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クルシャの天地

午は目を剥き夜は欠伸をする



四月の半ば頃、世の中から移動と仕事が激減しても
飼主の暮らしにさしたる変化はありませんでした。




今年は花見してませんよね?


実は激変してますけど、大したことないと思いやって、世間の
辛さに寄っているだけです。







午後のクルシャ君

世相や時局で彼の暮らしは変わりません。

大道を外して不自然な偏りに走ると、古人に対して恥ずかしい。
その点、猫は変わらないわけで、何かヒトだけが自然を超越している
と見做す哲学は全般に反省して貰いたい。





大胆なこと言いますね。

警戒気味に目を剥く午のクルシャ君。

思い上がっているのは神学も同じです。
極一部の領域だけが、DEUS ABSCONDITUS というのを識っているだけです。





あれから、また訳の分からないことをくどくど言うので、すっかり夜となりましたよ。

もう眠たいクルシャ君。





ひとつ大きな欠伸をして、また丸くなります。






 

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