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重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

ゴージャスなひと時/「THE KAWABUN NAGOYA」

2008-05-22 | おすすめ
今日も休みをもらい、生活習慣病の定期検診で病院へ行った帰り、
検査数値がずいぶん改善されていることに気をよくして、
すぐ近くで、軽くお茶してきました。

ここです。



THE KAWABUN NAGOYA」(ザ・カワブン・ナゴヤ)。

かなりゴージャスな雰囲気でしょ?


それもそのはず、



「THE KAWABUN NAGOYA」は、
尾張徳川家の料理人・河内屋文左衛門以来12代、400年続く名古屋で屈指の老舗料亭「河文」の一部を改修し、
今年2月にオープンしたお店なのですから。



     




結婚式場やレストランなどが入る「THE KAWABUN NAGOYA」の1階にあるここ「The Bar」は、
18時から26時まではアルコール中心のラウンジになりますが、
11時30分から18時までは「Cafe」として営業していて、
コーヒーや紅茶、ケーキなどをいただけます。


厳密には母屋の「河文」とは別経営体になっているようですが、
とは言うものの老舗料亭の格式を大切にした店づくりはさすがです。

中庭の池には錦鯉が泳ぎ、
竹林が風にさやさやと揺らいで、
とても名古屋のど真ん中に居るとは思えない、静寂で、落ち着いた時間を過ごすことができます。



     



「でも……ということはやっぱり、お高いんでしょうね、お値段が」ですって?

う~ん、それはもうこの贅沢な雰囲気を味わえるわけですから、ある程度は仕方ないと思し召せ。

というので、
名古屋地方は最高気温が27℃を超してとても暑かった今日、
私がこのゴージャスな「Cafe」でくつろぎながらいただいた アイスコーヒーは、
「440円」です、もちろん消費税込みで。
これもちょっとしたオドロキでしょ?


機会があれば、
このソファにお座りになってみてはいかがですか?




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驚きの「cafe心木地(ここち)」

2008-05-19 | おすすめ
「町屋カフェ」とか
「古民家カフェ」とか
「蔵カフェ」などと
古い建物を生かしたカフェ・レストランが最近少なくありません。

私もそんな趣きの店が好きで、
愛車・金ピカ塗装の「マツケン・サンバ号」のカーナビにメモリー登録した店は
おそらくもう十指を下らないはずです。


でも、
こんなカフェ・レストランは初めてで
面食らいました。

だって、
ほらご覧の通り――



独得の「ノコギリ屋根」で察しが付くでしょ?
「古民家」ならぬ
「古工場カフェ」なんですから。

大正時代からの織物工場を改装したのだそうです。
静岡県浜松市「cafe心木地」です。

店舗や住宅の新築・リフォームを手がける「grand amore」(グランド・アモーレ)が経営する店と聞いて、納得しました。


でも、本当に驚くのは、
上の写真の右端の茶黄色のドアを押し、
足を一歩踏み入れてからです。

屋内は、
こんなふうになっています。



     

「ノコギリ屋根」3棟分のスペース全部を板敷きにしています。

天井は高く、
壁の内側には土を持ち込んで木を植え、
どこからか小川のせせらぎのような音も聞こえます。



     


まさか「古工場」の中にこんな異空間が用意されているとは想像もしなかっただけに、
実は驚くというより、
少し感動さえしました。

 

しかも、
出される飲み物や料理はすべてオーガニック系。

たとえば……と、
いただいた料理のいくつかをご紹介したかったのですが、
雰囲気に呑まれてドギマギしているうちに、
写真に撮るのを忘れて食べてしまいました。


というので今日のところは、
「何もかも美味しかったですよ」というご報告と、
機会があれば、扉の向こうの予想外の異空間に、
身を置かれてみてはいかがですかという「おすすめ」にとどめておきます。




