遙拝。

タイトルは「ようはい」とお読みください。
遠くから拝むこと、なんだそうである。


この三連休を利用して、久しぶりに自分の家に帰ることができたBooじーちゃ。
終始リラックスした様子だったのだが、大変だったのは周りの人間である。
近年から今年上半期にかけてお亡くなりになった大叔父たちの墓参りすら、車椅子が必要なBooじーちゃ。
しょーがないので、すべからく、「可能な限り近くに停めた車の中での合掌」にて以下省略。
トイレに連れて行くのも「ころぶはおへた」どころか、「あんよもおへた」なので。
後ろ向きに立った人間に捕まらせ、転ばないように後ろからもう一人見守る。
方向転換に至っては三人がかり。
それというのもBooじーちゃ。
介助者に捕まろうともせず、不安定にスライドする戸にしがみついたっきり。
指を離そうとするのも一苦労なんである。


三連休の最終日というのに、本日は朝っぱらから、あいにくの雨。
施設に戻るのも一苦労である。
やっとこ職員の方々に「ありがとうございました」と挨拶をしたところ。


職員のひと「Booじーちゃ。さん！久しぶりのおうちはどうでしたか？」


じつは、畳替えを強行していたおかんさま。
藺草の香りもまだかぐわしい、新しい畳はさぞかし気持ちが良かったろうと答えを待っていると。


Booじーちゃ。「かしがっとった！」（訳：斜めに傾いていました）


…………。





斜めに傾いていたのはBooじーちゃ。
車椅子生活が長かったせいか、介助して立たせてみても、膝が伸びず不安定になってしまっていたんである。

東奔西走。

いろいろくってり。





そんなわけで生存報告のみ。

里帰り。

一週間ぶりに施設からご帰還ですBooじーちゃ。
施設は刻み食なので、食事一つにも気を使う。


食べ終わったところで。


おかんさま「Booじーちゃ。何食べた？」


おいしいものは印象に残りやすい。
好物を出してやりたいのは山々だが、三食饅頭というわけにもゆかぬ。
ならば、おいしかったものを訊いて、また作ってあげよう。
そんな思いから出た言葉だったのだが。


Booじーちゃ。「泡食った！」


…………。





メレンゲでも作ったろうかしらん。

民謡流し。

あいかわらず、ワタクシメのぎうぎう続きにはなかなか終わりが見えない。
机の上に文字通り仕事が山となっているのを見るだけで、魂が抜けていきそうな気分である。


そんなワタクシメとはまったく無関係に、地元の祭りが始まった。
民謡流しを帰宅途中で見かけたので、ちょいと覗いてみたところ。


三味線と謡はちゃんと生なのね。


ン十年このかた棲息していたが、初めて知った。
揃いの浴衣も、裾が朽木とゆーには遠目には横の虎縞様もあり、麻が混じったような、ちょっと変わった風合いのものもあり。


さすがにピラピラフリルのギャル浴衣ってのはなかったですが。


つーか、男女混合のギャル浴衣ってリアルに想像するとヤなもんがありますな。


近所の総合病院の一連隊も踊っていたのだが、年齢層とガタイを見るに、どうも介護職員らしき面々だったようである。
夜勤に当たった人はごくろうさまな貧乏籤。





屋台に群がる人で身動きできない一帯も。かき氷の魔力？

山積。

え～、またもやぎうぎうが押し寄せております。





週末までレスはお待ちください。