乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『梁鹿秘抄』から 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん・・・

2010年04月15日 | 梁塵秘抄(今様)

(写真は奈良県庁の賛否両論あるが、最近やっと奈良県民はこのキャラに慣れてきたという せんとくん。

 あそびをせんとや せんとくん
                  である。...違うか^^;;)


 昨日『神歌』の【とうとうたらり たらりら たらりあがり ららりとう】を考えていたら全くわからなくなってしまった。

 多分、いい加減なことを書いているのだと思う...。

 考えれば考えるほど知らないことに気づく。

 仕方が無いので◯◯に、聞く。

 すると、三冊の『梁塵秘抄』を貸してくれた。


  『神楽歌 催馬楽  梁鹿秘抄 閑吟集』日本古典文学全集51巻 

  『梁鹿秘抄』西郷信綱  日本詩人選22
  
  『梁鹿秘抄』新潮日本古典集成

 三冊を出してくれたのはいいが、話が長い。

 自分が本を見ては楽しそうに話しだす始末。

 結局は『神歌』についてははっきりとしたアウトラインはわからなかったが、『梁鹿秘抄』についてはある程度理解できた。



『梁鹿秘抄』三冊を見比べると面白いことに気がついた。

 わかりやすいので四句神歌 359の


    遊びをせんとや生れけむ

    戯れせんとや生れけん

    遊ぶ子供の声きけば

    我が身さえこそ動がるれ

 解釈は微妙に違う。

 一般的には遊女が詠んだとされているが、

    【老境に入ろうとして、過去をかえりみ、子供の童心に憧れる微妙な心理の動き】
           (『 梁鹿秘抄.』西郷信綱  日本詩人選22   21ページ)
という解釈があってもいいのではないか.......と思っていたわたし。

 日本詩人選22『 梁鹿秘抄.』で西郷信綱は
    【それは棒読みだ】
と説く。 

 西郷信綱は読んでいて面白い。 



『神楽歌 催馬楽  梁鹿秘抄 閑吟集』で「神楽歌」の始まりといくつかの歌を読むがこれも興味深い。

『竹斎』『宮田登に本を語る』『伊勢物語 大和物語』『美術の歩み 上下』『正倉院』『ゾロアスター教』........。

 読みたい本がわたしの机のまわりには多く積まれ、少々焦る。 



         知らないことばかりが山積みだ。

         こりゃ!楽しいぞ^^
 


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2 コメント

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Unknown (やまと)
2010-04-16 08:38:53
せんとくんは、いろいろなところで、見かけますね.キモカワとも、いわれてますね.乱鳥さんは慣れましたか?ごめんなさい.お好きだったら、許して下さい.今日も、寒いです.こたつが片付けられません.
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こんにちは☆ (やまと  様 )
2010-04-16 11:44:09
やまと様、コメントをありがとうございます。
せんとくんですか......(笑)
せんとくんは他府県で話題になっているようですよ。
我が子なんかはネタとして、キーホルダーを買って帰りましたよ(笑)
社宅のみんなに見せるのかもしれません?

昨日今日と、寒いですね。
わたしも空調しています^^

今日は食生活の講習に行ってきましたよ^^
面白そうなテキストと食品成分表を渡されましたので、喜んでいます
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