乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

わたしの フェルメール 「しあわせを、ありがとうございます。」

2012-01-10 | 美術・文様・展示物







  
  わたしの フェルメール 
  




                  
                  
                  



                  
                  
                  
  
                  
  
                  
                  
                  



                  
                  
                  





  
  わたしの フェルメール 
  


 あるステキな方にラピスラズリのような目映く美しい宝ものを教えていただきました。

 それは リューノヒゲの実でした。

 碧い実は丸くて、愛くるしい姿です。


 リューノヒゲの近くには赤い実が鈴なりです。

 碧と赤が わたしにとってはフェルメール世界のように感じました。

 庭の楽しみがひとつ増えたようです。


 しあわせを、ありがとうございます。


  


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1月10日  十日戎

2012-01-10 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
  (写真は2008年 今宮戎神社 かわいらしい福娘さま)





 1月10日  十日戎






「商売繁盛~、笹もってこい!」

ささはささでも、 こぼれる程に~」

ささのさか~なは、うん? なんとな

ささのさか~なにゃ ふく」    (ふくら雀という帯の結びをした娘 or 福娘

 てけてん てけてん てけてん てけてん 

あやかり~たいのは、とかえびす ヨイヨイ」








 各地で十日えびすが行われているようです。

 わたしが行ったことがあるのは、

  京都ゑびす神社(京都市東山区)
  西宮神社(西宮市)
  今宮戎神社(大阪市浪速区)



 こどもの頃は上二つに行っていましたが、最近では今宮戎神社に思い出したように行く程度です。
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6: 『「歌枕」謎ときの旅ー失われた幻想の地へ-』 荒俣宏著 光文社知恵の森文庫

2012-01-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 2012年  本

    6: 『「歌枕」謎ときの旅ー失われた幻想の地へ-』荒俣宏著、光文社知恵の森文庫



 荒俣宏 著

  ブログ開設以降、読んだもの
    『『妖怪草紙』 あやしきものたちの消息  小松和彦 VS 荒俣宏 』
    『獅子』 王権と魔除けのシンボル  (アジアをゆく)荒俣宏 文 大村次郷 写真 2000年 集英社




 光文社知恵の森文庫  あ-2-3

 2005年 

 274ページ 667+税



 

 memo

 荒俣宏著の『「歌枕」謎ときの旅ー失われた幻想の地へ-』があまりにも面白く興味のある内容だったので、休む間もなく読書し続ける。

 135ページの
【イメージの中で生じた架空のはずの歌枕は、ついに現実の石碑をわたしたちに掘りあてさせてしまったのだから。】
で、納得のあまりにこらえきれずに、良い意味で爆笑。

 本書はさらに「フィクションが現実の地となるところ」(139-  )に進む。中でも芭蕉の話は印象に残る。



      静けさや岩にしみいる蝉の声
         この句って、考えていたのとは違う深い意味があったのね☆


 


『義経千本桜』   198-
  閻魔大王  「帰ってよろしい…卒塔婆を建てて…」
     京都千本 
     吉野千本桜

 


 北斗信仰     241
   中国  龍安寺  8石(北斗七星をかたどる + 輔星1)
  『里見八犬伝』
 


   

『蘇民将来』    
『説教節』「山椒太夫」






 本書があまりにも面白かったので、古典の緑『説教節』「山椒太夫」を数ページ読み始めたところ。






 今回も簡単なメモ記録だけで、失礼いたします。






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5: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(2 3)(3 1~3)(222-254)

2012-01-09 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登



   2012年  本

    5: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(2 3)(3 1~3)(222-254)


 

