先日のまちまーいで1つお勉強になったことが!
那覇まちまーいの玉陵と金城町のパワースポットコースをご案内中の出来事~
このコースでは金城町の村屋に立ち寄って、一休みするのですが
昨日は青年たちが集まってました
おや、珍しいね~と思いながら、いつものように、飾ってある旗頭の説明をしていると…
とある青年が、「どうぞ中に入って見てください」
と声をかけてくれました
「ありがとう~」
「実は、その旗頭をちょうどかついで来たところなんです」
「近くの学校でイベントがありまして…」
せっかくなので、参加者の方も私から聞くより、実際に担いでいる人から話を聞いたほうが
リアル感があると思い、いろいろ尋ねてみると親切に教えてくれましたよ
私もとっても勉強になりました
まず、目からうろこだったのは(いや、単なる私の勉強不足ということもあるけど)
「那覇の旗頭」と「首里の旗頭」はまったく違う機能のようで…
私も参加者の方も、ん?だってここも「那覇市」では~??
でも冷静に考えると、今は那覇市のひとくくりだけど、昔は那覇と首里は違っていたわけで…
敵が近づいてきたときに、その襲来を伝える役目を果たしていたのが首里の旗頭
首里は城下町だから、ちゃんとお城を守っていたのですね
鼓灯籠(ちぢんどぅーるー)とも呼ばれ、夜は中に灯りをともして知らせていたそうです
そして、旗頭の横の赤い花は「麒麟草」(ちりんとぅ)
まさしくその花が、この村屋の裏に咲いてました
茎が途中から赤くなり、そのまま花をつけている、とっても不思議な花でしたよ
一方、那覇の旗頭は大綱挽きで応援するためのもの
これは記憶に新しい
祭り用と警告用
まったく違う使われ方だなんて、やっぱり琉球っておもしろい!
また来てください。