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クルシャの天地

瓢樹 夜の懐石2



京都の懐石料理の店、瓢樹の夜のコースを紹介しております。

ジュンサイの汁に鰈の造り、アイナメの椀がありました。

次がこの碗です。



野菜の炊き合わせ。




吹き寄せとも。

器の内側の意匠がまた、中央の料理を際立たせます。

どの料理にも必ずうれしい意図が見える訳ですが
ちょっと中座して、懐石というものの裏側が見えは
しまいかと、また探検の続きを。



静かで長い。

どうも迷ったふりしてもバレそうです。
あまりずかずか立ち入っていい場所ばかりでもなさそうな雰囲気。



でも見つけました。
調理場の近くにあった、水屋。

茶道やってるところには必ずありますね。

そう。懐石は茶道の軽い食事のことでした。



とすると、瓢樹がこれだけ気持いい緊張感を感じさせるのも茶の
心が下敷きにあるからなのでしょう。

ところで、飼主は茶のことをほとんど知りませんよ。



知ってそうですか?

いいえ、簾越しに廊下から夜の庭を見るくらいが精々です。


なんとなく、すべての料理に分かるように見せてある意図の気持ち良さの
理由もわかったところで、戻ると



焼物、鮎。




この仕立てもはっとします。
ちゃんと焙烙の上に葉っぱ敷いてありますよ。



皿にとりわけていただきました。




今年最初の鮎、おいしゅうございました。





【おいしそう】
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