夜なべ仕事。

夕食後、おかんさまが裁縫箱を取り出した。
Booじーちゃ。のパジャマを縫うというのだが。


縫い付けるのは、ズボンの社会の窓である。


ヨコタテヨコタテの結果。
周囲に迷惑を（文字通り）ふりまかれるのはひっじょ～に困る。
腹も立つというものだが。


じつは、ワタクシメ。
もう一カ所、Booじーちゃ。の服で、縫い付ければいいのではないかと思うところがある。
しょれはポケットである。


全てのポケットにぱんぱんになるほどティッシュを詰め込まないとおれないBooじーちゃ。
すべて取り去ったと信じて、おかんさまが洗濯機にかけると。
もろもろと繊維カスと化したティッシュが浮いてきたりするのは、もはや日常茶飯事である。
他の認知症の方を介護されてるブログを拝見すると、同じことを嘆いていらしたりする。
ひょっとして、この症状は認知症ないし同年代の方特有のものなのだろうか？


そのくせ、そのティッシュの束は使われることがない。
手が汚れるとどうするかというと。
服だの、そのへんの座布団だのになすってくれるものだから、おかんさまの怒鳴り声は今日も炸裂するのであった。





無意味だっての。