名古屋地方は、今日も雨が降ったり止んだり。
時折、バケツをひっくり返したような凄まじい土砂降りには
ただ口をぽかんと開けたまま呆れて見ているしかありませんでした。
私が調べた限りでは、55年ぶりのはずです、
東海地方の梅雨明けが8月までズレ込んだのは。
東海地方では1993年(平成5年)に、梅雨入りしたのは5月30日ごろだけど、梅雨明けした時期が微妙で確定できなかったという年が一度だけありました。
その同年を除くと、
1951年(昭和26年)の統計開始以来、梅雨明けが8月になったのは1954年(昭和29年)の1回だけ。
つまり今年の梅雨明けの遅さは55年ぶりという、まさに記録的なんですね。
そればかりではありません。
梅雨入りから梅雨明けまでの日数を計算すると、
1998年(平成10年)の、6月2日ごろ梅雨入り~7月31日ごろ梅雨明け=59日間というのがこれまでの最長でしたが、
今年は、梅雨入りが6月8日ごろで、以来今日で54日ですから、
このまま8月7日まで梅雨が明けなければ、長梅雨の史上記録を更新することになります。
そうだと知ると、
雨続きでいささかうんざりした気分も、
いっそのこと新記録達成まで我慢してみようか――なんていう気分に、
なりませんか?
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