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おすすめカフェ/「かなぶんcoffee店」

2008-05-13 | おすすめ
今年の春、通勤途上に新しいカフェがオープンしたことは知っていました。

その後間もなく、いくつかのブログで取り上げられ、
どうやら私好みのカフェらしいことも分かっていました。

ただ、
私はなぜか、車通勤の往き帰りは別のコースを走ることにこだわっていて、
朝はいつも「名城公園」に車を停めてカメラ散歩をするため
往路にあるその店には、なかなか行く機会がありませんでした。


でも先週、
会社を休んで通院した帰り道、
思い出して、寄ってきました。

名古屋市西区城西のカフェ「かなぶんcoffee店」です。




なるほど、多くの方がお勧めになるはずだと、
店に足を一歩踏み入れただけで分かりました。

こんな店内です。



          

                    



          

                    



          

                    

お感じになりませんでしたか?

店内に3人いらした女性の中のどなたがオーナーかは存知ませんが、
オーナーご自身が、店内の隅々まで、そこに置く小物1つにまで実に細やかに気を配り、
とても楽しみながら、「お店作り」をなさっていらっしゃることが、居るだけで伝わってきます。


オーナー自身がHAPPYな気分でお店作りを楽しまなければ、
お客を楽しませ、HAPPYな気分にさせることはできない――と私は思っています。



ランチの「お試し新メニュー」野菜そぼろと鶏唐揚げの「とりどり丼」も、
デザートにいただいた「かぼちゃプリン」も、
とても美味しかったですよ。

くつろぎの空間に、
しばらく身を置いてみてはいかがですか――という「おすすめカフェ」が、また1つ増えました。

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藤、枝垂れ咲く/江南市「曼荼羅寺」

2008-04-29 | おすすめ

■場所 / 名古屋市北区「名城公園」 ■日時 2008.4.29 15:19:53 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F5.0 1/100秒 ISO100 焦点距離18mm 露出補正±0 / プログラムAE 分割測光

いまが見頃の藤の花ですが、
藤と言えば、名古屋近郊では江南市「曼荼羅寺」の藤がやはり一番有名でしょうか。

行って来ました。
見事な咲きぶりです。


昭和45年に寺域の一部を市に提供し、現在は「曼荼羅公園」にもなっている園内には、
早咲きから遅咲きまで、
そして色も紫から白まで、
合わせて12種類、60本の藤が植えられており、
そのいずれもがいまが盛りと咲き競っています。


そんな「花の暖簾」の下を歩くのはもちろん楽しいのですが、
お寺好きの私にとっては、
元徳元年(1329)、後醍醐天皇の命で創建された、西山浄土宗としては尾北地方きってのこの古刹の境内をぶらぶら歩くだけでも、
充分満ち足りた時間を過ごせます。

たとえば、こんなふうに――。





     


   
     



     



     




ここ「曼荼羅寺公園」では5月6日まで「江南藤まつり」が開かれています。

まつりの賑わいも決して悪くはありませんが、
満開の藤を見上げるだけでなく、
ついでに古刹が持つ「歴史」をじっくり眺め直してみるのも
たまにはよいのではありませんか?




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春の海…

2008-04-13 | おすすめ

■場所 / 静岡県焼津市小浜「レストラン日の出」 ■日時 2008.4.12 12:14:14 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F10.0 1/400秒 ISO100 焦点距離50mm 露出補正±0 / プログラムAE 中央重点平均測光

春の海 ひねもすのたり のたりかな   与謝蕪村

あいにく少し曇っていましたが、
曇っていたからこそかえって、
時間がゆったりと流れているような
とても、とっても穏やかな、春の海を見ました。


所用のため、先週末金曜日から静岡方面へ出掛けていました。

その途中、立ち寄ったのがここ



静岡県焼津市小浜、大崩海岸の岸壁にせり出すようにして建つレストラン「日の出」です。



ガラス窓の向こうには、
海以外、何もありません。

でも、
「何もない」ということが
こんなにも美しいことなのか、
こんなにも優しいことなのか、
こんなにも贅沢で、人の心を穏やかにしてくれるものなのか――を、
この景色は教えてくれます。


