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クルシャの天地

京都市北区紫野 うたかた

うたかた、『方丈記』でしたかね。

飼主は京都に出掛けています。

夜の食事に、町家という京都特有の和風建築を改装した居酒屋に出掛けました。



風情が有ります。
実はこの周辺、どこもこんな感じなので、特別な雰囲気はありません。



こういう一角だけ見ても、多分百年以上変ってない様子。
もちろん、何度も手を入れて維持されているわけで。



席に出てくる「おしながき」も手書で情緒あります。

この店の特徴はたしか、「おばんざい居酒屋」。
普通の家庭料理が出てきます。



通された部屋の屏風。

素朴な画風に、弁慶だの鬼だの福禄寿だの、並んでいます。
この配置にはまったく意味がありません。



伝統民画のおみやげものとして有名な「大津絵」のキャラクターが
勢ぞろいしているところなのです。

強いて言うなら、気安くてなんだかめでたい感じ。
居酒屋にはぴったりだと思います。



座敷に丸テーブル。

卓袱台、ってやつですね。



ちょっとした小物も民芸調。



つきだしは、ふぐのひれの煮こごり。
飼主はなんだか分からず、店に尋ねてやっと知りました。


【次回もうたかた】
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コメント一覧

飼主

注文するときに店の人を呼ぶときに使う鈴(りん)が
土産物の、寺の門前で売ってるような仏具の鈴なんで
すよね。ぎりぎりで土産物と分かるような物で、こういう
雰囲気まで狙ってるなら、さすがだと思います。そして
多分、分かってると思います。
Hitomi☆
http://angeliccat940.blog5.fc2.com/
いい感じのお店ですね。
どこかで見たことあるなと思っていたら
やはり、大津絵のキャラクターだったんですね。
灯りが屏風絵の雰囲気を盛り上げてますね。
ふぐのひれの煮凝り…日本酒がすすみそう^^
Chocolat
http://noru3.blog83.fc2.com/
またまた情緒あるお店ですね~~。
メニューを見ていて、いきなり最初の3つの
「とりの山椒やき」「生麩の田楽」「エビとアボガドの春巻き」を
オーダーしたくなっちゃいましたよぉ(笑)。
民芸調な雰囲気も、ほっこりできそうでいいですね~~。
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