に行って行きたいとは思っているところです。