満月の夜には、
月の光が海面に映った「ムーン・ロード」を見ることができるそうです。

きっと感動的な美しさでしょうね。


けれど、
それを見なくてよかったのかも知れません。
たぶん、理由(わけ)もなく涙を流してしまいそうですから。

ちょっと疲れた身体と心を癒すだけなら、
この昼の海だけで、
充分すぎるほど充分だとお思いになりませんか?


■場所 / 静岡県焼津市小浜「レストラン日の出」 ■日時 2008.4.12 12:19:31 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F9.0 1/320秒 ISO100 焦点距離18mm 露出補正-1 / プログラムAE 中央重点平均測光

男のコーヒーハウス。

2008-03-02 | おすすめ


ストーンウォッシュのジーンズに、
裾が短めの革ジャンを着て出掛けたのは正解でした。

自宅から車で30分ほどの小牧市上末「珈琲彩館 樹鸞(じゅらん)」は、
桃の木畑の真ん中にポツンとあるログハウスです。

オーナーが15年ほど前、
仕事の合間をみてコツコツと2年ほど掛け
ほとんど一人で建てたそうです。



        



「BOSE」のスピーカーから流れるBGMはもちろん、ちょっと古めのカントリージャズ。

初めて来たのに、
なんだか「懐かしい場所」に戻ってきたような心地良さに包まれます。

 

      

 

「私一人でやっているから、店の中をあまりきれいに出来なくてね」とマスターは照れ笑いしますが、
どうしてどうして結構手入れされていますし、

第一、
チリ一つ見当たらないほど片付けられていては、
せっかくのログハウスの野趣が台無しですから。


かなり広い敷地内には、



解体された「フォルクスワーゲン」と、

ほほう、この「エンブレム」は、



「ポルシェ」じゃないですか。

その部品なのか工具なのかはシロウトには分かりかねますが、

 

テラスの椅子に無造作に置かれていたり、
シリンダーが灰皿代わりに使われていたりするところがまた、
キカイ好きな男にはゾクッとする感動を覚えるものなのです。


オシャレなカフェが最近多い中、
こんなふうに、窓ガラスに周囲の木々が映る、荒削りの「男のコーヒーハウス」で



しばしの時間くつろぐのも、いいものです。


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中馬のおひなさん。

2008-02-24 | おすすめ


♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに
    お花をあげましょ 桃の花 ~


昨日、



「中馬(ちゅうま)のおひなさん」(~3月9日まで)を見て来ました。

場所は愛知県豊田市足助(あすけ)町(旧愛知県愛知郡足助町)。

愛知県の北東部、もう長野県に近い、人口1万人余の山間の町です。
近年は「中馬のおひなさん」の町として知られるようになりました。


「中馬」は地名ではありません。

足助町は昔、尾張・三河・信州・美濃を結ぶ宿場町。
三河の塩を長野へ運ぶ際、ここまでは荷車に積んできた荷物を、
険しい山道を越えるため馬に乗せ変える宿場でした。

その馬人夫のことを「中馬」と呼び、
彼らが行き交った足助町内の道が「中馬街道」と呼ばれるようになったのだそうです。


一方で足助町にはかつて、
男の子が生まれると土で作った素朴な女のおひなさんを、女の子が生まれると武将の人形を贈る風習があったそうです。

でも年々廃れてしまい、家々の押入れに仕舞われていたその土雛を、
地元の旅館や飲食店の商店主らでつくる「足助町の21世紀の観光を考える会」(略称「AT21倶楽部」)が観光資源にすることを思いつき、
「足助資料館」に600体を集めて初の「土雛展」を開いたのが10年前のこと。

