たしかに、
彼らはもうすっかり世慣れています。
どういう可愛げな仕草をすればご褒美をもらえるかを知っていて、
人間に擦り寄ってきます。
でも彼らは
決して自ら好んでそんな処世術を覚えたわけではなく、
人間に、知らず知らずそう育てられてしまったのだと思います。
それが証拠に、
彼らの瞳は、
ほら、まだこんなにも愛くるしく、
純粋に澄んでいるじゃないですか。
先々週末に訪れた「奈良公園」で、
久しぶりに優しい眼差しの集団に逢いました。
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見えました。
優しい…とは、思えませんでした。
気のせいかな?
それと。
奈良公園(俗:しか公園)の鹿って、結構凶暴にもなりますぅ~
中学生にもなって、鹿に、鹿せんべいではなく
自宅から、サツマイモをスライスしたのを持って
出かけて、そのサツマイモをあげていたら……
見事、襲われてしまって、未だにちょっと、怖いデス
切なそうな瞳に見えましたか。
見え方は、人それぞれなんですね。