重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

うわのそら的寸撮/ひと滴。

2007-10-05 | photo

■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2007.10.03 08:10:40
■NIKON D80 / AF-S NIKKOR 18-135mm 1:3.5-5.6 G ED / F3.5 1/125秒 ISO100 / マニュアルモード 補正±0 分割測光

木の葉に宿った雨粒を見ていると、
やがて耐え切れなくなってポツリと落ちたひと滴(しずく)が、
そのまま、心のひだに
すーっと沁み込んでいくような気がします。

そんな時、
周囲の音は、何も聞こえません。


無音の世界に身をまかせ、
待ちましょう。
次のひと滴がこぼれるまで、
じっと。

………。


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4 コメント

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音の無い世界 (真・善・美)
2007-10-07 15:40:22
 
 見事に音の無い世界を表現していただきました。

 最近、家内が働きに出るようになり、日中一人で
 過ごすことが多いのですが、音の無い世界に
 耐え切れなくて 見もしないテレビをつけて
 しまいます。現代病でしょうか?
 
 「静かさや 岩にしみいる 蝉の声」

  (蝉の音でした?)

 
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同感です。 (真・善・美さんへ)
2007-10-08 21:45:30
無音の世界は、普段は「騒音の世界」に身を置いているからこそ、時として心休まるものなのでしょうね。

孤独感に耐えられないのは、むしろ暖かな人間らしさを持っていらっしゃる証だと、私は思いますが。
返信する
訂正 (真・善・美)
2007-10-09 20:59:00

 「静かさや・・・」ではなく 「閑かさや・・・」
  でした。
 
  ニュアンスが全然違いますね。
  
  先年、立石寺(山寺)を訪ねましたが、芭蕉も
  この地に足を踏み入れたのだなあ とひと時
  想いに耽ったのを記憶しています。

  芭蕉は何故行脚したのでしょうか?
  
  
返信する
>芭蕉は… (再び真・善・美さんへ)
2007-10-09 23:28:32
なぜ行脚したか、ですか。哲学的な問い掛けで、私には分かりかねます。
そんな生き方ができたことは、とても羨ましく思っていますけどね。
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