乱鳥の書きなぐり

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筆算の線、手書きなぜダメ? 小5が160問「書き直し」命じられる。 先生、あらら!また、やっちゃいましたね。

2019-09-24 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


  筆算の線、手書きなぜダメ? 小5が160問「書き直し」命じられる。先生、あらら!また、やっちゃいましたね。
  筆算は手書きでもまったく問題がないのですよ。
  教師自身の思いにそぐわないからと、間違った理由で160問も書き直させるなんていうある意味心に深い傷をつけるような体罰は許せません。
  私自身が此ニュースを読んで、傷付ききました。

  書き直させられた児童及び親御様が心安らぎますように。






  筆算の線、手書きなぜダメ? 小5が160問「書き直し」命じられる 指導の背景は

  9/24(火) 9:51配信  西日本新聞引用


 
 【写真】担任に「書き直し」を命じられたノート

「なぜ筆算の横線を、全て定規で引く必要があるのでしょう」。福岡県内の小学校に通う小学5年男児の親族の女性(34)から、特命取材班に相談が寄せられた。夏休みの宿題を提出したところ、横線が手書きだったとして、担任に「書き直し」を命じられたという。指導の背景を探った。


「教師自身が考えなくなっている」専門家は警鐘
「教師自身が考えなくなっている」。定規の利用など、教員が十分に理由を説明できないルールが数多くある実態について、東京大大学院の村上祐介准教授(教育行政学)は警鐘を鳴らす。

 村上氏は2015年度、自治体ごとに授業の受け方や生活態度を定めた「スタンダード」と呼ばれるルールの有無を全国調査した。回答を得た445自治体の約2割が導入していた。

 スタンダードの内容は自治体ごとに異なるが、「足の裏を床につけて座る」「手を真っすぐ挙げる」などの規律や、「子どもが自分で課題を解決する時間を確保」といった授業の手法が記されている。


「守ることが目的化してしまう危険も」
 こうした画一的なルールの広がりについて、村上氏は若手教師の授業の質を一定水準に保つ役割はあるとしつつも、「守ることが目的化してしまう危険がある。教師自ら判断することを望んでいない傾向があるのではないか」と懸念する。

 教師の間にも異論はある。勤務先の小学校で18年度にスタンダードが導入されたという福岡県の男性教師(60代)は「学校にとって理想の子ども像が書かれている」と話す。

 机上に置くノートや筆箱の位置、発表や話を聞く態度、あいさつの仕方、廊下の歩き方に加え、靴や傘、トイレのスリッパの置き方、休み時間の遊び方の注意点まで書かれている。「子どもには、ルールを作っていく力こそが必要なのに…。スタンダードが浸透するほど枠組みになじめない子が排除される心配もある」。ベテラン教師のそんな疑問は、スタンダードを推し進める校長の前でかき消されがちだという。 (四宮淳平)




 青字で記した西日本新聞のニュースを見て、なんともはや!情けないと感じ、
 またやりましたか、と苦笑する。

 頭切り足切り。教師の考えや指導にそぐわない児童の、特に頭切りの酷さには閉口する。
 普段から定規を使うように指導してい、ですか。
 お粗末な決まりでくくり押し付けて、児童の大切な時間を無駄に費やさせるのですね。

 逃げ場を見つけて、親や子は受験塾に走る。
 するとまた、教師が子供の能力に嫉妬し、邪魔をする。

 ハキハキした態度や字の美しさや教師にとっての良い児童は認められ、相反する生徒の能力は認めようともしない。

 今までも、これからもずっと続くのでしょうね。
 こういった教育というなを借りた精神的時間的支配が。

 先生も一生懸命指導に当たってるつもりなのはわかりますが。
 盲目はいけません。精神論では、生徒は教えられません。
 教育原理と教育心理学と指導要綱を今一度、学び直しましょう。
 
 筆算は手書きでもまったく問題がないのですよ。
 教師自身の思いにそぐわないからと、間違った理由で160問も書き直させるなんていうある意味心に深い傷をつけるような体罰は許せません。
 私自身が此ニュースを読んで、傷付ききました。

 書き直させられた児童及び親御様が心安らぎますように。

 

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『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 3オ  近松門左衛門作

2019-09-24 | 近松門左衛門


 


   『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 3オ  近松門左衛門作


 


 仁 水が出ますれば、道中尓日がこミ。かね能とゝかぬ

 のみならず、手前も大分能そん銀。もし盗賊が

 切取道からふつと出来心。万ゝ貫目取られても。

 十八軒能飛脚宿からわきまへ。けし程も御損

 かけませむ、おきづかひあられるな。いはせもはてず

 是さ/\。いふまでもない御そんかけてハ忠兵衛がくびが

 とぶ。日銀のびてハ御用能間があく仁より、それ処

 能せんさく迎ひ飛脚をつかハして早速尓持参

 


