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YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

カマキリの脱皮殻

2023-08-25 22:32:00 | 昆虫や蜘蛛など
最近、カマキリによく出会います!

目の前をひらひら〜と飛んで着地した子です↓




なんだか色がはっきりしないのは、ひょっとしたら羽化したばかり?
それとも病気?

そしてこちらは別の場所で発見した脱皮の殻。

見えずらいところにあったので、動かしてみたら、なんだか情けないポーズになってしまいました。



裏返してみると、カマのギザギザまでしっかり残っていてびっくり。
そして触角?

え、え、えぇ〜っ
カマキリの食感ってこんなに長くあんでしたっけ???



こ、こわい…

そういえば自然教育園の「抜け殻展」で飾られていたゲッチョ先生のスケッチでも…



長いんですね!!!!!
勉強になります。




【今夜のおうちごはん】

・炒飯
・中華風卵スープ

明日もいい日になりますように!




またまたヘンテコな虫〜クワキジラミの幼虫〜

2023-05-30 05:59:00 | 昆虫や蜘蛛など
先日いつもの森へ朝の散歩に出かけたところ、クワの葉に、白い糸状のものが…



短く切られた太めの蜘蛛の巣のような、そうめんのように見えなくもないけれど、やはり触りたくはないような…

一体どんな虫が隠れているのか???



これは、いかにも虫の仕業っぽく感じましたから探してみることに…



ふむふむ。探してみると、クワの葉がそこかしこで丸められています。

中を覗くと…


やはりあの糸状のものが見えるではないですか。

そして、ついに発見!!



これは、やはり虫のようです。
歩いてますし…



調べてみると「クワキジラミ」という虫のようです。

シラミと言っても、カメムシの仲間で、体を守るために糸状の蝋物質を作り出すようです。

この蝋物質を自分の体にまとったり、葉につけたりして、どこが本体なのかわからなくさせているんだとか!!!

不思議な生き物がいるものです。



カメムシの仲間はこうした蝋物質を作り出すものがいますよね。

例えばはと虫と呼ばれるアオバハゴロモ。この幼虫も体に蝋物質をつけています。



アブラムシやカイガラムシでもよく見かけますよね。

いやはやヘンテコな生き物は本当にたくさんいるものです。


【今朝のおうちごはん】

・キムチ納豆丼
・鶏と青菜のすまし汁
・赤かぶの酢漬け
・お土産「御用邸の月」
・ルイボスティー

今日もいい日になりますように!


アサギマダラの幼虫に出会う

2023-02-05 18:15:00 | 昆虫や蜘蛛など
アサギマダラ(浅葱斑)は実にユニークな蝶です。

なんといってもあの華奢な羽で、1000km以上も旅をする渡り蝶。
鳥のように行ったり来たりするわけではなく、アサギマダラの寿命は4〜5ヶ月。渡った先で繁殖し、次のシーズンには新しい世代が、また元の場所へと渡っていくようです。そしてそこで繁殖し、さらなる世代が渡りを…。


2014.7@車山高原

一体なんのための渡りなのか…
そして、どうにもわからないのは夏にやってきた個体が、卵を産み、それが孵って幼虫越冬したあとのこと。春に成虫になると思われますが、そうするとその個体は渡りをしないのかなぁ…。調べてもよくわからないんですよね…

こちらがつい最近、多摩地域で見かけたアサギマダラの幼虫です↓



成虫も美しいですが幼虫とも、美しい!!

キョウチクトウ科のキジョランという植物を食べて育ちます。鬼女蘭!!なんてインパクトのある名前。

実が弾けると中から毛の長い綿毛が飛び出し(ガガイモに似てる)、それが鬼女の髪の毛のようだからということのようですが、何より強い毒性があることも関係があるのではないかと思われます。

アサギマダラはその毒を体内に取り込むことで、他の生き物から食べられにくい体質を手に入れました。

とはいえ、やはり毒は毒。
幼虫はまずは葉に円形の傷をつけて、毒性を弱めるのだそうです。



お尻を基点にぐるっと一周、葉っぱを噛み噛み。しばらくして毒性が薄くなってから実食!!

