うりゃの映画あれこれ

貴君の好物を私も好きとは限らない。同様に私の好物を貴君は嫌いかもしれない。ひとそれぞれ。
主にレンタルDVDで鑑賞。

宇宙兄弟 テルマエ・ロマエ ほか邦画まとめ書き。

2012年12月16日 | 邦画


宇宙兄弟 (2011年 日本 129分)

小山宙哉による大人気コミックの実写化。小栗旬、岡田将生が共演。
原作コミックはまだ連載中だが、私は読んでないので比較はできない。

子供の頃に将来は共に宇宙飛行士になることを誓った2人の兄弟。
一途に夢を追い続けながら、約束通り兄が来るのを待つ弟。
挫折や不運の末に夢を思い出して、改めて弟の後を追う兄。
わりとシンプルな熱血ものに仕上がっていて、普通に面白かった。
JAXAはもちろん、NASAの協力も得ている。

弟のヒビトが先に宇宙飛行士になり、月ロケットに乗りこむ直前。
「むっちゃん、行かねえの?(笑)」
「・・・行くよ? 行くよっ 行ってやるよっ」 の会話シーンが好きだ。

JAXAでの宇宙飛行士選抜試験が本当はどんなものだか知らないが、
最終選考の密室実験は、かの名作『11人いる!』を連想させられた(^^A;
それにしても最近の若手俳優はみんな背が高いねぇ~~


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テルマエ・ロマエ (2011年 日本 108分)

これもコミック原作(ヤマザキマリ)でまだ連載中。私、こちらは全部読んでいる。
長編にするつもりがなかったのに予想外の大ヒットで作者は苦慮してるようだが。(^^A;
阿部寛が古代ローマ人役で主演するタイムスリップ・ファンタジー・コメディ。
原作エピソードを散りばめた上にオリジナル話を乗せて、うまくまとめたと思う。

古代ローマ人が愛し、歴代皇帝が建築した数々の大浴場。
その浴場設計技師であるルシウスは、タイムスリップで現代日本の風呂文化に出会い愕然とする。
やがて古代ローマに戻れたルシウスはそのアイデアで大評判を勝ち取るのだが・・・

ローマ皇帝役に市村正親など日本の「濃い顔役者」が大集合。
「平たい顔族」(日本人)に、いかにもな中高年役者も大集合。
お風呂が主題なので阿部ちゃんの鍛えた半裸がたっぷり拝めます~~(笑)


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ステキな金縛り (2010年 日本 142分)

三谷幸喜 監督・脚本コメディ。主演は深津絵里。
共演に西田敏行、中井貴一、阿部寛、市村正親ほか有名役者ぞろぞろ。

三流弁護士の宝生エミが引き受けた仕事は妻殺害容疑をかけられた男の弁護。
彼のアリバイは『旅館の部屋で金縛りにあっていた。』。しかし証人は落ち武者の幽霊だけ!!
奇想天外な裁判の行方を、実力派俳優陣の豪華共演でコミカルに描く。
細かいところまで練り込んだ三谷の脚本。「んな、バカな。」という展開の連続。
演じる役者たちは楽しそうだ。
詰め込み過ぎて『くどい』のが三谷の特徴であり欠点でもある。
今までの三谷作品が面白かった人なら大笑いの一編だろう。
いや、面白かったですけどね。やっぱ 三谷はくどいよなァ。ちと無粋(笑)。
深津絵里は足の指で書類がつかめる!! (私もできるよん)

なんせ 7か月も前に見たので感想はこんなもんで。(はよ書け)



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ロボジー (2011年 日本 111分)

『ハッピーフライト』などのヒットメーカー矢口史靖 監督・脚本の荒唐無稽コメディ。
社長指令によるロボット開発に失敗した弱小家電メーカー技術者3人。
発表日を控えて急遽とった策は、「ロボットの中にヒトを入れて誤魔化そう」!!!
架空オーディションで、サイズぴったりな老人を採用する。ロボジー・・・ロボットジイサン??
しかし この爺さんがまた勝手なことをーーーー!!!!!
孤独な暴走爺さん鈴木重光役の五十嵐信次郎こと ミッキー・カーチスがいい味。

矢口監督にしては少々小粒かな。
個人的には『ウォーターボーイズ』以前の過激な初期3作が好きでしたねぇ。
(裸足のピクニック、ひみつの花園、アドレナリンドライブ)


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オーバードライヴ (2004年 日本 127分)

8年も昔の映画で申し訳ない。でも馬鹿馬鹿しいパワーがあって面白かったんで。
CGやアニメも取り混ぜた三味線格闘バトル青春ムービー!!
『なんじゃそれ』っつうヒトは見ないほうが良ろしい(笑)。

人気バンドの天才ギタリスト・麻田弦(柏原収史)。
ある日、怪しいタクシードライバー五十嵐(ミッキー・カーチス)に下北半島へと拉致されてしまう。
この爺さん実は伝説の津軽三味線弾き。弟子候補として数々のミュージシャンを拉致した前科あり。
(このへん実名が出て笑える。ヨーヨー・マとかジミー・ペイジとか etc.)
はじめは逃げ出そうとする弦だったが、五十嵐の孫娘に一目惚れ。
カラテ・キッドかジャッキー・チェンか、な数々の修行を重ね、
十字路で悪魔に魂を売った異形のライバル(ギター小僧必見映画『クロスロード』へのオマージュだな)にびびり、
恋のライバルにもやきもきしながら、ついに『津軽三味線アルティメット大会』へ!!!

本物の有名な津軽三味線奏者が何人も出てるし、
柏原収史(ギタリストでもあるらしい)も数カ月の特訓で見事に弾いてるし、
バカバカしいコメディと本物津軽三味線と両方楽しめるグリコ的な・・・(^^A;

お金がなかったらしくセットなどはかなりチャチですが。


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