              (3オ)      

               『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」P.281   


    

 (1オ)(1ウ)(2 オ)= (一丁表)(一丁裏)(二丁表)…と言う意味です。

 本文に「。」が付いている場合は「。」 付いて無い場合は「、」突表記しています。

(「尓」「能」などのように、副詞部分はそのまま元字で書いています)

 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 1 オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 1 ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 2オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 2ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 3オ  近松門左衛門作

 1 オ
   梅川 冥土能飛脚 近松門左衛門作
 身をつくし難波尓さくやこの花能。里ハ
 三すぢ尓町の名も佐渡と越後
 相の手を。かよう千鳥の淡路町、亀屋
 能世つぎ忠兵衛、ことし廾能上はまだ四
 年、いぜんに大和より、敷金をもつて養子
 ぶん後家妙閑のかいほう処、あきなひ功
 者駄荷づもり江戸へも上下三度笠。

 1 ウ
 茶のゆはいかい素双のべに手能かど                
 とれて。酒も三川四川五川所もん羽二重も
 出ずいらず。無地の丸つばぞうがんの國 
 ざいく尓はまれ男。色能わけ志り里志りて
 暮るを待ずとぶ足能。飛脚宿能いそがし
 さ。荷をつくるやら不どくやら。手代ハ帳面
 そろばんをおゝ口とも尓どや/\と。千万両能
 やりくりも、つくしあづま能とりやりもゐながら

 2オ
 かね能自由さハ、一歩小判やしろかね尓つばさ能
 有がごとく也、町通り能状取立帰つてそれ/\と。
 とめ帳つくり所へたそ頼もふ忠兵宿尓ゐやる              
 かと。あん内するハ出入能屋やしき能さむらい。手代共ゐん
 ぎん尓。ヤア是ハ甚内さま。忠兵衛ハるすなればお下
 し物能御用ならば。私尓仰聞られなせ。お茶もて
 おじや、と、あいしらう。いや/\下り能用はなし。ゑど
 若だんなより御状が来た。是おきゝやれとおしひらき。

 2ウ
 来月二日出の三度尓金子三百両毎さしのばせ
 申べく候。九日十日両日能中、その地亀屋忠兵衛方
 より。右三百両毎請取内ゝ申置候こと共、埒明申さ
 るべく候。則飛脚能請取證文此度登せ候間。金子
 請取次第この證文忠兵衛尓渡し申さるべく候。是
 此通仰下された。今日迄とゝかぬ処大事能御用の
 手はづがちがう。なぜか様にふらちなとはなを。しかめ
 言ひければ。ハヽ御尤/\。去りながら此中能雨つゝき。川ゝ

 3オ
 仁 水が出ますれば、道中尓日がこミ。かね能とゝかぬ
 のみならず、手前も大分能そん銀。もし盗賊が
 切取道からふつと出来心。万ゝ貫目取られても。
 十八軒能飛脚宿からわきまへ。けし程も御損
 かけませむ、おきづかひあられるな。いはせもはてず
 是さ/\。いふまでもない御そんかけてハ忠兵衛がくびが
 とぶ。日銀のびてハ御用能間があく仁より、それ処
 能せんさく迎ひ飛脚をつかハして早速尓持参
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映画『脳男』4,5★ 監督:瀧本智行 脚本:真辺克彦・成島出 音楽:今堀恒雄他 出演 生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、江口洋介

2019-09-24 | 映画


 映画『脳男』



   映画『脳男』4,5★ 監督:瀧本智行 脚本:真辺克彦・成島出 音楽:今堀恒雄他 出演 生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、江口洋介


『脳男』(のうおとこ)は、首藤瓜於による日本の推理小説。
 連続殺人事件を起こす謎の青年を巡るサスペンス作品。
 第46回江戸川乱歩賞受賞作。
 全選考委員の満場一致で受賞が決定した作品であるが、2008年に発表された第2作目の続編『指し手の顔 脳男2』(さしてのかお のうおとこ2)では「乱歩賞史上に残る問題作」との言葉も伺える。
『脳男』は2014年現在、売上31万部を超える

 監督 瀧本智行
 脚本 真辺克彦、成島出
 撮影 栗田豊道
 音楽:今堀恒雄 Gabriele Roberto suble
 主題歌 キング・クリムゾン「21世紀の精神異常者21世紀のスキッツォイド・マン」
 出演 生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、江口洋介、太田莉菜



 映画『脳男』を観た。

 時間がスムーズに流れ、途中美しい調べの中世あるいはバロック音楽で、怖い話をも品よく進める。

 ネタバレは控えるが、最終的に此映画も説明的すぎず観ている側に副詞数のけつますを暗示させいい具合に余韻を残させ方法は見事だと感じる…。


 簡単な記録のみにて失礼いたします、






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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