 昭和五十九年 初版

 小学館

 日本民俗学会

 494ページ 4500円

 著者代表 大林太良

 網野善彦
 大林太良
 高取正男
 谷川健一
 坪井洋文
 宮田 登
 森 浩一





 秋篠音楽堂 「大和萬歳と伊勢萬歳」を楽しませていただいた。

 もう少し詳しく知りたいと思い、『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章の一部を読む。

 第61回特別展図録 まことに めでとう そうらいける『万歳』との共通部分もある。

『演者と観客 生活の中の遊び』は昭和59年の発行

 万歳を見たことが無かったわたしにとっては、二册の本と秋篠音楽堂「大和萬歳と伊勢萬歳」は興味深かった。



 



     



memo


 万歳 興行権利   222
  「旦那場」「万歳場所」「勤場」

 

 戦国時代  224-
    「万歳物」

 平安末期
    「延喜御門」

 11世紀
    …
 
 

「清目 きよめ」 
   
 

『大日本古文書 東大寺文書之十』   226

 

 

 三 芸能を演ずる人たち  守屋 穀   237



 テレビ 
  芸能の徒と常民の関係の変化


 翁太夫 おきなだゆう (祭りの庭に臨む)


  
 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)  秋田万歳  238


 

『万葉集』
  「ほかひびと」    239

 

 (2)芸能者と歌舞伎の座    240
   

「毛坊主考」  柳田國男

「万歳とお面かけ」    243




 

 今回も簡単なメモにて失礼申し上げます。







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1月第2月曜日は成人の日☆ 1月9日はとんちの日&宵戎(よいえびす)

2012-01-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 2012年1月第2月曜日 成人の日

  成人式を迎えられたみなさま、おめでとうございます。




 クイズの日、とんちの日 とんちで有名な一休さん(一休宗純)の語呂合せ。

  以前 『仮名草子集』(岩波書店)から「一休ばなし」新日本古典文学大系  渡辺守邦 校注を読んだが、これは思っていたよりも手強い。

  そういえば、巻一だけで、中断しているよ。

  これが本当の一休?…一休み、ってか……m__m

 


 宵戎(よいえびす) 十日戎の前日。

  と言うことは、明日はえべっさんなのね^^


  今宮戎神社 十日戎
                      今宮戎神社 宝恵駕籠行列〈スケジュール〉

      今年宝恵駕籠に乗られるのは、右近さんでございました…か。あはは 




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公開講座 秋篠音楽堂 「大和萬歳と伊勢萬歳」 前半 講師:鶴岡正生氏(現状と取り組み)

2012-01-09 | 民俗考・伝承・講演


    



    公開講座 秋篠音楽堂 新春サロン
          「大和萬歳と伊勢萬歳」前半 講師:鶴岡正生氏 (現状と取り組み)

         主催:NPO法人、奈良芸能、文化協会


    





 鶴岡正生  (財団法人阪急文化財団 池田文庫 事業担当)


内容  秋篠音楽堂 配布パンフレットより引用

  ・阪急文化財団・池田文庫所蔵の民俗芸能資料の現状と取り組みについて
・宝塚歌劇団・郷土芸能研究会の活動とその成果について
   (取材映像と舞台映像)
・伊勢萬歳師が伝えた「大和萬歳」の上演
・「伊勢萬歳」の上演
・未公開「大和萬歳」録音の試聴







