日常

スラムダンク芸人

2008-09-20 11:34:58 | 
■スラムダンク芸人

この前のアメトークスペシャル。スラムダンク芸人でしたね。

スラムダンクって、ほんと面白い。夢中になっちゃいます。改めてこの番組のために全巻読み直しましたが、自分でも結構以外なとこで自然に感動して涙がでました。

あの本って、読んでて痛々しいところがおおいんです。そこが読んでて切なくて痛い。最後の桜木もそうだし、三井もそうだし、なんかあの鋼のような肉体がぼろぼろになって壊される瞬間が痛いんですよね。若さ溢れるバスケットの世界に、その肉体や若さの儚さがつまっているというか、そんなこと感じながら当時(中学生くらい?)読んでました。
そして、その井上雄彦が、バガボンドっていう宮本武蔵をテーマにして、死体や人斬りの痛々しいシーンが出てくるたびに、自分の中でスラムダンクの痛々しい感情がよみがえりながら読んでましたね。ああいう高校生、そして肉体を使うスポーツなどの若さって儚いんですよ。永遠じゃないのは誰もがわかってるから。でも、やはりああいう純粋にスポーツをして肉体を極限まで使っている光景っていうのはすばらしいもんです。甲子園とかラグビー全国大会とかもそのラインで、テレビの中では好きな風景です。

■伊藤比呂美さん

伊藤比呂美っていう熊本に住んでいる詩人と、コヨーテって雑誌で対談しているのを偶然見つけて読んだときに、伊藤比呂美さんがそういう、若者がバタバタ死んでいく感じとか、そういう死体隆々な感じがバガボンドとの共通点だって指摘してて、あーこんな近いこと考えて読んでた人がいるんだ!って嬉しかったの覚えてます。このコヨーテの特集連載、「漫画がはじまる (単行本) 井上雄彦 伊藤比呂美 (著) 」っていう形で単行本になってたんですね!!知らんかったー。この前漫画評論で有名な藤本由香里さんと話してて、その本の書評を頼まれたって言ってたから、それで単行本化されているのを知りました。伊藤比呂美さんも、熱狂的なスラムダンク→バガボンドのファンなので、すごく会話が面白い。ただのファンじゃないし。詩人だから言葉使いとか感覚とか感度もすばらしいし。

ま、脱線しましたが、スラムダンクは名シーン多いのです(「天才ですから!」)。しかも井上雄彦の描く漫画の線が、最後の辺りは神の領域というか、歴史的名画のように見えてくる瞬間があって、ただものじゃないと思いましたね(<所さんのただものではない>って番組が昔ありました。バスクリンのツムラの提供で、間下このみちゃんとかカケフくんとかアサシオくんが出てた→スラムダンクと全く関係なし)。

みなさん、スラムダンク読んだことない人読んでみてね。読んでて鳥肌たちます。



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (is)
2008-09-21 21:45:04
伊藤比呂美さん、
ちょうど9/18の朝日新聞で
カリフォルニアと熊本との
「遠距離介護」の話されてましたね。
今まで、知らなかったけど、
短い文章ながら、厳しさとユーモアと優しさと
微妙に混ざり合ったよい文章でした。
過去の作品、読んでみたくなりました。

TBSのKはいいな~。
僕は昔から女子アナが大好きでした。
中学の頃は、日テレの関谷亜矢子アナの
大ファンでした。(この頃、
永井美奈子じゃないところが通好みでしょ)
タレ目の美しさにつられ、出てる番組は
すべてチェックしているうちに、
その時期だけ、スポーツと園芸に詳しくなってました…。
自分より年下の甲子園球児や総理大臣を
指標に自分の年取ったことを実感する話は
聞きますが、
僕は、アヤパンとタメ、中野美奈子が年下だと
知ったときは、
「もはや、私はおじさんなのだ!」と驚嘆しました。
「平井理央いいよな-」とか言ってると
本気でキモイ年になったことを実感!
返信する
女子アナ話題 (いなば)
2008-09-21 23:12:51
>is
>>伊藤比呂美さん
そうそう。やっぱ詩人は違うなーって思いましたよ。あの一音に凝縮した言葉の重さって感じ?
珈琲とエスプレッソの違い?(例えが悪い?)
どっちがいいとかじゃなくて、なんか違うんだよなーって感覚です。

わしも、この人の詩を読んでみようと思ってAmazonで注文中。
しかも、なんか熊本で「熊本文学隊」とかいう面白そうな集団をたちあげてるみたいだし。わしも仲間入りたいけど熊本在住じゃないからなぁ。

>>TBSのK
これだけで分かります?あの人ですよ。はい。

かわいかった!ていうか、ただのかわいさじゃなくて、(予備知識があるからだとは思うけど)なんか華やか!って感じ。花!って感じ。そういうオーラ。
これは女性にとって最高の要素です。まあ今と言う瞬間だけなのかもしれんし、それは彼女が今後どういう風に女性を磨いていくのかにもかなり依存しているんだろうけど、兎に角!群を抜いて輝いてました!

俺の目を見て挨拶してくれただけでも一日中ハッピーだった(←かなりキモイ発言)。いや、でも目見てくれたのはほんと。周りの看護師さんからもめちゃくちゃ羨ましがられたし。なんか青春っぽくてうれしかったなぁ。クラスのマドンナと目があったみたいな笑 

それはともかく。
どういう女性が本当に美しいのかという点に関しては、わしも最近色々考えているとこなので、機会があればブログで書きたいですね。気が狂う一歩前まで考えて、結構深い結論でました。

わしは女子アナって今まであんま好きじゃなかったのよね。偏見なんだけどなんか顔だけで採用されてるんでしょ!みたいなうがった偏見で。

でも、女子アナって花なんだよね。花って確かにその瞬間かもしれん。永遠じゃないかもしれん。でも、そのときの花っていうのは会社の看板。会社をイメージするための代表。ただのお人形さんって人も中にはいるかもしれんけど、やっぱ看板として存在するなら、360度ものすごいオーラや力を放たないといけないわけで、そういう存在なのよね。ある意味報道の原稿読むより何百倍も難しいかもしれん。
そういう輝ける女性は美しいです。その魅力は男性、女性の性別を超えますね。


女子アナはあまり知らないんですけど、お笑い好きの自分の中では、テレビ朝日の大木アナとテレビ東京の大橋アナが大好きです!報道からお笑いも出来る女子アナって、相当キャパシティー広いです。
返信する
Unknown (is)
2008-09-22 00:26:19
TBSのK…O様のBランチに出てて、妹もキャスターみたいな人ですよね…フフフッ。


>気が狂う一歩前まで考えて、結構深い結論でました。

…あっ、これ、すごく気になる。待ってます!
返信する
続きはまた別機会に! (いなば)
2008-09-22 00:43:42
>is
流石鋭い!!
返信する