乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』35 十七丁表

2020-07-04 | 在原業平、そして、伊勢物語 と、仮名草子 仁勢物語





富田高至 編者

恩頼堂文庫旧蔵本 『仁勢物語』35 十七丁表

和泉書院影印業刊 65(第四期) 1998年


2 31-36

35 十七丁表

◯をかし穀にもたゝて、たへたる人のもとに

  玉殿を 海士(ママ)の よりつゝ ぬすめれと

  竜か追き来て くハんそとおもふ





35 十七丁表

◯おかし 穀にも立たで、絶えたる人の元に

  玉殿を 海人(海士 ママ)の寄りつゝ 盗めれと

  竜か追き来て 食わんぞ と、思う





海人(海士 ママ)





『仁勢物語』和泉書院影印業刊     

  玉殿を 海士(ママ)の よりつゝ ぬすめれと

  竜か追き来て くハんそとおもふ

『伊勢物語』岩波古典文学大系9より写す

  玉の緒を あはおによりて結べれば

  絶えての後も あはむぞ思(ふ)



『伊勢物語』あはおによりて
 あおおによりて (青鬼寄りて)



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