 取り組みや、なかなか見る機会に恵まれない池田文庫の素晴らしい方法でファイリングされたおびただしい資料類を映写をとおして拝見させていただいた。


 鶴岡正生氏のお話の中で、「どのようにすれば民俗芸能を舞台芸能にできるか」と言う点に興味を持った。

 鶴岡氏は次の三点をのべられた。

 1 洋舞テクニック(日本の創作舞踊)  A
   一方、民俗芸能への取り組み(研究者)B A対B

 2 外国に向けて
   これが日本の芸能と言うものをみせたい

 3 民俗芸能
   形と音を残す、伝承



 お話では、1956年に宝塚歌劇団において民俗芸能への取り組みをなされた舞台で好評を得たが、時代は移り洋風が好まれ、1978年には姿を消したそうだ。


 映像後半の伝統芸能と宝塚歌劇団の『火の鳥』比較映像は非情に興味深かった。

 拝見していて、伝統芸能の主旨を保ち基本を通しながら、商業演劇に絶えうる舞台作りの難しさを短い映像の中で感じ取った。

 わたくしの場合は歌舞伎を見る機会には恵まれているが、こういった問題点は舞台における共通点のようにも感じる。

 そのようなことを考えて貴重映像を楽しませていただいていたが、 鶴岡正生氏は最後にその点に触れられ、次のように締めくくられた。

 それは上に書いた「2 外国に向けて」から発展させた内容で、【外国に向けては「原点」を舞台に取り入れる】と言うものであった。


 





 池田文庫 1   池田文庫には歌舞伎関連資料あり
 池田文庫 2   池田文庫外観と歴史石灯籠レプリカ  (12景+4枚)

 逸翁美術館 (いつおうびじゅつかん) 「古筆の楽しみ、古筆切と平安和歌の世界」 (3枚)
 小林一三記念館   逸翁美術館の旧館(小林一三旧邸)  国登録有形文化財【館、塀、門、茶室 他】(20景)



 


 去年読んだほんの中に、第61回特別展図録 まことに めでとう そうらいける『万歳』と言うものがありました。

 わたしは伝統芸能は好きですが、万歳について全く知りません。一度聴いてみたいと思っていた矢先、某古文書歴史講座の先生にこの舞台を教えていただき、拝見させていただくことができました。



 教えて下さいました先生、講座舞台音楽堂関係者のみなさま、楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

 心より御礼申し上げます。



 最後までおつきあい下さいましたご訪問いただいておりますみなさま、ありがとうございます。

 間違いやお気づきの点がございましたら、お教え下さればうれしいです。

 これからもよろしくお願い致します。

 



●場所 秋篠音楽堂ロビー
伊勢萬歳
●料金 入場無料(整理券要)
先着80名
●講師 鶴岡正生 氏
(財団法人阪急文化財団 池田文庫 事業担当)
●演者 村田社中
村田清光 氏、中川晃 氏、
早川昭夫 氏
●主催 NPO法人奈良芸能文化協会
●共催 秋篠音楽堂運営協議会
●企画制作
秋篠音楽堂 伝統芸能部会










        * 万歳の舞台写真は秋篠音楽堂配布パンフレット写真です。


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お正月 京都市東山区祇園 八坂神社境内 能舞台のようす   (7景)

2012-01-08 | お出かけ






            















 能舞台横 関係者が控えておられた、オープンに開かれている部屋




         八坂神社  京都府京都市東山区祇園町北側625





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八坂神社境内・能舞台 初能奉納 金剛流仕舞  岩船(2景 番組表)

2012-01-08 | 能楽・狂言


   八坂神社境内・能舞台 初能奉納 金剛流仕舞  岩船(2景 番組表)









 仕舞の岩船は以前にも見たことがあります。

 今回楽しませていただいた岩船は、金剛流仕舞だそうです。
 
 形(というのでしょうか?)とても美しく、迫力がありました。

 帰宅後、謡曲集で『岩船』を読みましたが、その短さに驚きました。





        2012年1月3日   京都 八坂神社境内・能舞台

 

 


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4: 『御迎船人形図絵』高島幸次  翻刻・解説 東方出版(大阪) 1996年

2012-01-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)


   2012年  本

    4: 『御迎船人形図絵』






 高島幸次  翻刻・解説
  
 高島幸次 J-GLOBAL

   元和日記(1986) GeNii
    出版社:同朋舎出版
   越中国諸記(1988) GeNii
    出版社:同朋舎出版
   大阪天満宮と大将軍信仰(1993) GeNii
    出版社:大阪天満宮史の研究  ( J-GLOBALより)

