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YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

羽化直前!がんばれ!!

2021-07-20 07:57:00 | 昆虫や蜘蛛など



6/16に卵から孵化したアオスジアゲハ。



こんなにも小さかった幼虫がクスノキの葉を食べ、脱皮を繰り返してぐんぐん成長。

蛹になりました。

そして今朝。
蛹の色が黒く変化



どんどん中の様子がはっきりと見えてきています。

いよいよ羽化ですが、もう出勤時刻。




名残惜しいですがあとは、ビデオに任せて出勤します。

がんばれ!アオスジアゲハ1号!!

帰宅したら無事に飛び立っているといいです。




いってきまーす。


【今朝のおうちごはん】
・赤オクラご飯
・わかめと揚げ玉の味噌汁



今日もいい日になりますように!







アオスジアゲハ孵化する!

2021-06-16 09:14:00 | 昆虫や蜘蛛など

※写真は以前のものです

宝石のように美しいアオスジアゲハ。信号待ちをしていると、すぐ後ろでふわふわと行ったり来たり…。

一瞬パタパタと木にとまったかと思うとまたふわふわと離れていきます。

「おや、これって???」



初めて見ました!!
クスノキに卵を生んでいたのです。

葉っぱの裏にちょこんと一つ。
あの一瞬でよく上手に産みつけられるなぁという早技。

誘惑に負けて、「人さらい」さながら、蝶の卵をさらってきました。こちらもなかなかに早技(笑)



とても小さな卵です。
濡れたキッチンペーパーの上に置いておいたら、葉っぱがぐでっとなってしまいましたので、キッチンペーパーを外し、新たなクスノキを探しに行きました。アオスジアゲハはクスノキをはじめとしたクスノキ科の樹の葉が食草です。

餌を調達したつもりが…



なんと、またしても卵がついていました∑(゚Д゚)

こんなに身近で観察できるものだったのか!!!!!

だんだん卵の色がクリーム色にへんかしてきました。



解剖顕微鏡で見ると、目らしきものも見えます!!



そろそろかなぁと思っていたら、今朝起きてみると卵がない!!!!!

探してみたらいましたよー


体長およそ1mm。
拡大してようやく形がはっきりわかりました。

ゴツゴツしてます!!!!!

早速、用意してあったクスノキの葉に枯れた葉っぱごと乗せてみました。



すると、それまでじっと動かなかった幼虫がちゃんと移動していくではないですか。


小さいのにえらい!!



こちらは2号。


かなりの距離をぐんぐん進んでいきました。

ちなみに、実際にはどちらが先に孵化したのかは分かりません。残念ながら起きたら孵化していましたから。多分自分が出てきた殻をむしゃむしゃと食べたんだろうなぁ。

今は2匹揃って休憩中。


実は葉の影にもう1匹隠れています。
さらには職場でも5つの卵を観察中。

それにしても、アオスジアゲハのお母さんはすごい!ちゃんと赤ちゃんが食べやすい柔らかい新芽に産卵していました。しかも敵に見つからないよう、葉の裏側や、他の葉の影になる場所を選んでいるようです。

私はクスノキの新芽を探すのにとても苦労しましたよ。手に届く位置にはなかなか新芽がないんです。


↑モバイル顕微鏡(2代目)で卵を撮影。

光ってしまってうまく観察できませんでしたが、よく見ると葉と卵の間、糸のようなものでくっついている気がします。

アオスジアゲハのお母さんは産むとき、粘着質なものも分泌しているのかなぁ?

ちなみにアオスジアゲハのお母さんは卵を100個くらい産むという記述を見かけました。ナミアゲハは200個とも…。

こうして卵をさらう輩がいるので、たくさん産む必要があるんでしょうね。

なんとか無事に育てて外に放してあげたいです。


【今朝のおうちごはん】
・新玉入り根菜と鶏肉のスープ
・採れたてインゲン豆とミニトマト
・天然酵母パン
・豆乳ヨーグルトのイチゴジャム添え
・ルイボスティー

今日もいい日になりますように!



優曇華の花咲く頃

2021-06-07 08:31:00 | 昆虫や蜘蛛など



いつものお花屋さん(造園屋さん)でお花を買った帰り道。

あれあれ?

紫陽花の葉っぱの裏に何かついてますよー!?



優曇華(うどんげ)の花です!!!

花といってもその正体はクサカゲロウの卵のこと。青灰色のものはもうすぐ孵化するのかしら?




優曇華という聴き慣れない呼び名は、草から垂れ下がるように産みつけられる卵の様子から来ています。法華経に出てくる3000年に一度、如来が来るとともに咲くといわれる伝説上の花「優曇華」に例えた呼び方なんですって。卵なのに植物と間違えられちゃったんですね。

確かに糸の先に一つひとつ産み付けられた卵は不思議な感じがします。

成虫は緑色をしたレースのような美しい羽をもっています。



夜行性のため、あまりお目にかかることがありませんが、わりと普通にいる虫です。ちなみに、緑色だから草カゲロウというわけでなく、カメムシのように臭い匂いを出すことから「臭カゲロウ」という名前がつけられています。

ひーっ(>_<)

ちなみに今日のブログタイトルはノリで「優曇華の花の咲く頃」なんてつけちゃいましたが、繁殖シーズンは4〜10月なのでほぼ1年中みることができます。大晦日に卵を見つけたこともありました。



こんな風に目立たない場所にひっそりと産みつけられ、しかも4日ほどで孵化してしまうため、気づかれることが少ないのです。

本当は孵化の様子を観察したかったのですが、北多摩ルームには観察グッズもないし、部屋に虫を持ち込むと何かと厄介なので、紫陽花の葉っぱは、そっと生垣に置いてきました。
ごめんなさい(><)

この日入手した花たち



ハンゲショウの花(右上)なんて初めて部屋に飾りましたよ!?
あとは紫陽花とホタルブクロ。
しめて150円(笑)

紫陽花は茎の切り口に焼きみょうばんをつけて水揚げさせているんだそうです。

私は焼く派です


【今朝のおうちごはん】
・ローズマリートースト
・ハムエッグ
・レタスとトマトのサラダ
・ほうれん草とキノコのスープ


今日もいい日になりますように!