国連で「提案」と首相いうが
核兵器使用禁止や廃絶決議 6本棄権
これが久間発言の背景
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安倍晋三首相は八日のテレビ党首討論で、「国連総会で、核を廃絶するという決議を日本が提案者で出しています」とし、日本が核兵器廃絶をリードしているかのように述べました。しかし日本共産党の志位和夫委員長が指摘したように、実際には政府は、核廃絶を究極のかなたに追いやる「究極廃絶」論に立っており、核兵器の使用禁止や廃絶を求める一連の国連決議に棄権しています。このような政府の立場が、原爆投下は「しょうがない」との久間前防衛相発言や、それをかばい続けた安倍首相の姿勢の背景にあります。
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昨年十二月の第六十一回国連総会では、日本が提案したものも含め、主な核兵器関連決議十六本が採択され、日本は六本に棄権しました(表)。このうちテレビ討論で志位氏が紹介したのは、マレーシアなどが提案した「核兵器の威嚇または使用の適法性に関する国際司法裁判所の勧告的意見の後追い」決議(決議番号六一/八三)と、インドなどが提案した「核兵器使用禁止条約」決議六一/九七です。
「時期尚早」理由に棄権
国際司法裁は一九九六年、核兵器の使用・威嚇が「国際法や人道に関する諸原則、法規に一般的に違反する」として、核兵器について初の国際的な司法判断をした「勧告的意見」を発表しました。マレーシアなどの決議は、その重要性を確認。具体策として、核兵器の開発や使用を禁止して廃絶を求める核兵器条約を締結する交渉の開始を呼びかけるものです。ところが政府は、この交渉は「時期尚早」だとして棄権しました。
インドなどの決議は、「いかなる状況でも核兵器の使用または威嚇を禁止する」条約の交渉開始を求めています。
日本は、非同盟諸国が提案した「核軍縮」決議六一/七八にも棄権しました。この決議は「すべての核兵器保有国が、核兵器廃絶の有効な軍縮措置をとる時期が熟している」と規定。二〇〇〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議の最終文書で合意された「自国の核兵器の完全廃絶を達成するとの核保有国による明確な約束」の実施が重要だと強調しています。この最終文書には日本も米国も賛成しています。
ところが政府は、核軍縮に向けた措置が「すべての核兵器国が関与する、現実的で漸進的なもの」であるべきだが、非同盟決議には「核兵器国を含め」国際社会が合意できる要素がないとして棄権しました。
日本が棄権した決議は、核兵器の使用を禁止し、核保有国に核廃絶を迫る点で共通しています。
「究極廃絶」破たん明確
これに対し日本などが提案した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」決議六一/七四は、「核兵器の全面廃絶」を表題に掲げながら、文中では「全面完全軍縮」が「究極的目標」だというだけです。二〇〇〇年のNPT会議の最終文書など核廃絶の具体的措置は何も示していません。
しかも、自らは「すべての核兵器国が関与する、現実的」な決議が実効的だと言っておきながら、安倍首相も認めたように、この日本決議に米国は賛成していません。
もともと日本決議は、核廃絶を求める国際世論を国連の場に反映させようと新アジェンダ連合などが核廃絶決議を提案したのに対し、米国も賛成できる「究極廃絶」論で米国を救済するために出されてきました。
ところが核抑止にとどまらない核先制使用政策を掲げるブッシュ政権の発足で、米国は〇一年以降、日本決議にも反対するようになりました。
日本決議は「究極廃絶」論だとの志位委員長の批判に対して安倍首相は、「具体的に軍縮を進めなければ究極の目標にいけない」と述べ、「究極廃絶」論を弁護しました。しかし政府の「現実的・漸進的」対応は、核使用戦略へ暴走する米国の前で意味を失っているというのが「現実」です。
破たんが明確な「究極廃絶」論でなく、「人類の死活にかかわる核戦争の防止と核兵器の廃絶のために実行ある措置」(「参議院選挙にのぞむ日本共産党宣言」)をとることが求められています。(坂口明)
(出所:日本共産党HP 2007年7月12日(木)「しんぶん赤旗」)
核兵器使用禁止や廃絶決議 6本棄権
これが久間発言の背景
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安倍晋三首相は八日のテレビ党首討論で、「国連総会で、核を廃絶するという決議を日本が提案者で出しています」とし、日本が核兵器廃絶をリードしているかのように述べました。しかし日本共産党の志位和夫委員長が指摘したように、実際には政府は、核廃絶を究極のかなたに追いやる「究極廃絶」論に立っており、核兵器の使用禁止や廃絶を求める一連の国連決議に棄権しています。このような政府の立場が、原爆投下は「しょうがない」との久間前防衛相発言や、それをかばい続けた安倍首相の姿勢の背景にあります。
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昨年十二月の第六十一回国連総会では、日本が提案したものも含め、主な核兵器関連決議十六本が採択され、日本は六本に棄権しました(表)。このうちテレビ討論で志位氏が紹介したのは、マレーシアなどが提案した「核兵器の威嚇または使用の適法性に関する国際司法裁判所の勧告的意見の後追い」決議(決議番号六一/八三)と、インドなどが提案した「核兵器使用禁止条約」決議六一/九七です。
「時期尚早」理由に棄権
国際司法裁は一九九六年、核兵器の使用・威嚇が「国際法や人道に関する諸原則、法規に一般的に違反する」として、核兵器について初の国際的な司法判断をした「勧告的意見」を発表しました。マレーシアなどの決議は、その重要性を確認。具体策として、核兵器の開発や使用を禁止して廃絶を求める核兵器条約を締結する交渉の開始を呼びかけるものです。ところが政府は、この交渉は「時期尚早」だとして棄権しました。