  大阪大学招聘教授/大阪天満宮文化研究所員。月刊島民誌上やナカノシマ大学でもおなじみ。博覧強記を地で行く知識と、思わず吹き出す絶妙なトークから「浪花の語り部」の異名も。大阪天満宮や天神祭研究に加え、古文書などから読み解く大阪の庶民の生活史にも精通している。(「あの人検索スパイシー」より)

 東方出版(大阪)

  東方出版といえばこれまでに『奈良大和の祭』『四天王寺聖霊会の舞楽』『歌舞伎のデザイン図典 』といった興味深い本良書を楽しませていただいたことがある。今後も注目してみようと思う。

 1996年

 118 ページ   2800円+税



 ~御迎人形とは~(天神祭 公式HP)




 御迎船人形 「鎮西八郎」


 御迎船人形図絵 「安倍安名」


 御迎船人形図絵 (絵の右側)



 御迎船人形図絵 「三番叟」


 御迎船人形図絵 (絵の右側)












 天神祭2011  宵宮祭能船  三番叟 

 天神祭2011  宵宮祭能船  三番叟  (6景)

 天神祭2009  宵宮祭能船  三番叟  (2景)
 

 八坂神社境内・能舞台 初能奉納 観世流 翁   「三番三」






『御迎船人形図絵』はたいへん興味深く面白いため、二度読んでしまいました。

 今年の天神祭にはこういったことにも注目してみたいと思います。

 興味のある方にとっては楽しい本だと思いますので、お勧めいたします。







 * 引用参考は 本書と 「あの人検索スパイシー」「 J-GLOBAL」
   天神祭 公式HP   J-GLOBAL リンク


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3: 『江戸の知られざる風習』川柳で読む江戸文化 渡辺信一郎著 ちくま新書

2012-01-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登


   2012年  本

    3: 『江戸の知られざる風習』川柳で読む江戸文化





 渡辺信一郎著

 ちくま新書 295

 240ページ 714円(税込)

 2001/05/21


第1 江戸の人々の生活(四季の行き交い
   知られざる習俗
   知られざる物売り・生業)
第2 江戸語彙物語
あとがきに代えて―古川柳と狂句



 筑摩書房 HPより ▼

江戸川柳は「世相を映す鏡」である。江戸中期、初代・柄井川柳の登場で、一躍、庶民性を得た川柳。そこには、現代人には想像もつかない江戸庶民の生活の実相が、生き生きと描かれている。本書は川柳を鍵として、江戸庶民の知られざる風俗、文化を現代に甦らせた書である。








 memo


『将門 冠 合戦記  まさかどかんむりかっせんき』(1740)   82

  股くぐり=疱瘡の呪い

  や、たち次いで、子供ら来い来い。股潜らそ。をを、ほんに、それ其れ其れ、肝心、疱瘡の呪い

  股くぐりも『助六』では、意味が変わってくるぞい!
  あはは あはは





 はぜ売り

  元旦の売り物はぜが瀬踏せぶみなり   128
   瀬踏  せぶみ
     元旦の売れゆき、販売量が、その年の吉凶

  はぜ五文小遣い帳の三番叟

  お正月らしくって、めでたいね。
    



  ぐにゃ富・龍蔵     171

   ぐにゃ富を龍蔵にする両替屋 

   1740年 歌舞伎役者 中山富十郎
   当時の團十郎の女房役
   上方から江戸 独特のぐにゃつくような身振り

   しらみ喰い下女ぐにゃ富の身で擦り
   



  提重 さげじゅう    202

  『御摂勧進帳ごひいきかんじんちょう』(『いも洗い勧進帳』)にも『提重』という言葉が出てくる。 204

   
   ぼた餅で提重に出る気の強さ
    提重は美人と相場が決まっていたらしい。

   提重は房主ぼうじゅ殺しの毛饅頭
    重箱に饅頭を入れて偽装し、お寺様に…だそうでございまする。
    あくまでも江戸川柳でございます故、おしかりは後容赦願いまする。





