ハッスルおやじ

定年退職後の人生を楽しみながら120歳まで生き抜こうとするオヤジの闘いの記録です

「書き初め」してみました

2010-01-06 09:00:10 | 日記
何年ぶりでしょうか?
ふと字を書いてみたくなり、昨年末に清水寺でやっていた「今年の漢字、新」を書いてみましたが、今となっては昨年の漢字ということに気付き、高校時代の漢文の教科書を引っ張り出して、漢詩を書いてみました


北宋時代の蘇軾(そしょく)という人の「春夜」という詩で、春の宵におこなわれた宴のあとを詩ったものです。
「一刻値千金」の部分は後世にかなり引用され有名なものです
        
春宵一刻値千金 (この節はとくに説明の必要は無いでしょう)
花有清香月有陰 (花の香りが漂い、月の光が影を落としています)
歌管楼台声寂寂 (管は楽器のことで、楼台はステージ、すなわち先ほどまで賑やかだったステージも今は物音ひとつしない)
鞦韆院落夜沈沈 (鞦韆は吊り下げ式のベンチ、院落は中庭、すなわち人気の無くなった中庭の夜は静かに更けてゆく)

というとくに宴のあとの物寂しい情景を詩ったものですが、私の個人的解釈ですので、ちょっと間違っているかも?

このほかに「春眠不覚暁」で始まる有名な、孟浩然の「春暁」も書きました

たまにはこんなんもいいでしょ