すると、
「せっかくだから、うちのおひなさんも一緒に飾ってくれないか」という申し出がずいぶん寄せられたため、
それならばというので、
資料館でではなく、各商店や民家で一斉に展示してもらう、町を挙げての「ひなまつり」の話に発展したのがこの「中馬のおひなさん」の始まりだそうです。


「おひなさん展示中」の看板を立てた商店や民家は、



今年の「中馬のおひなさんマップ」によると130カ所。

この日も多くの観光客が足を運んだ「中馬街道」の賑わいは、



          

おそらく往時を凌いだのではないでしょうか。



それにしても、
町中そこかしこ、「おひなさま」だらけです。



    



    



江戸時代のものが展示されていたのかどうかは気付きませんでしたが、
明治―大正―昭和―平成と、さまざま。


それに、
旧家の年代物だけでなく、
こんなふうに

 

     

 

周囲の民家も、まるで近年のクリスマスの「ハウス・イルミネーション」のように
それぞれが楽しみながら参加している様子がとてもほほえましく、
見ていても楽しいものです。



そして、
飾られているのは「おひなさん」だけではありません。



「もち花」です。




    

    

赤、緑、黄色などに着色したり、あるいは白いままの餅を、
木の枝や竹につけて飾る「もち花」は本来、
実って頭を垂れる稲穂をイメージしたもので、
五穀豊穣の祈りを表すものだそうです。

素朴で、
だけど、とてもきれいですよね。



「おひなさん」の期間を過ぎれば、
この町はまた、いつもの静けさに戻るのでしょうね。


でも、
そこかしこに「宿場町」の佇(たたず)まいを残すこの町を、



    



    



    



改めてゆっくりと散策した時、
「まつり」の賑わいに紛れて見落としてしまった「古いけれど新しい」、
そして、温もりのある「何か」に気付いたり、
発見したりするような気がします。

機会と時間があれば、
いかがですか?


■場所/愛知県豊田市足助町 ■日時 2008.2.23 10:59:27 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F2.8 1/13秒 ISO400 焦点距離38mm 露出補正+1 / プログラムAE スポット測光


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「昭和」の断片。

2008-02-18 | おすすめ
最初にお断わりし、お詫びしておきますが、
今日の拙ブログは、長いです。
ひたすら、長いです。

なので、
飽きたら、途中で「×」ボタンをポチッとクリックしてください。

では、
始めます。





▲朝早くからの牛乳配達のカタカタという音が、かつては「目覚まし」の時計代わりになりました。


▲トイレは昔も「水洗」だったのです。ただし、手を洗う時だけですが。


▲これだけのアンテナでも、テレビは映ったのです。
  ただし、向きと角度の調整にかなりの試行錯誤が必要でしたが。


▲たくさんのスプリングに支えられて、昔の乳母車はまさに「揺り籠」でした。


▲自転車のサドルも、かつては全部「本革高級シート」だったのです。


▲昔のレジスターは10万円未満の買い物しか計算できなかったようです。
  もっとも庶民には、そんな「ケタ外れ」の買い物は無縁でしたが。


▲昔は女性がシビれたポマードも、橋本竜太郎が最後の愛用者だったのでしょうか。


▲短波なら、海外放送を聴くことができました。いま、市販のラジオでそれを出来ますか?
  技術が後退してしまったようです。


▲1964(昭和39)年に「サッポロビール」に社名を変える前の「ニッポンビール」。
  つい「がんばれニッポン!」と叫びたくなる響きがあります。


▲「カラスの濡れ羽色」――艶やかな黒髪が最も美しいとされた時代、
  染めたのは白髪だけでなく赤毛(茶髪)もだったのですが、いまは……。


▲自転車の、ダイナモ(発電機)とランプを結ぶコードを、
  ドライバー1本でこんなにお洒落に編み上げる職人の技術も、見られなくなってしまいました。


▲いまはベンツやジャガーのような高級外車にしかない「エンブレム」が、
  昔は子供自転車の泥除けカバーにさえ付いていたのです。


▲インクで服を汚さないよう腕まくりして謄写版のローラーを走らせる時、
  子供から、少し大人になれたような気分がしたものです。


▲割れてしまったセルロイドの箱も、ナイフで削り、アルミの鉛筆キャップに詰めて火であぶれば、
  「ロケット」の燃料になります。親には内緒の、「男の火遊び」の始まりです。


