京都タワー地下へよく行っております。
秘密基地、いや飲食店ブースが詰まっている
からです。
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人を写真に入れない為に、天井ばかり撮影しております。
さて
Only People With Spiritual Gifts Experience These Strange Things
何十年も前に流行していた物語は何度も繰り返されます。
七割方ユング思想である、この断片的な主張も、実は
ユングより更に前の世代の断片を含んでいます。
甲殻類や昆虫が脱皮するように、我々も自然に変容しますが
変容が派手な場合や、生活を破壊するほど強烈な神秘体験
を経る事があるのですが、そのために既成宗教がある、即ち
こうした体験を各個に指導する役割を聖職者が果たすべきだった
わけです。
『ウルタールのうる』に出てくる「ウルタール高教」も
子猫たちが無自覚に起こす派手なリーピングやジャンプを
自己制御する技術を伝授する組織だったわけです。
しかしながら、現代の既成宗教はヒトの変容期に対応する
導き手として機能していない。
それ故に、神秘体験自体を目的としたり、変容期の精神的
嵐からの復帰を目的とする断片的な言説がこのように流布
されているわけですが、元来、そのようなものは人間の
経るべき過程であって目的には成らないし、目的と為すべき
ではないのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ef/5d4144315ebb3a1382f89a18929f2c58.jpg)
巷間の無軌道な言説が余りに放埒なので、この際簡潔に要点だけ
書き残しておきます。
神秘体験を経ることは、自然なことです。近くに指導者がいれば
無料で、感謝も挨拶程度のことで済み、迷いの道の出口を示したり、
先に進みたければ迷路の案内までするものです。
証拠をお見せしましょう。
Chaiye Hame Zarthosti
「チェイアム ゾロアスティ」
ガーサーにもヤシュトにも、神秘体験なんて当たり前のように出てくる。
それらに迷ったり、悪夢に落ちたり、道から外れないように、あらゆる
助言が繰り返されます。
そして教義にある通り、この曲それ自体も対等の悪によって穢されました。
崇高な者は、同等の邪悪によって挑戦を受ける。
崇高である者の運命として。
歴史的事実であり、飼主の観察し得るところです。
20世紀、この曲は歌詞を変えられて、ヨーロッパ方面である期間
「ハーケンクロイツを讃える歌」として流行しました。
そちらの方(ナチズムの賛歌)しか知らない方もあるかも知れないが、
オリジナルはこちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/06/addd5f0f7afce1e02a7592ad55dc0fd3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/06/addd5f0f7afce1e02a7592ad55dc0fd3.jpg)
「あなた方が困ったときに、パールシーが現れる。」
パールシーの義務は、義を為し、善の王国を作ることであるから。
あなた方の中にいながら自律して溶けこみ、為すべき時には
義を果たす。
神秘体験は、必要条件であり、パールシーの目的とは義を為す
ことであります。
目的ではないのです。
他人より高い次元にあるとか、自分は神に選ばれたなどと嘯く
パールシーは一人もいない。当たり前のことだから。
そんなことで他人の歓心を買おうとする者もいない。
We Are Zoroastrians - Lyric Video
英語にされて、歌詞の中身も違いますが、
まず義を為しなさい。
義を為さないならば、何者でもない。
どんなに「次元が高」かろうと、どんなに「前世が崇高な存在」で
あろうと、況してや現世で高名、高位、富貴であろうと。
義を為さなければ、何者でも無い。
これがマツダヤスナの教えであります。