すごい技だと思いませんか?



な〜んて。実はわたしもつい最近そのことを教えていただきました。

数ある植物の中からキジョランを見つけ出すお母さんもすごければ、誰に教わることなく、毒のある葉を下処理してから食べる幼虫もすごい!!!



アサギマダラは、わたしの勉強不足ということもありますが、まだまだわかっていないことも多く、本当にミステリアスな蝶なのです。

羽化直前の蛹も美しいということなので、いつか見てみたいなぁ。




【今朝のおうちごはん】

・塩バターフランス
・ヨーグルト+金柑ゼリー
・カフェオレ



霜が降りる頃〜カメムシにも霜?〜

2022-11-23 06:59:00 | 昆虫や蜘蛛など
北多摩の森ではすでに霜が降りているのですが、いつも遅れてすでに霜がとけたあと…(^^;;

落ち葉や地面がしっとりと濡れている朝の森



見上げる木々もずいぶん葉が少なくなりました。



北多摩の静かな紅葉もひっそりと幕を下ろそうとしています。







帰り道に自転車を走らせていると、いつのまにかカメムシが…



まずは撮影しますよね。
突然自転車を止めて前かごを撮影する怪しい人(笑)

あまりうまく撮れずに諦めたのですが、しばらくかごにとまったままでした。

帰宅してから写真を見ると…



あれ?霜がついてる???

カメムシも凍っていたということでしょうか?

霜に見えましたが露かもしれません。極寒の地では人の眉や髭に霜が付くようですからカメムシに霜がつくこともあるのかな???

それにしても寒かっただろうなぁ。
小さな体でよく頑張ったものだと感動してしまいました。





【今朝のおうちごはん】

・目玉焼き
・ベーコンと野菜のソテー
・ミニトマト
・米粉パン
・ルイボスティー


今日もいい日になりますように!


秋の草むらで虫さがし

2022-10-05 07:14:00 | 昆虫や蜘蛛など
今週の北多摩散歩。

いつも行く公園の一角。
草刈りがされたあとでした




たしかに両脇からの草の攻撃が半端なかったものなぁ…

でもちょっと残念に思いながら歩いていると…



おや、何かいますよ!!!
ちょっとアップにしてみます。



答えはこちら↓


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カマキリ(チョウセンカマキリ)でした。草刈りのおかげで出会えたのかも…

さてこちらはなんでしょう?




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見事な三角形をした蛾がいました。

名前に「三角」がつくのかと思ったらそうでもなく、「ナカグロクチバ」というそうです。

確かに羽の中央の黒色が目立ちます。クチバは「朽葉」。「中黒朽葉」…、確かに!!

ちなみに「サンカククチバ」という種もいるようで、そちらは黒い模様まで三角という徹底ぶり。

ひらりと飛んできたのはイチモンジセセリ



珍しく背中を見せてくれました。オパールのような輝き!!

なんておしゃれ!
一見蛾に間違われる地味な蝶ですが、隠れおしゃれさんだったんですね♪
異性へのアピールに使われるのでしょうか?

木と木の間に巨大な蜘蛛の巣も張り巡らされていました。



秋になるとこんなに巨大になるんだなぁとしみじみ。

さてこちらはピエロのようなスマイルマーク



草むらというよりは木の上。
アカスジキンカメムシの終齢幼虫です。

このままの姿で越冬し、来春羽化して成虫になります。

卵で越冬するもの、蛹で越冬するもの、稀に成虫にのまま越冬するもの…。生物の生態は多様です。

植物たちも次世代へと命をつなぐことに大忙し。







そして、葉を落とし越冬の準備を始める木々。







そんな秋の森で虫たちは忙しく動き回っています。


【昨夜のおうちごはん】

・牛丼(具だけテイクアウト)
・オクラ
・玉ねぎと油揚げの味噌汁
・トマトとキュウリの塩サラダ
・カキ

今日もいい日になりますように!