乱鳥の書きなぐり

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『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』復刻本 こんな復刻本を、私は初めて見た。(18枚)

2015-06-11 | 変体仮名見むとするハいとをかし




    こんな復刻本を、私は初めて見た。
   『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』 復刻本   正徹筆





 先日図書館で、『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』 復刻本をお借りしました。

 もう少し小さい実用的な影印本の『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』は先日手に入れました。復刻本は実物大で箱に入り、裏表紙も美しい金。お香の香りが漂い、違った味わいがあります。
 今後もおよそ目にすることもないであろう、『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』のオリジナル。

 復刻本とはいえ、嬉しいものです。


 ここからは、写真を追って記録したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このような形の復刻本を、私は初めて見ました。

  箱を開け黄色い包みを四方に開けますと、お香の香りがいたします。

 本を手に取り読んでいますと、お香が心に広がって、優雅で素敵な心持ちになります。

  正徹の文字も花押も美しいです。

  章の初めに赤丸で印がつけてあります。これは、『静嘉堂文庫蔵 正徹本 つれづれ』の特徴の一つだそうです。(本書解説)



 美しい復刻本です。

 私はこの復刻本に惹きつけられてしまいました。

 














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2 コメント

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すばらしい! (自閑)
2015-06-11 13:20:37
正徹の徒然草に、門外漢の私にも、花は盛にや徒れ/\なるままに日暮しなど、高校生の授業で暗証させられた記憶が有ります。そのオリジナル(複製とはいえ)に、わくわく感があったかと。
私は三大随筆のうち、金沢前田家の方丈記のレプリカを手に取った時は、流石に手が震えました。レプリカとはいえ、貸出不可でしたが。

仁和寺界隈を歩いて、ここが兼好が歩いた道などの看板があると、その当時のままの風景にいにしへへの思いが、何故か感動しますね。
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ありがとうございます。 (自閑さんへ Ranchoより)
2015-06-11 15:07:49
ありがとうございます。自閑さんのおっしゃるとおりです。

復刻とはいえ「極札」まで入り、それを開く嬉しさは言葉にできません。
また、本書を小さめに開き、大切に読み進む喜び。
ページを静かにくると、強目の移り香が沸き立ち、『徒然草』の持つイメージに色を添えてくれます。
ゆっくりとした自分だけの時間を感じられます。

素晴らしい方丈記を手にとって観ておらるのですね。羨ましいです。
私などは、レプリカも何もかもガラス越しです^^

最近は精巧なレプリカを公開する傾向にありますね。
国の宝ですから、致し方がありませんね。

奈良の『信貴山縁起絵巻』の特別展(秋)では(作品数は少ないですが)本物とレプリカとの両方が並びます。
素晴らしいレプリカですが、本物との質感の違いなど、楽しいです。

仁和寺付近ですか。
京都は馴染み深い地です。
私も歩いてみますね^^

自閑さん、嬉しいコメントに感謝いたします。
ありがとうございます。

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