記録だけ 2007年 27冊目
(写真は雲南省大理の中国人相手の海鮮料理店。
店の前には鮫や鯰などの魚の生簀、生きた貝や上海蟹やキノコが並べられ、自分で選んで料理してもらう。
私たちは この上なく美味い魚、上海蟹、貝、豚肉の唐揚げ、スープ、キノコ野菜炒め、飯と酒(老酒)を注文。
二人で食べるには少し多い目の分量・・・
雲南省で魚や蟹は驚くほど高いが、この店は中国人客に人気があるのが納得できる味。
現地ガイドに聞いたミスドのような飲茶店はパスして、午後九時頃、唯一開いていた美味そうな店。
雲南省で海鮮も面白くっていいか・・・と言い聞かせる。
貝はさっと熱湯をかけ、生に近い。中国のオレンジ色の辛いたれをつけて食べると美味かった。
「ハオチー」
というと通じない。
「ハォズゥ(?)」
と教えてくれた。これ、大理の方言らしい・・・)
味と香り
岩波新書 新赤本 563
著者 栗原賢三
1998年6月22日
248ページ 660円+税
科学的に分析されたデーターをもとに、分かりやすく説明。興味を持って読める。
蟹や貝のうま味成分などの説明に入って、この本を読みながら大理の海鮮料理店を思い浮かべていた。
『美味しいもの食べたーい』
と、本文からしばし離れて、心の中で叫んでいた。