▲ジージー、カタカタと音を立てながら、8ミリ映写機は、まさに「時代」を映していたのです。


▲日本中のほとんどの赤ちゃんが、くるくる回るメリーゴーランドを目で追い、
  軽やかなオルゴールの音を聞きながらを育ちました。


▲この「生姜糖」の微妙な味は、一生忘れません。いまでも造られているのでしょうか。
  それに、なぜこの形だったのでしょうか。


▲「世界の松下電器」の礎は、創業者・松下幸之助が発明したこの「二股ソケット」にあったのです。


▲目覚まし時計の、けたたましいベルの音は、確実に「目覚まし」の役割を果たしていました。


▲井戸水は、文字通り「天然水」の美味しさがありました。


▲母親が使い切った化粧水の瓶のフタも、ただ「丸い形が面白い」というだけで、
  大事なおもちゃのコレクションに加えられました。


▲洗濯板でゴシゴシ洗っても破れないほど、昔の生地は丈夫だったんでしょうね。


▲誤って指先を切る怖さと痛さを知ったから、「物の扱い方」というものを自然に学んだのだと思います。


▲「♪ 小さな石鹸 カタカタ鳴った」……「かぐや姫」の歌「神田川」の世界が、
  この石鹸箱の中には、まだ詰まっているように見えます。


▲真空管の、ぼんやりとした灯りと温もりは、
  当時の人々の心の暖かさそのものだったのかも知れません。


▲「保健室」――その言葉の響きに、なぜか胸がときめきます。昔も、いまも?


▲カミソリナイフ――父親の使い古しのカミソリの刃が、リサイクルで使われたりもしました。


▲テレビ画面の拡大鏡――なんて呼んでいたか分かりません。
  でも、昔の人はいろんな工夫を考えたものです。


▲「PANASONIC」より「NATIONAL」のほうが、私には愛着があって好きです。


▲1つの「歯磨き“粉”」で家族全員が歯を磨くことに何の抵抗感もなかった時代がありました。


▲洗濯機の脱水器を回すのが面白くて、この時ばかりは母の家事を手伝ったものです。


▲下駄の音がカランコロンと夜の町に響く昔は、
  背後からこっそり忍び寄る引ったくりや痴漢もいなかったように思いますが。


▲この「★」のマークを見ると、怖かった「駐留軍」を思い出します。
  そう、かつての日本は、全土が「沖縄」だったのです。


以上全部の、
いえ、
もっともっとたくさんの「昭和」の断片が、ここ



「北名古屋市東図書館」3階にある、
北名古屋市歴史民俗資料館」(通称「昭和日常博物館」)にあります。


2年前の拙ブログで一度紹介させていただきましたが、
展示が当時よりさらに充実されていることを、昨日の日曜日に立ち寄って知りましたので、
お近くにお越しの節は「ぜひ」と
もう一度お勧めさせてください。




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ご近所カフェ/あうら

2008-02-17 | おすすめ
バラエティに富んだ雑貨や小物が店内に溢れているのに、
決して雑然とはせず、
むしろゆったりとした心地良さを感じる「ご近所カフェ」の「@home. ~ zackafe ~」を
昨日は紹介しました。

