加賀女あっちゃんの晴れときどき着物

石川県加賀市で呉服店を営むあっちゃんのブログ。
きもの、お茶、お筝、そして犬も登場。

模様変え

2007年09月10日 | 日々つれづれ
 昨日棚卸しが終わりましたので、今日は朝から店の模様変えをしました

 ウインドゥには七五三のお祝い着を。和小物も、秋の風情が漂うように、実のついた造花などで工夫・・・棚板や什器を移動させるので、けっこう大変です。そんな途中にもお客様がいらっしゃるし、電話もかかるので、なかなかはかどりません。

 そんな中、最近ずっと動かしていなかった棚を動かしたら、やもりのやもちゃん(私はやもりの子供をこう呼びます)がぺたんこになって絶命していました。なむあみだ・・・

 途中で、お魚屋さんが橋立港から上がったお魚を売りに来たので、かれいと虎えびを買いました。これでまた中断。そしてまた、お得意様がいらして下さったので中断。問屋さんがきてまたまた中断。

 結局、半分しか進みませんでしたが、大分すっきりして、雰囲気が変わったと思います。壁面に、秋らしい小紋を下げ、結城紬の唐子人形の染め帯をディスプレイしてみました。お草履やバッグも、柿渋染めのものを置いて。

 夕ごはんは、かれいを煮付けにし、虎えびをかき揚げに、ついでに茄子と薩摩芋とピーマンも天ぷらに。あとは名古屋土産のきしめんをゆでて、切干大根と薄揚げの煮物。千葉からいただいた梨をデザートに。

 秋は涼しくて、なんでも美味しくて食欲も増してしまいます。ずうっと眠っているビリー隊長、復活させねば