二日続けて元チビ団子に遭遇。
昨日はエアコンの室外機の下。
今日は、喫茶店の看板(中に蛍光灯が入ってる、厚みのあるやつ)の下。
看板がこけないように、ぐるりとプランターに囲まれているところへちんまりとお座り。
風が当たらないところをうまいこと選んでるなぁ、と。ちょっと感心。
さて、本日の様子はどうでしょうかBooじーちゃ。
一般病棟に移って、そろそろリハビリにも入ろうかという頃合い、なのはいいんだが。
Booじーちゃ。「痛ぁあああ~い」
こんなことを言うのは、珍しい。
痛みを訴えることの少ないBooじーちゃ。
認知症患者には、「尿便意を感じることができなくなり失禁してしまう」とか。
「痛みを感じることができず、動き回って状態を悪化させてしまう」といった、認知力の低下。
「語彙が少なくなり自分の状態について正しく伝達することができなくなる」という、意思疎通の困難さが見られることがある。
ご多分に漏れませぬBooじーちゃ。
それでも、ちゃんと「痛い」と訴えられたのなら。
おかんさま「先生に言わないといかんね。」
そして、回診の時間。
看護師さんたちを引き連れた、主治医のせんせーが。
「痛いところはありませんか?」
Booじーちゃ。「ありません!」(超即答キッパリ)
…………。
あんだけおかんさまには「痛い」と訴えておいて、それかいっ。
ひょっとして。
孫より若い看護師さんたちには「痛い」だなんて弱音は吐けないのか?
大正男の意地っ張り。認知症状と紙一重むしろ同一化。
昨日はエアコンの室外機の下。
今日は、喫茶店の看板(中に蛍光灯が入ってる、厚みのあるやつ)の下。
看板がこけないように、ぐるりとプランターに囲まれているところへちんまりとお座り。
風が当たらないところをうまいこと選んでるなぁ、と。ちょっと感心。
さて、本日の様子はどうでしょうかBooじーちゃ。
一般病棟に移って、そろそろリハビリにも入ろうかという頃合い、なのはいいんだが。
Booじーちゃ。「痛ぁあああ~い」
こんなことを言うのは、珍しい。
痛みを訴えることの少ないBooじーちゃ。
認知症患者には、「尿便意を感じることができなくなり失禁してしまう」とか。
「痛みを感じることができず、動き回って状態を悪化させてしまう」といった、認知力の低下。
「語彙が少なくなり自分の状態について正しく伝達することができなくなる」という、意思疎通の困難さが見られることがある。
ご多分に漏れませぬBooじーちゃ。
それでも、ちゃんと「痛い」と訴えられたのなら。
おかんさま「先生に言わないといかんね。」
そして、回診の時間。
看護師さんたちを引き連れた、主治医のせんせーが。
「痛いところはありませんか?」
Booじーちゃ。「ありません!」(超即答キッパリ)
…………。
あんだけおかんさまには「痛い」と訴えておいて、それかいっ。
ひょっとして。
孫より若い看護師さんたちには「痛い」だなんて弱音は吐けないのか?
大正男の意地っ張り。認知症状と紙一重むしろ同一化。
お付き合い下さいませ。
私のJaga父もぎりぎり大正生まれです。
先日の街のかかりつけ医初診のおり
問診表を片手に
「お薬の管理はご自分でされてますか?」という看護師の質問に
「はい、妻のも含めて私がやっとります」とJaga父、超即答。
私と姉の顔を見上げる看護師。
小さく首を横に振るHooWoo姉妹。
診察室に入ってからのセンセイ。
さすが階上にシニアマンションを抱えて
そこの経営にも関わっているだけあって
ジジババの扱いには慣れている。
「私の居た◯◯病院のご紹介ですから
細かいことまでお聞きしてますよ。ご安心下さい」
でJaga父の心を鷲掴み。
1ヶ月分以上飲み残しがある薬の量を
父の機嫌を損ねずにどうやって医師に伝えようかと
逡巡するWooには
「数値が安定されていて良かったですね。
◯◯で出されたお薬を使い切ってから
ご都合の宜しい時にいつでもいらして下さいね」
とにこやかに告げてくれました。ありがたや。
時は遡って
そこの階上のシニアマンション、実は半年前にHoo姉と見学に訪れてます。
Wooの居住区から歩いて行ける距離にあり
経営母体はの脳神経外科、
そこの娘婿が、件のニコヤカ医師・泌尿器科
父の抱える、水頭症&前立腺がんにどんぴしゃり。
かてて加えて、通りを隔てて母が通う心療内科の大病院がデ~ンとあります。
夫婦での入居、できます。
そのシニアマンション内にも通所施設は完備されてますが
其処を利用せずとも
今、母が通っているデイサービスはそのまま継続利用可能
月々の支払いは二人の年金で賄える...等々
立地条件はまことによろしかったんですが
「最後まで家で過ごしたい」の一言であっさりと却下。
ま、こちらも一度で巧くいくちは思ってませんでしたが、
Woo頭のファイルには
娘婿の経営するクリニック名を保存。
そして、先日の大病院受診で
「数値が安定しているので、街のかかりつけ医に...」と“Hoo姉”に切り出してもらった。
「そりゃいいですね。ゆっくりと見てもらえますし。
どこか心当たりのお医者さまいらっしゃいますか?」という医師の問いに
「◯◯クリニックは如何でしょうか?」とWooが答えたら
なんとその方、三年前までそこの大病院に在籍していたとか。
すんなり紹介状が頂けました。
おまけに
「一旦帰ってからとなると、なかなか腰が上がらないですから、
このまま紹介状を持たれて、◯◯クリニックへ行かれたらどうですか」と父に勧めて下さった。
センセイ、グッジョブ!
そのとおり、一度帰宅したら、また(父を)家から連れ出すのに一苦労。
勢いのあるうちに行きましょう、になりました。
頭の毛を逆立てて、ヒゲもろくにあたってない父。
着ていた服は、上下とも部屋着と言い張るジャージ(と云う名のパジャマ仕様)。
今までなら受診前日に散髪に行き
当日は背広を着込んで勇んで出掛けていた父でした。
それも覚束なくなってます。
先日は、鬼娘と言われようが
一切手を出さず
取り繕わずに、そのまんまを見て頂きました。
本人が「自立できている!」と言い張っても
その様子が実状を物語っていますから。
さ~て、打ちも打ったり、長くなりました。
まことに相済みません。
ごく最近、正常圧水頭症による認知症の方の介護経験を聞くことがありましたので、Woo御尊父様の状況がイメージできました。
水頭症は手術をすれば軽快はするそうですが、他の病気を抱えている方の場合、その手術をすること自体が危険だそうですね。
我が家のBooじーちゃ。
痛みどころか、症状すらひとっつも訴えやしません。
どーも、「黙って座ればぴたりと当たる」と。
お医者さんと占い師を間違えているんじゃなかろーか。
まあ、それも症状の一つなのでそっくりそのまんま我が家でも見てもらいますけど。
「できる」「やれる」がホントにやれるのか、それともあてにならんのかの実状を見てもらうことが大切ですやね。
大長編はいくら長くなってもかまいませぬ。
どーぞどーぞ、栗本薫さんの「グイン・サーガ」ばりに長いコメントをむしろお待ちしております。