urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

Cocco 「陽の照りながら雨の降る」

2006年07月04日 | listening
『ザンサイアン』が出てからさえ時間が経ってしまいましたが、レヴューは順番に参りましょう。
復活以降二枚目のシングル。非常に壮大で、感動的なスローナンバーです。サビ前の高揚感が個人的にはとてもツボです。コーラスも良いよね。
しかし前作の「流星群」もそうだったけど、アルバムに入らないカップリングが名曲過ぎ。今回の「手の鳴る方へ」も、勇壮なギターのフレーズと、サビの優しい美メロが溶け合った名曲です。根岸いい仕事するわー。これだからシングル買うのをやめられません。ライヴ音源とかでお茶を濁すバンドは猛省するように。
初回限定の8インチシングル「blue bird」も、珍しい電子的なアレンジと緊張感のある英詞が印象的な佳曲。二番のサビでCoccoの声が笑みを含むあたりがたまらん。前作の繰り返しになりますが、まったく傑出したヴォーカリスト。

陽の照りながら雨の降る(初回限定)陽の照りながら雨の降る(初回限定)
Cocco 根岸孝旨

曲名リスト
1. 陽の照りながら雨の降る
2. 手の鳴るほうへ
3. コンポジションA

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