50歳で初めての子供誕生!<大学を卒業する時、私は72歳>

50歳にして子供を授かりました。がんばって働いて育てていくぞ!という気持ちを込めて「子育て日記」を書いていきます。

クループ症候群

2014-08-16 22:26:58 | Weblog
・13日から奥さんの実家で過ごし、Uターンの渋滞に付き合う気はなかったので昨日の夜遅く自宅に戻ってきた。8月初めから向うに単独ホームステイ中だった息子も明後日からはまた幼稚園の夏季特別保育に戻る。我が家の夏休みはこれで事実上終了である。

・夏休みと言っても、今年は奥さんのお祖母ちゃんの初盆なので実家の皆さんはもっぱらその対応。座敷を二間ぶち抜き、例年よりも立派な祭壇を設え、初めてお盆を体験(と言うのか?)お祖母ちゃんの御霊をお迎えする、というのは、まあよく話ではあるが、すごいと思うのは、親戚や近在の方々がひきも切らずお線香を上げに来てくれるのである。

・農村の朝は早いのかどうかはよくわからんが、早いお客さんは7時頃からやってくるので油断できない。それなりの茶菓で饗応し、当主(お義父さんかお義母さん)がしばらく話しのお相手をし、帰りにはお土産をお渡しする。13日から15日までの3日間で20組以上のお客様が来られたのではないかと思う。

・当然、準備やバックグラウンドの対応(食事の準備など)に当主以外のスタッフが必要になるわけで、義弟の奥さんはもとより、うちの奥さんや叔母さん(お義母さんの妹2人、一人は娘と二人で参集)など一家総出である。

・私は直接的に役に立つことはないが、義弟の子供3人とうちの息子の相手をするなどして3日間を過ごした。夏休み中とはいえ、初盆の時はお盆行事以外は基本的に自粛なので家の中で暴れまわる子供たちの見張り番である。盆踊りも花火見物も行かないので文句の一つも出るかと思ったが、基本みんなで遊んでいるだけで楽しいようなので助かった。

・しかしトラブルが一つあった。それがタイトルの「クループ症候群」。8/7の夜だったか、先行してホームステイ中だった息子の咳が止まらなくなり、呼吸困難を引き起こし、夜間救急対応の病院に担ぎ込むという騒ぎがあった。その時はすぐに症状は治まり、何かのアレルギーではないかという疑いで翌日検査を行った。

・私が合流した前日の12日には検査結果が出ていて、ハウスダストなどへの「陽性」というデータはあったが、まあ特段の原因は特定されていなかった。私が合流した日もすっかり元気になっていたが、夕食後どうも大人しいと思ったら「苦しい」と言い出し症状が再発。かなり苦しがり声も出なくなってきたので119に電話したら、その日小児科の担当医がいる救急外来対応の病院は車で40分ほどかかるところにしかないという。

・仕方がないのでそこに我が家の車で搬送。携帯で病院と連絡を取りつつ息も絶え絶え(そういう症状だそうです)の息子を担ぎ込み、一目見て担当の医師が言ったのが「クループですね。この咳、覚えておいてくださいね」というセリフだった。

・ウィルス等の感染で喉頭が炎症のため腫れて、咳や呼吸困難、声がかれるなどの症状が出る病気のようだが、対応策としては、咽頭や気道の腫れを抑える薬を吸引したり、幹線部分の腫れやむくみを抑えるステロイド剤を服用するとのことで、この日も速攻でその処方箋が書かれて緊急的に処置がなされ、その後念のため1時間ほど様子を見て、症状が改善したのを確認して帰ってきた。

・最初の発作の時のことを知っているお義父さんにも一緒に病院に来てもらったのだが、長時間付き合ってもらうことになってしまい、忙しいときに本当に申し訳なかった。手伝いに行っているはずなのに、申し訳ありませんでした。

・息子は生まれてこの方それほど大きな病気をすることもなく、「慌てて病院へ」ということも無かったので(親の方が良く倒れてる)、今回はやや焦った。原因はウィルスということであまり有効な防御の手立てはない(風邪をひかないよう気を付けるのと同じようなもの)のだが、病名ははっきりしたので対処方法が分かったのは良かった。とにかく今回のような咳をして苦しがっていたら病院に担ぎ込み「クループと診断されたことがあります」と申告し、薬剤の吸入とステロイド剤である。

・帰宅後も特段の変化はない。6歳ごろまでによく起きる症状とのことで、遠からず発症しなくなるのではと思うが、しばらく息子の咳にはちょっと敏感になる日々が続くのではないかと思われるのである。