 * 引用参考は 本書及び「BOOK」データベースのみ

 
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2: 『サンカの真実 三角寛の虚構』 筒井 功著 文春新書 2006年

2012-01-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登






   2012年  本

    2: 『サンカの真実 三角寛の虚構』 文春新書







 筒井 功 著
 
 文藝春秋

 文春新書 533

 2006/10

 254ページ ¥798 (税込)
 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
いかにして三角寛は“サンカ像”を捏造したのか。彼らは、どのような人びとであったのか。執念の追跡の末に、関東在住の元サンカ20家族と交流。浮かび上がる本当の姿。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 『サンカ社会の研究』の出版/第2章 サンカ写真集の虚構と作為/第3章 被写体となった人びと/第4章 三角サンカ論は虚妄の物語/第5章 三角寛は、なぜ偽りを語ったか/第6章 三角寛こと三浦守の生い立ち/第7章 新聞記者から小説家へ/第8章 漂泊の民サンカの真実/第9章 サンカ資料は、なぜ少ないか/おわりにーある家族の系譜

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
筒井功(ツツイイサオ)
1944年、高知市生まれ。元・共同通信社記者。主に社会部に籍を置き、司法、事件担当が長かった。42歳で退職後は民俗学関係のフィールド研究をつづけ、現在は非定住民の生態や、白山信仰の伝播過程の取材に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)






 今までにサンカについて書かれた先生方の書物な何度か読んだことがある。

 また、三角寛を研究し,書物の一項目として記された本も昨年読んだことがある。

 しかしわたくしは 三角寛を知らない。

 小説も研究所も全く手にとって読んだことが無く、三角寛作品が流行った時代と言うのも知らない。

 実際に小説として奥深いものかどうかも想像できない。まして、『サンカの真実 三角寛の虚構』に書かれた内容が事実ならば、問題は大きい。

 学問として公表し名を轟かせたい後半の生き方を考えると、三角寛に疑問を感じる。

 物語、三文小説家としてのとしての前半の三角寛においてならば、実際の人々を傷つけず無い限り,また利害関係が成立する限りは,認められるのではないかと思った。

 三角寛は小説でさえ罪深いものなのか 娯楽として楽しいものなのか、一度自分自身で読んでみたい気がする。








 * 引用参考は 本書及び「BOOK」データベースのみ





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八坂神社境内・能舞台 初能奉納 観世流 翁 3 (9景 番組表)

2012-01-06 | 能楽・狂言





    八坂神社境内・能舞台  初能奉納     観世流 翁   3

                              平成二十四年一月三日




























 お正月にめでたい『翁』を楽しませていただきました。

 鈴の音や脚を踏みならすようすを見ていると,神がもうそこ(舞台)までおりてきて下さいますような感覚を覚えます。

 拝見させていただいている間中,心はリズムに合わせています。

 今年は何か良いことが起るかも知れないといったうれしい気配を感じることができました。




 今回で 八坂神社境内・能舞台  初能奉納  観世流 翁は終わりです。

 みなさま,見て下さいまして,ありがとうございました。感謝申し上げます。

 





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八坂神社境内・能舞台 初能奉納 観世流 翁 2 (7景 番組表)