他方、好対照に、
とてもシンプルだけど、
シンプルだからこそかえって、充実した満足感を味わえる「ご近所カフェ」もあります。

北名古屋市西之保「あうら」です。




北名古屋市役所西庁舎(旧西春町役場)の西側に隣接するこの「店らしき建物」の存在だけは、
かなり以前から知っていました。

2001年にオープンしたそうですが、
工事中の様子も、たしか見ていた記憶があります。

でも、
出来上がった建物のエントランスがこんな感じで、



入口の石にこそ「あうら」と刻まれていますが、
ほかには一切、「コーヒー」の「コ」の字さえないここが「カフェ」だとは、
まったく気がつかなかったのです。


それが、「灯台下暗し」というか最近、
あちこちのブログで名前を見かけるようになったため、
一度覗いてみようかと思っていた矢先、

なんと
拙ブログにコメントをいただいている「S」さんにまで先を越されたのを知って、
あわてて昨日、出掛けたのですが、
あいにく定休日だったため、今日また出直して、行ってきました。



たしかに、
とても素敵なお店です。

お店のホームページにはプロが撮られた写真がたくさん載っており、
見較べられるととても恥ずかしいのですが、
私も、せっかくオーナーのお許しを得て撮らせていただいたので、
恥を晒させてください。

こんな感じです。



        



        



        



        



とても開放感があるのに、
時間がゆったりと流れているような落ち着きを感じます。


ガラスの向こうには、
オーナーが、管理をお任せしている造園家に黙って植えて叱られたという、もともとは数十cmの挿し木だった「四季桜」が
いまはすっかり大きくなって、



可憐な花を咲かせていました。



広々とした店内に居ながら、
青空を映した琥珀色のコーヒーを飲むのは



贅沢な至福の時間というものです。



気になっていたので、帰りがけに、オーナーに尋ねてみました。
「“あうら”という、お店の名の由来は?」

オーナーは、にっこり笑いながら教えてくれました。
「私のおばあちゃんの名前が“安藤うら”だったからですよ」

そのシンプルさがまた、
でもとっても温かくて、
いいじゃないですか。


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ご近所カフェ/@home. ~ zackafe ~

2008-02-16 | おすすめ
店内に足を一歩踏み入れた途端、

というより実は、お店の前に立った時からすでに、
「うん、良さそうだ!」と
扉を開けるのが楽しみで、心ときめくような思いに駆られるお店って、ありません?

そんな、私には即「お気に入り」入りの「ご近所カフェ」が
今日また1つ、増えました。



北名古屋市熊之庄「@home. ~ zackafe ~」です。

付近を通ることは何度もあるのにいままで気がつかなかったのは、
幹線道路から脇道に入った、
住宅地の真ん中にあるからです。



雑貨が大好きなオーナーのお姉さんと、アシスタントの妹さんのお二人が
06年の5月、オープンなさったそうです。

「zakkaもcafeもと、欲ばりました。だから、"zackafe"」なのだそうです。


同じ北名古屋市内に住むある方のブログで紹介されていたのを見て出掛けたのですが、
評判通りの、
とても、とても素敵な店です。



       

「とても小さなお店ですが、選りすぐりのアイテムをご紹介しています。」
と、お店のホームページに書かれていましたが、
看板に偽りなし、です。

バラエティに富んだ雑貨や小物の1つ1つが
オーナーの洗練されたセンスと確かな目で、
選りすぐられていることが分かります。

 

       

 

これだけ品数が多いと、店内が雑然とした感じになっても不思議ではないのに、
決してそうではないどころか、
むしろゆったりとした、心地良い空間の中に身を置いているような気持ちになってくるのは、
置かれた1つ1つの雑貨に、温もりがあるからだと思います。

たぶんそれは、
オーナーの「人柄」そのものなのでしょうね。





そして、

 

いただいたコーヒーとスコーンも、
とても美味しかったですよ。

ランチ・メニューもあります。
改めて出掛ける楽しみもできました。


入口前のウッド・デッキ周りも素敵です。


     
       

文字通り「アットホーム」な雰囲気を楽しみに、
近くにお越しの機会があったら「ぜひ一度」とお勧めします。


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