重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

今日もまた…。

2007-01-30 | つれずれ
2日続けて同じ話題を載せるのは気が引けるのですが、
昨朝「名城公園」で出遭った「アオサギ仙人」に、

実は今朝もまた、
お目に掛かかってしまいました。




園内の池に設けられた小さな島の淵の、
昨日とほとんど同じ場所です。
彼はここを、餌場に決めたのでしょうか。

でも、
私の知る限りこの池に小魚は居らず、
小さくても体長50cm以上の大きな鯉が住んでいるだけなんですけどねえ。
そんなのを捕まえても、丸呑みすると、窒息しかねませんよ、仙人。


昨日見て私の顔を覚えてくれたから、というわけではないでしょうが、
今朝の「仙人」は、
私がカメラ片手に普通に近づいても、
逃げようとはしません。

というよりむしろ、
今朝は時々、顔をこちらへ向けて「カメラ目線」というか、



「ガン見」というか――。


おまけに、
分かりますか?
今日の彼は、余裕の「片足立ち」です。



しかも、爪先が、
石積みの端からハミ出ています。


私なら十数秒ともたない不安定な姿勢にもかかわらずユラリともしない彼は、
さすがに「仙人」、抜群のバランス感覚ですよね。


――などと感心しながら10分以上も同じ場所でファインダーを覗いていたその時です。

気配を感じて見上げると、
大きな鳥が、まさに頭上を通過していくところでした。

あわててカメラを向けたものの、
望遠ファインダーの狭い視野の中で姿を見失ってしまったので、
目を外し、改めて周囲を見回すと――。


…………。

居ました !!  すぐ近くの、ひと際高い松の木のてっぺんに。




そうです。なんと、



ジャジャーン !! 「仙人2号」の登場です!


少し離れているのでよく分かりませんが、
「2号」は「1号」よりやや小ぶりで、
羽の色も、文字通り蒼灰色の「1号」に比べると、光の加減かどうか、少し白いように見えました。
もしかすると「1号」より若い、まだ修行中の「仙人」なんでしょうかね。


水辺に佇み瞑想しているかのような「仙人」も「哲学的オーラ」を感じて素敵ですが、
高い木の頂上から世間を見下ろし、睥睨(へいげい)する姿も、「らしく」て、カッコいいじゃありませんか。

ふいに現れた「仙人2号」に、
普段は暴れん坊のカラスが明らかにビビッている様子も、
面白かったですよ。


威厳ある「アオサギ仙人」たちに、
ますます魅せられつつあります。


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