ようやくワタクシメ棲息圏内の桜も満開になった。
染井吉野は花が開くにつれてやや色が薄くなっていく。
その代わりなのか。
花の下に立てば、しずかに香りが降ってくる。
桜の花に香りはないというのが定説のようだから。
きっとこれは桜の花の蜜の香りなんだろう。
通勤に利用する駅は、近所の小学校の桜が見事である。
朝の通勤ラッシュはともかく。
夕暮れ時のホームでは。
ロマンチストとは欠片も思えぬような、コート姿のおっさんがしみじみと花を見ていたりする。
その横を、いかにもガーリーなふわふわチュニックを着たおぜうさんが。何とも思わぬ様子でてれてれと歩いていきもする。
人の見かけは、その人の風情を感じる心を映すものではないのだろう。
花にあくがれる心あらば。
染井吉野は花が開くにつれてやや色が薄くなっていく。
その代わりなのか。
花の下に立てば、しずかに香りが降ってくる。
桜の花に香りはないというのが定説のようだから。
きっとこれは桜の花の蜜の香りなんだろう。
通勤に利用する駅は、近所の小学校の桜が見事である。
朝の通勤ラッシュはともかく。
夕暮れ時のホームでは。
ロマンチストとは欠片も思えぬような、コート姿のおっさんがしみじみと花を見ていたりする。
その横を、いかにもガーリーなふわふわチュニックを着たおぜうさんが。何とも思わぬ様子でてれてれと歩いていきもする。
人の見かけは、その人の風情を感じる心を映すものではないのだろう。
花にあくがれる心あらば。
つねづね、Wooは「桜と子どもは同じ」と思っておりまする。
桜は花咲く頃、赤ん坊は憎まれ口を叩く前、
それが「一番の見頃」だと思います。
それを過ぎれば、桜は毛虫がついただ、落ち葉の始末だ
一方、子どもは言う事聞かないだの、勉強しないだの
当たり前の成長期症状なんですけど
（親の目から見れば）手のかかる事ばかりなんです。
その大変さをこらえて、なんで育てるのかなってっと
桜はあの一瞬をまた見たいが為
子どもはあの可愛さを覚えている為だと思っています。
ま、子どもは三歳までにその愛らしさで親孝行を終えるっていうし。
桜の花びらが散る頃になると、我が身を重ねて
「次の世代への申し送りだな」と、涙ぐみそうな気にもなる...
これで実家の庭に、
桜の10本をはじめ木々が100本以上もなけりゃ
どこぞの借景でしみじみできるのですが
葉桜の季節になると、毛虫と戦い
夏は群がる蝉の騒音に耳を塞ぎ
秋は落ち葉との果てしなき闘争...。
Woo、風流人にはなれませんわ（シクシク）
桜は薄闇が似合うようでございます。
早々とライトをつけた駅よりも、淡い蒼の夕暮れを背景にした桜の方が、いっそう目にも鮮やかでしたわ。今日も。
一年のうちの、ほんの一週間ですが。
「ここにも桜が。あ、ここにも」と。
思わぬところで自己主張を見るだけで心が洗われる思いがいたします。
桜の持ついさぎよさのイメージって、この僅かな時間に全身全霊のエネルギーをかけるところから来ているような気がいたしますな。
この桜。週末まで、もってくれればいいのですが。
早速やくざもんのヒヨドリが、ガスガスとちぎり荒らしておりました。
花蜜が欲しいなら手加減してほしいもんですが。
桜が10本…。
Woo様ご実家の庭は花見ができそうですなぁ（羨）。
えっと、あとは名前もよく知りませんが
花好きな母が「植木市」がある度に苗木を植えておりました故
ソメイヨシノ以外の、桜ちゃんたちが10本はあります。
咲く時期が微妙に違うので、見る分には「ステキ」ですが
晩秋は一斉落ち葉にて、Wooを泣かせます。
昔は焼き芋も楽しめましたが、今は市内で焚き火は御法度らしい...。
ただの可燃ゴミになる色とりどりの落ち葉が哀れなり。
開ききった花の中心、蘂の色が目立つようで。
そして、今日の雨に打たれたせいで。
木からその花の色が薄れていくのもわびしい限り。
＞BooHooWoo様
数種の桜が勢揃いとは。ますますもって羨ましい限りにございますな。
落ち葉…。
貼り絵の素材に使う人もいるそうですが。
オススメは穴を掘って埋めること。
落葉帰根とか申します。
土も肥えるしエコにもなるので一石二鳥。
ちなみに、ワタクシメが好きなのは山桜と御衣黄でございます。
凛然とした山桜のたたずまいも。
色濃く、つねの桜にも似ず己を主張する御衣黄の頑固さも。