2012-01-06 | 能楽・狂言





    八坂神社境内・能舞台  初能奉納     観世流 翁   2

                              平成二十四年一月三日





















 わたしはいろいろな形に変えられた芝居の三番叟も含めて、とても好きです。

 今回楽しませていただいた翁の三番三は迫力がありました。

 とてもすてきでした。


 八坂神社境内・能舞台 初能奉納 観世流 翁の番組表をみると、三番叟ではなく 三番三と記されていました。

 調べてみると『翁』の場合は、三番三らしい。今年は楽しむだけではなく,少しは能楽等をまじめに独学で学びたい。


 観世流 翁は次回まで








 
 以前このブログに写した『神歌』

 次回は百番集から観世流の翁を写してみようか…。    




 『神歌』

シテ  とうとうたらり たらりら
   たらりあがり ららりとう

地謡  ちりやたらり たらりら
   たらりあがり ららりとう

シテ  所千代までおはしませ

地謡  我等も千穐さむらはう

シテ  鶴と亀との齢にて

地謡  幸ひ心にまかせたり

シテ  とうとうたらり たらりら
    ちりやたらり たらりら
    たらりあがり ららりとう

ツレ  鳴るハ瀧乃水
   鳴るハ瀧の水 日ハ照るとも

地謡  絶えずとうたり ありうとうとうとう

ツレ 絶えずとうたり 常にとうたり

   千歳之舞

ツレ 君の千歳を経ん事も 天つ少女の羽衣よ
   鳴るハ瀧乃水 日ハ照るとも
  
地謡 絶えずとうたり ありうとうとうとう

   千歳之舞

シテ 總角や とんどや

地謡 尋ばかりや とんどや

シテ  坐して居たれども

地謡  參らう れんげりや とんどや

シテ  ちはやぶる 神乃ひこさの昔より
   久しかれとぞ祝ひ
   そよやりちや

シテ およそ千年乃鶴ハ
   萬歳樂と謳うたり
   また萬代の池乃龜ハ
   甲に三極を備へたり

   渚乃砂 さくさくとして 朝乃日の色を瓏じ
   瀧の水 玲々として 夜乃月あざやかに浮かんだり

   天下泰平 國土安穏
   今日乃御祈祷なり

   ありはらや なぞの 翁ども

地謡 あれハ なぞの翁ども
   そやいづくの翁とうとう

シテ  そよや

シテ 千穐萬歳の 喜び乃舞なれば
   一舞舞はう 萬歳樂

地謡  萬歳樂

シテ  萬歳樂

地謡  萬歳樂
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八坂神社境内・能舞台 初能奉納 観世流 翁 1 (10景 番組表)

2012-01-06 | 能楽・狂言










    八坂神社境内・能舞台  初能奉納     観世流 翁   1

                              平成二十四年一月三日































 観世流 翁を楽しませていただきました。

 美しく、魅せられてしまいました。

 
 観世流 翁 は、あと二回つづきます。
 






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『助六曲輪初花桜』『弁天娘女男白浪』『寿梅鉢萬歳』『壺坂霊験記』『門出祝寿連獅子』

2012-01-06 | TVで 歌舞伎・能楽



『助六曲輪初花桜』

 この舞台、テレビで何度も観ています。仁左衛門さんの助六☆


『弁天娘女男白浪』

 実際に連日二度見た舞台。

 
『寿梅鉢萬歳』

 坂田藤十郎さん☆^^☆


『壺坂霊験記』

 一日で二度も見てしまいました。七之助さんのお里に拍手。


『門出祝寿連獅子』

 何度見てもかわいらしい男前の金太郎ちゃんの初舞台






『助六曲輪初花桜』

衛星劇場HP ▼

出演:片岡仁左衛門 坂東玉三郎 中村時蔵 坂東八十助(現・三津五郎) 市川左團次  片岡我當 三世河原崎権十郎 尾上菊五郎 中村富十郎 中村鴈治郎(現・坂田藤十郎)
1998年(全2話)
127分
カラー
花の吉原で夜ごと喧嘩を繰り返し、相手に刀を抜かせて行方のしれない名刀友切丸を探す花川戸助六は、実は父の仇討ちを願う曽我五郎であったというご存知のストーリー。 日本一のいい男、爽やかで色気があって弁舌鮮やかな助六を、仁左衛門が痛快に演じ、華麗極まりない玉三郎の揚巻が華を添える一幕。ほかに時蔵の白玉、菊五郎の白酒売実は曽我十郎、富十郎の意休、鴈治郎(現・坂田藤十郎)の満江。平成10年の「十五代目片岡仁左衛門襲名披露興行」からご覧頂く。 (1998年/平成10年2月・歌舞伎座)



