乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

味と香り  岩波新書

2007-02-25 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 記録だけ 2007年 27冊目

 

 

(写真は雲南省大理の中国人相手の海鮮料理店。

店の前には鮫や鯰などの魚の生簀、生きた貝や上海蟹やキノコが並べられ、自分で選んで料理してもらう。

私たちは この上なく美味い魚、上海蟹、貝、豚肉の唐揚げ、スープ、キノコ野菜炒め、飯と酒(老酒)を注文。

二人で食べるには少し多い目の分量・・・

雲南省で魚や蟹は驚くほど高いが、この店は中国人客に人気があるのが納得できる味。

現地ガイドに聞いたミスドのような飲茶店はパスして、午後九時頃、唯一開いていた美味そうな店。

雲南省で海鮮も面白くっていいか・・・と言い聞かせる。

 

貝はさっと熱湯をかけ、生に近い。中国のオレンジ色の辛いたれをつけて食べると美味かった。

「ハオチー」

というと通じない。

「ハォズゥ(?)」

と教えてくれた。これ、大理の方言らしい・・・)

 

 

 

   味と香り

 

 岩波新書 新赤本 563

 著者 栗原賢三

 1998年6月22日

 248ページ 660円+税

 

 科学的に分析されたデーターをもとに、分かりやすく説明。興味を持って読める。

 蟹や貝のうま味成分などの説明に入って、この本を読みながら大理の海鮮料理店を思い浮かべていた。

『美味しいもの食べたーい』

と、本文からしばし離れて、心の中で叫んでいた。

 

コメント
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