YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

伊豆沼でガンの群れを見る

2023-11-03 11:51:00 | 野鳥
「どこかにビューン」のおかげで、ものすごく久しぶりに宮城県「伊豆沼」へ。

宮城県の北部に位置する「伊豆沼」と隣接する「内沼」を含む地域は、そこに集まる鳥と合わせて、国の天然記念物に指定されています。



また、1985年には釧路湿原に次いで日本で2番目にラムサール条約登録湿地に指定された水鳥の聖地!!

日本で越冬するガンのうち8割が訪れるという日本最大のガンの飛来地です。

今年もすでに8万羽を超えるガンたちがやってきているとのこと。



くりこま高原駅に11:15に到着したあと、駅中の観光案内所自転車を借り、いざ伊豆沼へ!





駅から伊豆沼まではずっと舗装道路を進みます。

秋晴れの中、田園風景が広がる道は快適。

ハス田で作業をされている方や、焼畑の煙を遠くに確認することができました。





そして休耕田の中で落穂を食べるガンの群れ!!



駅を出た直後からこんな光景が見られるなんて!!

途中、自転車を乗り降りしながら、伊豆沼へ。



駅から4kmあまりの「伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」に到着!




現在外装工事中で窓の外には足場が組まれていましたが、フィールドスコープも多数設置されていて、ここからたくさんの野鳥を観察できます。中央のテーブルは伊豆沼の形を模しているとのこと。

まずはすぐ近くのカフェで昼ごはん…と思ったら、なんと定休日でした(T ^ T)←調査不足

沼の反対側にハクガンが来ているというので、見に行ってみることにしました。



いやぁ、この距離だとなかなか難しいなぁ。「真っ白なガンなので目立ちますよ」とは言われたのですが、8万羽の中にたった2羽!!

幸運の女神は訪れず…。

それにしても遠い…。
双眼鏡で見てもこれくらいの大きさ。



ハクチョウですが、種類までは同定できず…。ガンもマガンを中心に、ヒシクイ、ハクガン、シジュウカラガン、カリガネと5種類も飛来しているそうですが、まったく分かりませんでした(^^;;

押し入れで眠っているフィールドスコープを持って行かなかったことを激しく後悔…_| ̄|○

そして途中、ご飯を食べるところなどほとんどないので、カバンに忍ばせていたおやつと朝のコーヒーの残りで昼食!



そんな折り、嬉しいことに水面にいた鳥たちが一斉に飛び立ちました。

猛禽類でも来たんですかね。
 




とにかく羽音と飛び立つ時の水面を蹴る(?)音が桁外れの迫力!

基本的に日のある時間はガンたちは休耕田へ食事に出かけ散らばっているのですが、それでも沼にいるものや他の水鳥なんかもごちゃ混ぜになり、広い空いっぱいに舞い上がる姿は壮観!!



写真だと一部しか捉えられずに残念。








そしてこれよりすごい現象が、鳥たちが寝ぐら(沼)に帰ってくる夕暮れと、飛び立っていく日の出の時間に見られるのです。



↑これは「ねぐら入り」ではないけれど、これが広範囲にわたってみられるイメージ?

飛び立つ羽音やガンたちのにぎやかな声は「日本の音百選」にも選ばれているそうです。

今回「寝ぐら入り」までは見られなかったのですが、まだまだ見どころがありました。

夕暮れの美しい様子はこちらの記事で!



【今朝のおうちごはん】

・昨日テイクアウトしたキャロットケーキ
・ミルクティー
@シェアハウスリビング



さてさて仕事へ行ってきまーす!