重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

やっと…。

2007-01-11 | つれずれ
わが家もやっと、「ほぼ圏外」から脱出することができました。
先週の日曜日、わが家のウッドデッキの柱に、待ちかねていたこれが、ようやくついたからです。



BSアンテナ?
違います。
携帯電話「ソ○フトバンク」の3G機種用のホームアンテナです。


最近何かと評判の良くない「ソ○フトバンク」ですが、
私はその前身の「ボー○フォン」時代から、
そのまた前身の「Jフ○ン」時代から、
さらにその前身の「東海デ○タルホン」時代からの愛用者です。
(ほんの一時期、「ド○モ」に浮気したことはありましたけど

理由は、
せっかくの番号を変えたくなかったこともありますが、
携帯に限らず私は「最大手」と言われるメーカーの製品を使うのが嫌いで、
ほとんどの場合、業界2番手、3番手の製品を使いたがるという、
根っからの「へそ曲がり」な性格に起因しています。


なので、会社の資本が変わり、社名が変わっても現「ソ○フトバンク」の携帯を使ってきましたし、番号ポータビリティになった現在もまだ使っているのですが、

実は「ソ○フトバンク」に変わる少し前、「ボー○フォン」がド○モに対抗して発売した3G(第3世代)機種に買い換えて以来、ずーーーーっと怒っていました。

なぜなら、
わが家は木造の、壁も薄い掘立小屋であるにもかかわらず、
屋内での送受信が「ほぼ圏外」状態になってしまったからです。


そりゃあ、私が住む町は、田畑もまだ少なくはない「田舎」かも知れません。
でも、去年、隣町と合併して人口7万人になった、とりあえず「市」です。
大都市・名古屋のベッド・タウンです。

にもかかわらず、携帯の受信が、屋内とはいえ「ほぼ圏外」なんて、最近の若者風に言えば「ありえない!」と思いません?


そんな利用者の不満がずいぶん寄せられていたのでしょうね、
会社が「ソ○フトバンク」に変わって間もなく、受信難を解消するホームアンテナの無料貸し出しを始めたと聞き、早速申し込んだのが去年の10月半ばだったと思います。

ところが……、
待てど暮らせど、付かないんですよねえ。
催促の電話を掛けるたびに「ただいま書類手続き中です。もう少々お待ちください」の返事を3、4回は聞いたでしょうか。

その待望のホームアンテナの設置工事が先週日曜日、やっと、やっと完了しました。
ようやく人並みに「バリ3」状態になったのです。
バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!! 


とはいうものの、実は…



わが家にはもう1台、ホームアンテナが置かれています。
こちらは、事情があって所有しているPHS携帯「ウ○ルコム」専用です。
PHSもやはり、ホームアンテナが無いと「ほぼ圏外」状態なのです。

いったい私は、どんな非文化的地域に住んでいるんでしょうかねえ。
自分でも呆れてしまいます。


そして「おまけ」は、これ。



アマチュア無線機器です。

最近は聞くことも、電波を発することもまったくなくなり、ホコリにまみれていますが、
これでも昔は、地球の裏側とも、不慣れな英語で冷や汗をかきながら、話していたものです。

一部の熱心なマニアはまだ夜な夜な電波を出し続けているようですが、
アマチュア無線人口は、近距離通信を中心に、すっかり減ってしまったと聞きます。

たまに「呼び出し周波数」と言われる、いわば集会所チャンネルを傍受してみることもありますが、ほとんど誰も出ていません。


携帯電話とインターネットの普及が、アマチュア無線人口を減らす大きな背景・原因になったことは間違いありません。

見ず知らずの人と人の出会い方、コミュニケーションの取り方が、ずいぶん変わってしまったんですね。


私自身も、いまこうしてブログを通じ、今まで不可能だった多くの人々との新しい出会いに、喜びや楽しさを感じているのは事実です。

にもかかわらず、他方でどこか一抹の寂しさを禁じ得ないのはなぜなのか、
その理由が、
自分でも分かりません。


--------------------------------------------------------------------------