『弁天娘女男白浪』

衛星劇場HP ▼

出演:尾上菊五郎 中村吉右衛門 市川左團次 尾上菊之助 市川團蔵 中村東蔵 中村梅玉 松本幸四郎
2010年(全3話)
70分
カラー
出弁天小僧に菊五郎、南郷力丸に吉右衛門、日本駄右衛門に幸四郎、赤星十三郎に梅玉、忠信利平に左團次という歌舞伎座さよなら公演ならではの豪華配役。みどころは、楚々とした美しい娘が一瞬にして太々しい不良少年の正体を見顕すまでの運び。キセルを使いながらの「知らざァ言って聞かせやしょう」の名ゼリフが耳に心地良く響く。続く「勢揃い」の場では、揃いの小袖を着て居並んだ五人男のツラネが聴きどころ。初演の五代目菊五郎以降、代々受け継がれてきた音羽屋のお家芸「弁天小僧」を当代菊五郎がつとめた舞台から。 (2010年/平成22年3月・歌舞伎座)




『寿梅鉢萬歳』

衛星劇場HP ▼

出演:坂田藤十郎
2010年
16分
カラー
初春の訪れを告げる萬歳がやって来て、吉例の舞を舞い始め、繁栄と長寿を願うという人形浄瑠璃の四変化舞踊のひとつ。お正月らしく目出度く明るい舞踊をご覧頂く。 (2010年/平成22年9月・新橋演舞場)




『壺坂霊験記』

衛星劇場HP ▼

出演:片岡愛之助 中村七之助
2011年
0分
カラー
初春恒例の若手公演「新春浅草歌舞伎」昨年の舞台をテレビ初放送。 病気を患い盲目となった座頭沢市が、女房お里による献身と愛の深さから観世音菩薩の功徳を受ける。夫婦愛という普遍的な題材を通した感動的な結末に心が温まる作品。 大和国壺坂の麓。盲目の座頭沢市(愛之助)と、器量良しと評判の女房(七之助)のお里は貧しいながらも仲睦まじく暮らしている。しかし沢市は、毎夜お里が出かけていくのが気掛りでならない。ある日思い切って問いただすと、お里は夫の目が明くよう、壺坂寺の観音様へ毎日通っていたと語る。観音様でも治せないと愚痴を言う沢市を説き伏せ、壺坂寺へと向かう二人。観音様に祈れども、やはり目は明かず、これ以上お里に迷惑をかけたくない沢市は一人で願を掛けるといってお里を帰し、谷底へ身を投げるのだが…。 (2011年/平成23年1月・浅草公会堂)




『門出祝寿連獅子』 <松本幸四郎スペシャルインタビュー付>

衛星劇場HP ▼

出演:松本金太郎 市川染五郎 松本幸四郎 中村芝雀 中村福助 尾上松緑  市川高麗蔵 大谷友右衛門 中村魁春 中村梅玉
2009年
37分
カラー
【出演】中村吉右衛門 <松本幸四郎スペシャルインタビュー付>松本幸四郎特集!! 親から子、子から孫へと伝える歌舞伎俳優の修業の心。親子孫三代共演で四代目金太郎の初舞台を寿ぐ。 幸四郎の孫で染五郎の長男藤間齋(当時4歳)の初舞台を祝して作られた新作舞踊。幸四郎の親獅子、染五郎の仔獅子、金太郎の孫獅子と、獅子の精を親子孫三代でつとめ、吉右衛門、梅玉、魁春、芝雀、福助、松緑、高麗蔵、友右衛門ら豪華共演者が門出を祝った。親子三代の毛振り、初舞台披露の劇中口上もあり、作品を通して親から子、子から孫へと伝える歌舞伎俳優の修業の心がそのまま舞台に重なって見える華やかでお目出度い一幕。 (2009年/平成21年6月・歌舞伎座)





 
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