インドなどの決議は、「いかなる状況でも核兵器の使用または威嚇を禁止する」条約の交渉開始を求めています。
日本は、非同盟諸国が提案した「核軍縮」決議六一/七八にも棄権しました。この決議は「すべての核兵器保有国が、核兵器廃絶の有効な軍縮措置をとる時期が熟している」と規定。二〇〇〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議の最終文書で合意された「自国の核兵器の完全廃絶を達成するとの核保有国による明確な約束」の実施が重要だと強調しています。この最終文書には日本も米国も賛成しています。
ところが政府は、核軍縮に向けた措置が「すべての核兵器国が関与する、現実的で漸進的なもの」であるべきだが、非同盟決議には「核兵器国を含め」国際社会が合意できる要素がないとして棄権しました。
日本が棄権した決議は、核兵器の使用を禁止し、核保有国に核廃絶を迫る点で共通しています。
「究極廃絶」破たん明確
これに対し日本などが提案した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」決議六一/七四は、「核兵器の全面廃絶」を表題に掲げながら、文中では「全面完全軍縮」が「究極的目標」だというだけです。二〇〇〇年のNPT会議の最終文書など核廃絶の具体的措置は何も示していません。
しかも、自らは「すべての核兵器国が関与する、現実的」な決議が実効的だと言っておきながら、安倍首相も認めたように、この日本決議に米国は賛成していません。
もともと日本決議は、核廃絶を求める国際世論を国連の場に反映させようと新アジェンダ連合などが核廃絶決議を提案したのに対し、米国も賛成できる「究極廃絶」論で米国を救済するために出されてきました。
ところが核抑止にとどまらない核先制使用政策を掲げるブッシュ政権の発足で、米国は〇一年以降、日本決議にも反対するようになりました。
日本決議は「究極廃絶」論だとの志位委員長の批判に対して安倍首相は、「具体的に軍縮を進めなければ究極の目標にいけない」と述べ、「究極廃絶」論を弁護しました。しかし政府の「現実的・漸進的」対応は、核使用戦略へ暴走する米国の前で意味を失っているというのが「現実」です。
破たんが明確な「究極廃絶」論でなく、「人類の死活にかかわる核戦争の防止と核兵器の廃絶のために実行ある措置」(「参議院選挙にのぞむ日本共産党宣言」)をとることが求められています。(坂口明)
(出所:日本共産党HP 2007年7月12日(木)「しんぶん赤旗」)
あほでないなら俺のブログに来い!!
稽古つけたる
未来を信じ 未来に生きる 社会の規律のこと
必ず来い!!待ってる、豪速球でかかって来い、男なら逃げるな
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yujiro88 と名乗る者が、あなたのブログを「俺のブログ」と嘘ぶり、あちこちのYahoo掲示板に貼り付けています。
内容をご確認いただけたらと思います。
http://blog.goo.ne.jp/urmt/e/91c016fbb8195bcda03ada09848a3f36
マークさんは民主党の小沢代表の支持者でして、民主主義の点で共闘仲間ですので、コメント欄を開放して使用していただいております。マークさんと対話する場合は上記のコメント欄で対話していただいて構いませんので、よろしくです。
東西南北さん、おひさです。ブログが重いのか何故か入りにくいので、こちらから失礼します。
もう投票を終えました。新聞に結構出てますね、自公過半数割れ、
でも、油断してると、こういうプロパガンダが逆効果で、自公支持がこぞって投票場に行きますので、
東西南北さんとの強い連帯で、これからも頑張りましょう。
では、失礼いたします。
でも、何故、あんなにあのブログ開くのに重いんだろうかな??
マーク
アクセス数はかなり有ると思います。そちらのシステム上の問題なのでしょうか、
東西南北どの、気になりますので、
では、失礼いたします。
さて、東京選挙区は民主で2議席奪取しそうですね。今日の朝日新聞の情勢調査では。自民1、民主2、無所属1、5番目に公明党と共産党が争っている情勢のようですね。共産を応援してくださいね。大阪は定数3で、3番目を自民と共産で争う情勢です。ま、与野党逆転はほとんど確実な情勢のようですから、さらに自民党と公明党の議席を減らしていく方向ですね。
その時、どうなるのか、ほんとの天下分け目の関ヶ原の戦いになると思います。総理の候補としては、待ちとして、麻生さん、中川さんですね。
日本共産党さんと違い、民主、人材がね、だから、政界再編成で自民切り崩し、今でも反安倍、閣僚人事などを巡り、多いでしょうから、
小泉さんが静か過ぎますね、僕はひょっとすると民主の小沢先生との連携を模索してるんじゃないかと、
それと、田中眞紀子さんと国民新党さん、明らかに野党側につきましたね、国民新党さんはキャスティングボードを握るとどっちにもつかないような意味深なこと綿貫さんが仰られてたみたいですが、自公不利との予想でこちらについた感がしますね。
今日は雨も降り、不在者投票も例年の1.5倍とのこと、浮動票が増えればこちらに有利。
でもね、東西南北さん、今回の選挙で勝っても、衆議院解散まで追い詰めて勝利する。その時期はできるだけ早めにする。国民の挙げた年金、社会保険庁などの税金の無駄、福祉問題などなど、弱者に対する現政権の姿勢への怒り、
やはり、政治は半々程度での緊張感がほどほどに良い、民主主義の遂行のためには、
では、次回からは、流れ者なんつぅーのが多く覗いて下さっている社会の規律のこと の方に投稿いたします。
東西南北さんとは強い連帯を続けましょうね。
今後とも宜しくお願いいたします。マーク
開票結果が楽しみですね、やはり争点は国民の生活に密着したものでないと結果が出にくい、その点、今回の年金問題は、憲法改正なんか、ふっとぶ、消費税導入時以来の千載一隅のチャンスです。
では、失礼いたします。