飼主は京都に出掛けています。
夜の食事に、町家という京都特有の和風建築を改装した居酒屋に出掛けました。

風情が有ります。
実はこの周辺、どこもこんな感じなので、特別な雰囲気はありません。

こういう一角だけ見ても、多分百年以上変ってない様子。
もちろん、何度も手を入れて維持されているわけで。

席に出てくる「おしながき」も手書で情緒あります。
この店の特徴はたしか、「おばんざい居酒屋」。
普通の家庭料理が出てきます。

通された部屋の屏風。
素朴な画風に、弁慶だの鬼だの福禄寿だの、並んでいます。
この配置にはまったく意味がありません。

伝統民画のおみやげものとして有名な「大津絵」のキャラクターが
勢ぞろいしているところなのです。
強いて言うなら、気安くてなんだかめでたい感じ。
居酒屋にはぴったりだと思います。

座敷に丸テーブル。
卓袱台、ってやつですね。

ちょっとした小物も民芸調。

つきだしは、ふぐのひれの煮こごり。
飼主はなんだか分からず、店に尋ねてやっと知りました。
【次回もうたかた】

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